2020年 11月 5日
10月13日(火)読み聞かせ エンデの会 竹岡幸江さん
「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」(レオ・バスカーリア作 みらいなな訳)
「いのちは永遠に生きている」
春に芽吹き、冬に散っていく葉っぱのフレディ。いのちと自然をフレディの一生に例えて教えてくれるお話です。竹岡さんの語りから、葉っぱのフレディの思いとダニエルのメッセージが伝わってきました。
フレディは、ダニエルから「葉っぱの生き方」や「自然の営み」を教えてもらいます。秋になると、フレディや他の葉は色がそれぞれ変わっていきます。そして、「一つ一つの葉がそれぞれの役割を果たし、引っ越しをするのだ。」とダニエルは語ります。
中学生にとっても、大人にとっても心を打つ言葉です。「変化することは自然なこと」、「役割を終えたいのちには、次のいのちを支える役目が待っている」と励まされるようです。また、「わたしたちはどこから来て、どこへ行くのだろう。生きることは、死とは何だろう。」という問いも浮かんできます。
描かれている美しいフレディの姿とともに、竹岡さんの深い愛が伝わってくる穏やかなひと時でした。ありがとうございました。
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