このページの本文へ移動

広浜鉄道今福線

2016年 11月 29日

  • 印刷する

ツキノワグマにご注意ください!

平成28年5月17日以降、広浜鉄道沿線の浜田市佐野町・宇津井町や近隣の浜田市後野町でツキノワグマが頻繁に目撃されています。特に、早朝や夕暮れ時などの薄暗い時間帯はツキノワグマの行動が活発になると言われています。広浜鉄道を見学される際は早朝や夕暮れ時を避けるとともに、鈴やラジオなど音の出るものを身に着け、存在をツキノワグマに教えるなどして細心の注意を心がけてください。

 今福線は広島と浜田を結ぶ広浜鉄道の島根県側のルートとして昭和8年、旧国鉄山陰本線の下府駅から石見今福駅までが着工されました。しかし、工事がほぼ完成した昭和15年、太平洋戦争のため中断されました。

 戦後、今福線旧線とは別に浜田駅を起点とする今福線新線として工事が再開されましたが、昭和55年、国鉄の慢性的赤字経営の影響により、工事が中止されました。その後、工事を引き継ぐ事業者も現れず未成線として終わり「幻の広浜鉄道」と呼ばれるようになりました。

 現在、下府駅から旭町駅跡地間にはトンネル、橋梁、橋脚等の遺構が残っています。一部の鉄道敷地は道路に転用され使われています。また、平成20年には、「今福線コンクリートアーチ橋群」が公益社団法人土木学会から選奨土木遺産の認定を受けました。

マップ

【イラストマップ】幻の広浜鉄道今福線マップ(外部リンク)

(島根県技術士会今福線研究分科会作成)

 

【国土地理院の地理院地図】今福線鉄道遺構写真・地図(外部リンク)

(浜田県土整備事務所作成)

【しまね市町村まちナビ】広浜鉄道女子旅編(外部リンク) ↓ 

※遺構巡り時の注意事項

・遺構の一部は道路沿いにあります。遺構を見学するための歩道や柵などはありません。遺構を見学される際は、自動車の往来や歩行時など安全に十分気をつけてください。

・立入禁止区間には入らないでください。

・地域住民の方の迷惑にならないようご配慮ください。

広浜鉄道今福線の鉄道遺構をご紹介します

JR下府駅(旧線起点)

 JR下府駅幻の3番線

2番線ホーム(写真右側)のさらに右側が今福線が入る予定だった幻の3番線です。

 

上府第一トンネル

上府第一トンネル

すぐ横に県道が開通し閉鎖されるまでは、市道としてトンネル内を車が通行していました。トンネル内ですれ違うことができないので、譲り合いながら通行したそうです。

橋脚群

 橋脚群

今福線旧線では、最長の橋梁。円形の橋脚(橋の土台)は流水の影響を小さくするためのものです。全国的には、舟形や小判形が多く、貴重な存在です。県道を挟んだ山側には、橋台と今福第一トンネルがあります。

5連アーチ橋

5連アーチ橋

 現在は県道として使用されています。県道下に下りて眺めると、5連アーチ橋の奥の山側に擁壁を重ね合わせた面白い構造であることが分かります。

4連アーチ橋

4連アーチ橋

 今福線アーチ橋群のシンボル的存在です。コンクリートのアーチ橋は、太平洋戦争による鉄不足の時代に多用されたものです。今福線のアーチ橋群も、その影響を受けていると考えられます。

今福第五トンネル

 今福第五トンネル

 今福第五トンネルの北と南の坑口側にはそれぞれ橋台と橋脚があります。このトンネルの中には、横穴を掘ってJR西日本の地震計が設置してあります。

おろち泣き橋

おろち泣き橋

 この橋の下の1点に立つと、目の前の橋から、ある音が大きく聞こえる場所があります。この1点に立つ人だけに「おろち」が泣く声が聞こえます。

鉄楽の道

鉄楽の道

 新線の第二下府川橋梁から下長屋トンネルまで真っ直ぐに続きます。映画「天然コケッコー」のロケ地となりました。

第一下府川橋梁・4連アーチ橋

第一下府川橋梁から4連アーチ橋をのぞむ

 写真は第一下府川橋梁(新線)から4連アーチ橋(旧線)を写しています。新線と旧線が交差する全国的に珍しい場所です。4連アーチ橋は全長47mです。

※立入禁止区間。イベントの際に開放します。

下長屋トンネル

下長屋トンネル

 全長1,633mも続く真っ直ぐなトンネルです。

今福橋梁

今福橋梁

 下長屋トンネル(今福側)から現在市道として使われている路盤跡を東に300m進むと、取り残されたかのようにひっそりと佇んでいます。

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 産業経済部 観光交流課
    電話:0855-25-9530   メールアドレス:kankou@city.hamada.lg.jp

ページの先頭へ戻る