2019年 6月 21日
6月18日(火)読み聞かせ「ブラックホール」
今回の「読み聞かせ」は、杵束公民館の日下田周二さんが担当でした。
アルベルト・アインシュタインが唱えた一般相対性理論や観測データから、その存在が示唆されていたブラックホール。2019年4月10日、世界で初めて撮影に成功したというニュースは記憶に新しいですが、今回はそのことについてわかりやすく紹介してある「宇宙科学キッズサイト」を見ながらブラックホールについてや今回の偉業に至る経緯などのお話を聴きました。ブラックホールとは、太陽の20倍を超える大きさの惑星が寿命で超新星爆発を起こした場合、中心核が自らの重力に耐えきれずに極限まで潰れていくとされています。その極限まで潰れて密度が大きい天体がブラックホールと呼ばれるものになるそうです。重力が非常に強く、光さえ出られないブラックホールは、真っ暗な存在ですが、周辺の星や発光するガスなどによってその存在を見つけることができるそうです。
今回撮影されたブラックホールはM87という銀河で発見されたもので、その大きさは太陽系全体よりも大きいと言われていますが、まだまだわからないことだらけです。
日下田さんは、パソコンやディスプレイをわざわざ持って来られ、写真や動画を生徒に見せながら話してくださったことでより関心を持つことができました。
もしブラックホールに吸い込まれたらどうなるのか、また、地球の近くに出現したらどうなるのか、人類はどこまで解明していくのでしょうか。
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