６月５日（水）読み聞かせ「もちもちの木」

  

 

６月４日（火）読み聞かせ「もちもちの木」　斎藤隆介　作　　滝平二郎　絵　（岩崎書店）

 

今年度第４回目の「読み聞かせ」は、１年生担任の小田　薫先生が担当でした。

小田先生は、自分が幼いころに読んでもらった本の中でも、特にこの本が印象に残っていて、今回改めて読んでみると、当時とは違った感想を持ったそうです。自分と同じように、この作品を小学校で習った生徒たちが中学生になり、改めて触れることでいろいろな気づきや違った印象を持つことができるのでは・・・と考えたと選書理由を話してくださいました。

（あらすじ）峠の猟師小屋に祖父と住む５歳の豆太は小心者で、夜は祖父を起こさないと便所に行けないほどだった。家の前には豆太が「モチモチの木」と名づけた大きな栃の木があった・・・。男の子「豆太」が「じさま」を思いやる心で恐怖心を乗り越え、成長していく様子を生徒は真剣に聞き入っていました。

　小田先生は、どこか懐かしい香りがする滝平二郎さんの切り絵もこの作品が好きな理由の一つと仰います。館内には「滝平二郎きりえの四季」シリーズやこの本と同じように斎藤隆介さんとの名コンビで描かれた絵本が他にもあります。

　みなさんもお気に入りの絵本をもう一度読み返してみませんか。