このページの本文へ移動

9月18日(水)読み聞かせ「数学のすべてがわかる本」

2019年 9月 19日

  • 印刷する

  

 

9月18日(水)読み聞かせ「数学のすべてがわかる本」科学雑学研究倶楽部 編

今回は、本校の数学担当の勝田 勉先生が読み聞かせをしました。勝田先生は「テストのための数学ではない数学を紹介したいとこの本を選んだ理由を説明し、「はじめに」のところを読みました。「この本は、数学が好きな人はもちろん、数学が嫌いな人にも楽しく読んでいただける一冊です。数学ということで、少しは計算式が登場しますが、ほとんどが中学校レベルのものですので、数学アレルギーの方でも大丈夫だと思います。」

まずは少しハードルが下がったことで次に紹介された「数の基本 自然数」についてのお話を興味深く聞くことができました。「大昔、ある部族が隣の部族と戦争することになり、出陣の前に部族の長老が戦士一人につき1個の小石を袋に入れる。袋の小石が、出陣した戦士の数になる。戦闘が終わり、戦士が帰還する。長老は戦士が一人帰るたびに小石を1個取り出していく。戦士が全員帰還しても袋に小石が残っていると、残った小石の数が戦死者の数になる。この小石が数の概念の起源だといえる。…小石で表すことのできる数が、現代の私たちが使っている自然数である。」

次に勝田先生は、生徒には少し難しいかもしれないが、中学生くらいになれば、大人向けの本も少し読んでもらえたらとの考えで、『大人のやりなおし中学数学』-論理的思考の基礎が身につく-(益子雅文 著 (株)SBクリエイティブ)という本も紹介しました。話を聞き終わった後、「もっと知りたい」「数学って面白い」「その本を読んでみたい」「数学の先生だけあって解説がわかりやすかった」と感じた人が多かったのではないかと思います。今日の読み聞かせが数学の世界に関心をもつきっかけになったことは間違いありません。

このページに関するお問い合わせ先

  • 弥栄中学校
    電話:0855-48-2239   FAX:0855-48-2647   メールアドレス:yasaka-j@hamada.ed.jp

ページの先頭へ戻る