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1月21日(火)読み聞かせ「脳と体のしくみ絵辞典」

2020年 1月 22日

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1月21日(火)読み聞かせ「脳と体のしくみ絵辞典」 著者:久恒辰博(PHP研究所)

今回の読み聞かせは、佐々本厚子さんが担当でした。

佐々本さんは前回に続き脳についてのお話をしてくださいました。今回紹介していただいた「脳と体のしくみ絵辞典」は「脳のしくみを知って、夢をかなえよう」という魅力的なキャッチフレーズが付いており、学生時代に知っておきたいポイントを生徒に紹介されました。

 

「記憶」は「意味記憶やエピソード記憶、手順記憶、古典的条件付け」という種類があり、海馬が記憶のために大変大切な働きをしています。海馬はいろいろなことを覚える際、記憶情報を何度も大脳皮質に書き込む役割を果たしているといわれるそうです。記憶は繰り返し思い出すことで強化されます。低学年で覚えた漢字はほとんど忘れないのに、高学年で習う漢字は、時々復習しないと忘れてしまうのはこのためです。勉強にはやはり復習が大切といえます。

また、脳と朝ごはんの関係についても紹介されました。朝ごはんを食べないでエネルギーである血液中の糖分が減ってしまうと、脳の働きが止まってしまうかもしれません。エネルギー源であるブドウ糖はご飯やパン、バナナなどに多く含まれているので、これら中心の朝ごはんが理想だそうです。

「テストで差がつくマル秘勉強法は?」「スポーツ万能でクラスの注目を浴びるには?」など、スポーツや勉強をより効果的に進めるための科学に裏付けられたヒントがこの絵辞典にたくさん入っています。脳は工夫次第で死ぬまで成長し続けることができる、特に生きがいをもって前向きに暮らすことで脳の成長を促す脳のホルモンの分泌量が増え、脳の活動を活発に保つことができるそうです。

もっといい点をとりたい、逆上がりができるようになりたい、記憶力をアップさせたいなどの夢は、脳のしくみを知れば必ずかなうという、著者の励ましが伝わってくる元気の出る絵事典でした。

このページに関するお問い合わせ先

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