2022年 10月 6日
読み聞かせ 10月4日 火曜日 新屋 俊範 先生
「へいわとせんそう」文:たにかわしゅんたろう 絵:Noritake
戦争や紛争についても、改めて考える機会となりました。今回、紹介された「へいわとせんそう」という絵本につづられている言葉を、生徒たちはしっとりと聞き入っていました。見開き2ページで、平和な日々を過ごす家族と戦争の日々を過ごす家族を比べる形で書かれていました。平和と戦争の違いが一目で分かります。お子さんは、この本を読んだ後に「せんそうにいったらいけんよね。」と言われたそうです。そして父である先生は、お子さんに「5年かけて、ゆっくり成長してきたあなたが戦争に行って、一瞬で死ぬのはいやだ。」と伝えられたそうです。
味方の赤ちゃんと敵の赤ちゃんは、姿も心も何一つ変わりありません。愛情を注がれて成長する姿や命の重みは、味方であろうと敵であろうと何も変わりはないのです。愛情を一心に受けてすやすや眠る赤ちゃんは、どの国や地域でも大きな希望です。誰もが勇気をもって「戦争をしない!」と言う力をいただいたように思います。新屋先生ありがとうございました。
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