2020年 7月 6日
7月2日(木)読み聞かせ
「復活の日」著者:小松左京
勝田 勉 教諭
「復活の日」を選ばれたのは,現在のコロナウィルスが拡大している現状と似ている場面が描かれている作品だったからだそうです。
あらすじは、ある国の研究所より持ち出された細菌が事故により世界中に広まり,南極にいた1万人以外の人類の命を奪うというものです。その中で南極に残された人々は,英知を結集して人類の復活を目指していくという内容です。
大半の生徒は10年ぐらい前の作品ではないかと予想しながら聞いていました。それぐらい,作中の人々の不安や戸惑い,そして国際社会の混乱の様子が,コロナウィルスに向かう現代社会と酷似していたからです。
今回の読み聞かせは,サイエンスの世界を身近に感じさせてくれると同時に,困難な場面に出会った時,自分はどう判断していくのか問いかけられるひと時でした。
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