2022年 8月 17日
日本は平成27年3月に世界保健機関(WHO)にて麻しんの排除状態であるとされました。
しかし、H28年以降全国的に麻しん患者が増加傾向です。
H29 年4月に松江市内の病院より麻しん患者の発生届がありました。患者は回復傾向にあります。
その後も渡航歴のある患者の輸入例を発端として集団発生は起こっていますので引き続き注意をお願いします。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目やにといった症状が現れます。その後口腔内に白い発疹がみられるようになり、全身に赤い発疹が広がります。気管支炎や中耳炎を引き起こすこともあります。
麻しんは感染力が強く、時には肺炎、脳炎といった合併症を起こすこともあります。ひとたび患者が発生すると、次々と感染が拡大し、保育所や学校などの集団生活の場で流行しやすい感染症です。麻しんを疑う症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
自分がかからないために、周りの人がかからないために、予防接種が有効です。
<リンク>
このページに関するお問い合わせ先