2022年 4月 21日
「14歳の世渡り術 世界を平和にするためのささやかな提案」(河出書房新社)
著者:サヘル・ローズ,池澤 春菜 他20名 絵:ヨシタケシンスケ
世界のあちらこちらで,戦争や紛争の絶えることのない日々が続いています。その時代をどのように生きていくのか、「平和」を築くための22のヒントが書かれている本を紹介しました。
サヘルさんは,自分の感情をこぼすことをためらわないこと,そして,自分に「平和」を築くために何ができるか問い続けることが大切だという提案をしました。もう一人の池澤さんは,「読書」が異文化や他者を理解する助けとなり,世界と自分をつなぐ手助けをしてくれるという内容でした。
今は何もできなくても,いずれ世界の人々と心と手をつなぐことは必ずできる。そんな思いで,「未来」を生きる生徒の皆さんに聴いてもらいました。
代表生徒から,「今の時代だからこそ,大切なことだと思いました。今の自分にできることからしたい。」と感想が述べられました。難しいテーマであったと思いますが,温かくも頼もしい感想が,その場の雰囲気を明るく照らしたように感じました。
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