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議会のおはなし(子ども向け)

2023年 1月 4日

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議会のおはなし(子ども向け)

   わたしたちが住んでいる浜田市(はまだし)を住みやすくするにはどうしたらよいでしょうか。浜田市に住んでいるみんなで意見(いけん)を出し合って、みんなで考えるのが一番よいやり方ですが、実際にみんなで集まって話し合うのは大変(たいへん)です。

  そこで、市民(しみん)のなかから代表者(だいひょうしゃ)を選んで話し合いをします。

  この代表者(だいひょうしゃ)を選ぶことを選挙(せんきょ)といい、選ばれた人たちを市議会議員(しぎかいぎいん)といいます。
  そして、市議会議員(しぎかいぎいん)が集まって話し合いをする場所を市議会(しぎかい)といいます。

  それでは、市議会のことについて調べてみましょう!

                        

        議会のおはなし(冊子版)  ←議会のおはなしを冊子(さっし)にしています。

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 市議会のしくみや仕事(しごと)などを紹介(しょうかい)しています。

 

わたしたちと市議会

 ○市議会(しぎかい)は何をするところですか?

 ○市議会議員(しぎかいぎいん)とはどのような人たちですか?

 ○市議会議員はどのように選ぶ(えらぶ)のですか?

 ○自分の意見(いけん)や願い(ねがい)を市議会に伝えることはできますか?

 ○市議会の会議(かいぎ)を見に行くことはできますか

 ○議場(ぎじょう)はどんなところですか?

                

市議会のしくみ

 ○市議会はどのような仕事(しごと)をしていますか?

 ○市議会はいつ行われますか?

 ○市議会にはどのような会議(かいぎ)がありますか?

 ○市議会はどのように進められますか?

 ○本会議はだれが会議を進めるのですか?

 ○本会議の話し合いの内容(ないよう)を知ることができますか?

 

 市民・市議会・市長の関係

市民と市議会と市長の関係 

 

 市議会は何をするところですか?

 市議会は、みんなが明るく住みよい暮らしができるように、市民から出された希望(きぼう)や意見(いけん)を聞き、市の仕事の内容(ないよう)と、それに必要(ひつよう)なお金の使い方(予算(よさん))を決めたり、自治体(じちたい)(浜田市)のなかで仕事を進めるための決まり(条例(じょうれい))をつくったりするところです。
 日本国憲法(にほんこくけんぽう)の第94条では、自治体(じちたい)(浜田市)が法律(ほうりつ)の範囲(はんい)のなかで条例をつくることができることを保障(ほしょう)しています。市議会で決まったことを進める(すすめる)のが市長で、市の仕事は市議会と市長(しちょう)がお互いに意見を出し合い、協力(きょうりょく)して進めます。

 

 市議会議員とはどのような人ですか?

 浜田市には、現在(げんざい)、約5万人の人が住んでいるので、わたしたちの暮らしに大切な市の仕事について、市民全員(しみんぜんいん)が集まって話し合いをすることはできません。

 そこで、わたしたちの代表者(だいひょうしゃ)を選挙(せんきょ)で選びます。
 この代表者が市議会議員(しぎかいぎいん)です。
 浜田市で選ばれる市議会議員の人数は22人で、任期(にんき)は4年です。
  *現在の議員の任期は、令和3年10月23日から令和7年10月22日までです。
   
 

市議会議員はどのように選ぶのですか?

 
 市議会議員は、18才以上の国民(こくみん)で、浜田市内に3ヶ月以上住んでいる市民が選びます。
 選挙は、浜田市内全体を一つの選挙区として行われます。
 選挙には、25才以上の人で、市議会議員を選ぶ権利(けんり)(選挙権(せんきょけん))を持っている人が立候補(りっこうほ)できます。
 
  
 

自分の意見や願いを市議会に伝えることはできますか?

 
 市で行う仕事への要望(ようぼう)や意見は、市議会や市長あてに出すことができます。
 市議会に出すときは、議員の紹介が必要なものを「請願(せいがん)」と言い、議員の紹介(しょうかい)がいらないものを「陳情(ちんじょう)」と言います。
 市議会では、その内容を調べて、ふさわしいと認めるときは採択(さいたく)し、市政(しせい)に反映(はんえい)できるよう努め(つとめ)ます。
 
 
  

市議会の会議を見に行くことはできますか?

 だれでも、市議会の本会議(ほんかいぎ)や委員会(いいんかい)などのようすを見たり聞いたり(傍聴(ぼうちょう))することができますので、ぜひ、見に来てください。 本会議場には、傍聴するための席(傍聴席)が55席用意されています。傍聴するためには、簡単(かんたん)な手続き(てつづき)が必要(ひつよう)です。その手続き(てつづき)が終われば本会議や委員会を傍聴することができます。

 
 

議場はどんなところですか?

 
 議場は、議員全員が集まって話し合いをする本会議(ほんかいぎ)が開かれる場所です。
 議場には、会議を進める議長(ぎちょう)の席(議長席)、市長がこれから1年間の方針(ほうしん)を述べたり議員が提案(ていあん)や報告(ほうこく)をする場所(演壇(えんだん))、議員が質問(しつもん)をする席(質問者席)、市の仕事を進める人の席(執行部席(しっこうぶせき))、議員席、会議の様子(ようす)を見たり聞いたりする人の席(傍聴席)、新聞(しんぶん)の記事(きじ)を書く記者や報道(ほうどう)カメラマンの人たちの席(報道者席)などがあります。
 
   
 

市議会はどのような仕事をしていますか?

