2020年 11月 16日
11月12日(木)読み聞かせ 寺迫 啓二 先生
作品「なぜ僕らは働くのか~君が幸せになるために考えてほしい大切なこと~」
監修:池上 彰 発行所:学研ぷらす
本日の担当は寺迫先生でした。早朝から,会場である体育館を開け,生徒が寒くて困らないようにストーブをつけておられました。先生の心遣いがその穏やかな声とともに温かい雰囲気を醸し出す中,読み聞かせは始まりました。
「なぜ僕らは働くのか」
書名にもなっている問いに,「人間は仕事を通して,助け合って生きているから。」と著者は答えを出しています。社会生活を過ごすうえで、自分一人で出来ないことを誰かに助けてもらって衣食住をまかなっていること,また,どの仕事も世の中には必要であり誰かの役に立っていることが、著者の考えです。
そして,今の自分と真剣に向き合えば,将来の道は必ず見つかると、著者は書いています。
「仕事ってなんだ?」,「やりたい仕事の見つけ方」や「コミュニケーション能力の捉え方」を読んでくださいました。そして,著者が強調している「自分一人の時間を持つことの大切さ」についても読んでくださいました。生徒たちは顔を上げて、自然体かつ真剣に本の内容に耳をかたむけていました。読み聞かせをしてくださった寺迫先生は,「今日読んだ内容はほんの一部なので,全てを読んでほしい。」とおっしゃっています。
サブタイトルにもあるように,きっと明日を楽しく生きる意味を見つけられるきっかけになるでしょう。
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