７月３日（水）読み聞かせ「もうぬげない」（ヨシタケシンスケ）　「すごいね！みんなの通学路」（ローズマリー・マカーニー 著　西田佳子 訳）

  

 

７月３日（水）読み聞かせ「もうぬげない」（ヨシタケシンスケ）

「すごいね！みんなの通学路」（ローズマリー・マカーニー 著　西田佳子 訳）

今回の「読み聞かせ」は、小林美保先生が担当でした。

小林先生は、まず、お風呂に入る前の脱衣のシーンを面白おかしく書いてある絵本の「もうぬげない」を気持ちを込めて明るくそして楽しそうに読みました。生徒は、絵本の楽しい絵を目で追いながら、先生にしっかり耳を傾けていました。中には子どものころを思い出し共感しながら先生の話を聞いたかもしれません。人と違うことを受け入れられるとちょっと楽になるかも・・・という選書理由に込めた思いは届きましたか？

続いて、小林先生は「すごいね！みんなの通学路」を読みました。この本は、いろいろな通学路や通学方法を写真とともに紹介しています。舟を漕いで川を渡って登校する子ども、空中のロープをたぐりながら川や谷を渡り通学する子ども、岩だらけの高地の崖道や落ちかけて斜めになった吊り橋を渡る子ども、ワイヤー2本だけの橋を渡る子ども、高い崖をはしごをかけ上る子ども、ロバや水牛、犬ぞりに乗って登校する子ども、氷河の上を登校する子どもなど、いろいろな通学路や通学方法で登校する子どもたち。学校へ行くだけで冒険じゃないかと自分の想像を超えた世界に心から驚かされます。学校にないからとたらいにいっぱいの水を頭に乗せて運んでいる少年の写真がとても印象的でした。