2019年 8月 30日
8月28日(水)読み聞かせ「歌が世界を動かした!」-ウィ・ア・ザワールド物語-
文:北村得夫 影絵:藤城清治 (星の環会)
8月28日(水)今回は、本校の音楽担当の山田優子先生が読み聞かせをしました。山田先生は、本校が1学期に松江JICAから講師を招きSDGsについて学んだことや、音楽の力を感じてほしいという理由などから「歌が世界を動かした!」の絵本を取り上げました。この絵本は、マイケル・ジャクソンやライオネル・ リッチー、スティービー・ワンダーら45人のミュージシャンが歌った「We are the World」が、飢餓に苦しむアフリカの子どもたちを救ったという実話を紹介した絵本です。
生徒の中には、マイケル・ジャクソンの名前を知っている生徒はいましたが、絵本に出てくる他のミュージシャンのことはほとんど知らなかったようです。生徒は、絵本の素敵な影絵を目で追いながら、しっかり耳を傾けていました。職員の中には、学生時代を思い出しながら先生の話を聞いたという人もいました。
本の中で、マイケルとライオネルはこう歌っています。
“子どもたちを救うのは、私たち自身を救 うこと。飢えた子どもたちの現実に目をそむけるのは、人間の心の死を意味します。これ以上に恐ろしい死はないでしょう”
飢えて亡くなる子どもたちが少しでもいなくなるようにと、大きな影響力を持つ有名ミュージシャンたちが、一丸となってまさに「歌が世界を動かした」実話を伝える素晴らしい絵本です。色鮮やかな絵にも心打たれます。子どもだけでなく、大人の方にもぜひこの絵本を読んでもらいたいです。
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