 
 市議会では、多くの仕事をしていますが、主なものは次のとおりです。
  ・市の仕事を進めるために必要な決まり(条例)をつくったり、廃止したりします。
  ・市の仕事をするために必要なお金の使い方(予算)を決めたり、正しく使われたかどうか(決算(けっさん))を調べます。
  ・市が行うべき仕事やその方法について提案(ていあん)します。
  ・市の仕事が、市民のために行われているかどうかを調べます。
  ・市民のためになることについて、国や島根県に対して、こうしてほしいという意見を出します。
  ・副市長など、市の重要な地位(ちい)につく人たちを決めるときに賛成(さんせい)(同意(どうい))するかどうかを決めます。
 
 

市議会はいつ行われますか?

  
 浜田市議会(はまだしぎかい)では、平成31年度から「通年会期制(つうねんかいきせい)」を取り入れ、11月1日から翌年の10月31日までの1年間、いつでも会議を開くことができるようになりました。
なお、原則(げんそく)として、定例日(定期的に開く日)を12月1日、2月24日、6月15日、9月1日として定め、12月、2月、6月、9月の年4回、定例会議を開くことにしています。
  
  

市議会にはどのような会議がありますか?

  
 市議会の本会議は、議員が全員で話し合いをする会議です。お金の使い方(予算(よさん))や決まり(条例(じょうれい))などいろいろなことについて意見を出し合った後に、議会としての考えを最終的(さいしゅうてき)に決めます。
市の仕事は、この議会での決定に従って進められます。
委員会は、本会議で決める前に、議員がグループに分かれて、市の仕事の内容を専門的(せんもんてき)に調べたり話し合ったりする会議です。
 委員会では、市民の意見や要望(ようぼう)(請願(せいがん)・陳情(ちんじょう))についても内容を詳しく調べます。
 委員会には、市の仕事の分野で分けた4つの常任委員会(じょうにんいいんかい)のほかに、議会広報広聴委員会(ぎかいこうほうこうちょういいんかい)と議会運営委員会(ぎかいうんえいいいんかい)と必要なときにおかれる特別委員会(とくべついいんかい)などがあります。

 

常任委員会

そうむぶんきょういいんかい        総務文教委員会
(定数8人)

市全体の仕事の進め方や税金(ぜいきん)の使いみちlこれからの計画(けいかく)や学校教育(がっこうきょういく)の充実(じゅうじつ)やスポーツの振興(しんこう)、消防(しょうぼう)などについて調査(ちょうさ)し話し合います。

ふくしかんきょういいんかい              福祉環境委員会
(定数7人)

高齢者(こうれいしゃ)・児童(じどう)・心身障がい者(しんしんしょうがいしゃ)などの福祉(ふくし)、医療(いりょう)、地球・自然・生活環境(せいかつかんきょう)の保全(ほぜん)や水道・下水道の運営などについて調査し話し合います。

さんぎょうけんせついいんかい          産業建設委員会
(定数7人)

農業や水産業や林業、商工業(しょうこうぎょう)の振興、雇用(こよう)や労働対策(ろうどうたいさく)、 観光(かんこう)の振興、都市計画(としけいかく)の策定(さくてい)、道路・河川・市営住宅(しえいじゅうたく)などの建設(けんせつ)や管理(かんり)、建築物(けんちくぶつ)・景観(けいかん)に関する指導(しどう)などについて調査し話し合います。
よさんけっさんいいんかい              予算決算委員会
(定数21人)
市が行う多くの事業(仕事)にかかるお金(予算)について調査し話し合います。

 ぎかいこうほうこうちょういいんかい    議会広報広聴委員会
(定数10人)

議会の内容を掲載している「議会だより」を作成したり、市民に議会の仕事の報告をしたり、市民から希望や意見を聞いたりする会を行ったりします。

ぎかいうんえいいいんかい         
議会運営委員会

議会の進め方やルールなどについて話し合い決定します。

とくべついいんかい             
特別委員会

特定のことについて調査研究などをするために、そのつど設置され話し合います。

  

市議会はどのように進められますか?

  
  
 市 長(しちょう)  市のお金の使い方や仕事の進め方の計画をつくります。
  ↓
 本会議(ほんかいぎ)  市長が市の計画について説明し、議員の質問に答えます。
  ↓
 委員会(いいんかい)  市の仕事について専門的に詳しく調べ、最後に調べたことについて、意見をまとめます。
  ↓
 本会議   委員会でまとめた意見を聞き、意見を出し合った後、議員全員が賛成か反対かを多数決で決めます。
  ↓
 市 長    議会で決められたとおり市の仕事を進めます。
 
  

本会議はだれが会議を進めるのですか?

 
 議会には、議員の中から選挙で選ばれた議長(ぎちょう)と副議長(ふくぎちょう)がいます。
 議長は本会議をうまく進める大切な役割(やくわり)を持っています。また、議会の代表としても活動(かつどう)します。
 副議長は、議長の都合(つごう)が悪いときに代わりをします。
  

本会議の話し合いの内容を知ることができますか?

 
 本会議の話し合いのくわしい内容は「浜田市議会会議録」(はまだしぎかいかいぎろく)としてまとめられていて、だれでも見ることができます。
 市役所の中にある議会事務局(ぎかいじむきょく)で見ることもできますし、浜田市議会ホームページでも見ることができます。
 
  

 

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