2022年 8月 31日
8月30日 火曜日 前島先生
題名:「あの日をわすれない はるかのひまわり」
作者:指田 和子 絵:鈴木びんこ 出版:PHP出版
9月1日の防災の日を目前にして、「阪神淡路大震災」にまつわる絵本を読んでくださいました。
初めに、弥栄中の西側の畑に大きく花開いたひまわりの写真を見せてくださいました。ひまわりの生命力について話された後、いよいよ読み聞かせ開始です。
1995年1月17日。朝早くに起きたあの震災で多くの命や思い出が奪われました。主人公の「いつか」もその一人です。妹である「はるか」が亡くなり,家族の中で妹のことを語るのもためらわれるようになった高校生。それでも、多くの人々と関わり合う中で、心の傷が癒え、震災を知らない次世代の若者に語り部を行うようになった「いつか」。神戸のひまわりをめぐるノンフィクションです。
目の前にいる人といる、この一時がいとおしくなる時間でした。
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