2021年 5月 27日
「家を出る日のために」 著者:辰巳 渚 出版社:イースト・プレス
「ヤクーバとライオン1勇気」 作:ティエリー・デデュー 出版社:講談社
担当:学校司書 横山貴子さん
自立して早く1人暮らしをしたいですか。それとも,まだ1人暮らしをするには戸惑いがありますか。
本日の読み聞かせの本の題名は「家を出る日のために」でした。弥栄中生は,中学校を卒業したら,寮生活を過ごす人も多いですね。
1人暮らしをするためには、何が必要なのでしょう?この本には,具体的に身に付けておくことが書かれており,それが,充実感にあふれた生活につながるとのことです。そのためにも「やらされる」手伝いではなく,普段から1人暮らしの準備として,家事を楽しく手伝えるとよいですね。
「ヤクーバとライオン」は,少年ヤクーバが大人の仲間入りする内容です。大人として認めてもらうためには、試練を乗り越えなければなりません。ヤクーバは,自分で考え抜いて,他の人とは違う生き方を選びます。自分で責任を取る生き方を選ぶのです。一人の少年のおかげで,村の家畜は,ライオンに襲われることはなくなりました。
来年の4月から1人暮らしをする人もいることでしょう。「家を出る日のために」。ぜひこの本を読んで,「自立」「共生」について考えてみてはどうですか。毎日の日常生活と人々との出会いが,幸せにつながっていることに気づき「感謝」の気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
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