2024年 11月 7日
10月31日(木) 3年生家庭科授業の一環で、寿光苑の小笠原詞子施設長を講師としてお迎えし、「介護の基礎的講座」を行いました。浜田市社会福祉協議会からも2名の方々に来校いただきました。
小笠原さんのお話を受けて、生徒たち自身がしっかり考え、自分なりの意見をもち、実際に体を動かしながら講座は進み、2班に分かれて高齢者疑似体験も行いました。①高齢者のお年寄りの方たちと自分たちの違いは何か、②福祉とは何か、介護の仕事の実態はどうか③みんなが幸せに暮らせるようになるために自分たちにできることは何だろうかなどの視点をもとに、生徒たちは意欲的かつ主体的に学ぶことができました。大変貴重な体験の場を提供していただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。以下、生徒たちのこの講座をとおして感じたことの一部を紹介します。
・介護の現場では、高齢者の方々は視野が狭くなったりするので、話しかけるときにびっくりされないように視界に入って話しかけるなど、配慮されているということでした。高齢者の方々の尊厳を大切にされているのだとわかりました。
・実際に体が不自由になることを体験して、想像をはるかに超えるくらい体が動かしづらかったです。耳や目の機能の低下も体験できて、びっくりすることがたくさんありました。
・高齢者の方にはできないことが増えていくけど、一方で、高齢者の方にしかできなこともあるということを学びました。
・この講座をとおして高齢者の方々との接し方やその際のポイントがわかったので、地域の行事などに参加する際や日々の生活で出会う際に生かしたいです。
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