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浜田市合併5周年記念式典開催

 記念式典には、約600人の市民や浜田市にゆかりのある皆さんが出席し、共に合併5周年を祝いました。
 そして、浜田市市民憲章の唱和、浜田市民歌の合唱により、5年の節目を祝うとともに、浜田市の更なる発展を誓い合いました。 

オープニング

 浜田市の合併後5年間の主な出来事や事業などをまとめた記念映像を上映しました。  

市民憲章唱和 


浜田市市民憲章を唱和する皆さん

  市民憲章の更なる周知のため、浜田市市民憲章推進協議会で作製された市民憲章旗を披露し、その後全員で市民憲章を唱和しました。         

 

 

 
 

式辞

 本日ここに、浜田市合併5周年記念式典を挙行いたしましたところ、ご来賓の皆さんをはじめ、多数の市民の皆さんにご臨席ご参加を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
 浜田市は、平成17年10月1日、旧浜田市・旧金城町・旧旭町・旧弥栄村・旧三隅町の合併により、新浜田市として誕生しました。このたび、記念すべき5周年の節目を迎えることができましたことは、国・島根県をはじめ関係機関の皆さんの格別のご指導と、何より市民の皆さんのご協力の賜であると、心から感謝御礼申し上げます。
 合併に至る経緯の中で、多くの皆さんから「合併により地域コミュニティが寂れるのではないか、周辺地域の声が行政に届かなくなるのではないか」といった不安や心配の声を耳にしました。こういったことを解消するためのシステムとして、当市独自の「浜田那賀方式自治区制度」を導入いたしました。「川上である旧那賀郡に、多くの住民がいきいきと生活されることにより、上流から栄養分豊かなきれいな水が、下流の日本海へと流れ込む。このことにより、川下の水産浜田が再生される。」との思いから、この制度の定着に努め、「地域の個性を活かしたまちづくり」と「安心して、健やかに、楽しく住める一体的なまちづくり」に取り組んでまいりました。


式辞を述べる宇津市長

 この5年間を振り返りますと、様々な出来事が思いだされます。長いようで、本当にあっという間に過ぎ去ったような思いであります。
 合併し、新たな市民憲章や市民歌、市の花「つつじ」、市の木「さくら」、市の魚「のどぐろ」を制定しました。既に、市民生活の中に浸透し、多くの皆さんに親しまれているものと喜んでおります。さらに、高齢者憲章、核兵器廃絶平和都市宣言、スポーツ都市宣言、人権尊重都市宣言、市民防災の日など、新たな憲章や宣言を行いました。こういった目標のもと、市民の皆さんの協働をいただきながら、 さらなる市政推進に向け取り組んでまいります。  
 
 平成20年10月、旭町に島根あさひ社会復帰促進センターが開庁いたしました。旧旭町において積極的に取り組まれた事業が、新市において完成しましたことは、誠に喜ばしいことでありました。センターの開庁を契機とし、旭自治区はもとより市全体の経済の活性化と、全国に誇れる人権意識の高いまちづくりに向けた取り組みを進めています。
 平成21年10月、市民の皆さんが長年待ち望んでおられました、浜田医療センターの移転新築と浜田駅周辺地区整備事業が完成いたしました。この浜田医療センターを拠点とし、市民の皆さんが健康で安心して暮らせる地域医療体制の充実をさらに進めてまいります。
 このような、合併時に決められた主要事業が次々に達成され、各自治区の様々な事業も進められることにより、周辺地域がさびれることなく、市政の発展につながってきたことは、市民の皆さんや各関係機関の皆さんのご尽力のお陰であり、改めまして深甚なる感謝の意を表したいと存じます。
 さて、昨年は、島根県立大学女子学生が殺害されるという悲しい事件が起こりました。発生から1年となりますが、今なお、市民の皆さんが胸を痛めておられ、1日も早い事件の解決を願うばかりです。これまで、市議会並びに各関係団体、そして市民の皆さんの協力により、様々な安全対策に努めてまいりました。このたび、「浜田市いのちと安全安心の日」を制定し、改めて、尊い生命を守り、安全で安心して幸せに暮らせるまちづくりの推進を誓うものであります。
 合併前は、あまり訪れる機会のなかった各地域の成人式や消防出初め式、産業祭など、地域の行事に積極的に参加させてもらい、地域の皆さんが長年育まれてきた伝統や文化の大切さを痛感いたしました。住民の皆さんが、こうした触れ合いの中で、いきいきと活動され、生活に喜びを感じている様子を拝見するたびに、それぞれの地域が輝き、魅力ある多彩な顔を持つ新市になったと感じているところであります。
 広大な面積を有する浜田市の発展には、中山間地域の活性化が不可欠であります。今後も、自治区制度の一層の充実を図り、地域の皆さんが、それぞれの地域をより愛し、笑顔で暮らせるまちづくりに努めてまいります。
 さて、一昨年のリーマンショックに端を発した世界的な経済不況により、地方では、未だに景気の低迷が続いております。国におきましては、政権交代に伴い、新政権の地域主権の確立や地方交付税の見直しなど地方に配慮した政策が進められておりますが、地方を取り巻く状況は依然として厳しいものがあります。こうした中、本市におきましては、浜田港の重点港湾選定や新たな企業の進出、そして、高速道路浜田道の無料化による交流人口の増加など、経済の活性化や産業振興に、追い風が吹いているものと感じております。こうした好機を確実にとらえ、恵まれた地域資源を有効に活用し、浜田市の発展につながるよう、各種施策を展開してまいります。
 今年度、市政運営の柱となります浜田市総合振興計画の後期基本計画を策定いたします。これまでの成果と課題を検証し、市民の目線に立った、市民のための市政と、明るく笑顔で暮らせるまちづくりの実現に向けた計画を策定いたします。そして、この計画のもと、「青い海 緑の大地 人が輝き文化のかおるまち」の実現を目指し、浜田市が名実ともに島根県西部の中核都市となるよう、英知を結集し、市政運営に全力をあげて取り組んでまいります。
 本日は、市政の発展にご尽力いただきました皆さんに対し、心からの感謝を込めて表彰状をお贈りいたします。そして、式典に引き続き、東京の昭和天皇記念館で館長を務めておられます長門保明先生にご講演をいただきます。
 むすびに、本日ご臨席を賜りましたご来賓並びにご参加の皆さまには、今後ともよろしくご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。市民の皆さまの益々のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、式辞といたします。 
                                                                 平成22年10月2日                                                              浜田市長 宇津 徹男
 

来賓祝辞

 たくさんの来賓の皆さんにも出席していただき、代表して島根県西部県民センター楫野弘和所長より、祝辞をいただきました。
 また、あわせて、たくさんの祝電・祝詞もいただき、披露しました。

平成22年度浜田市表彰・平成22年度浜田市市民憲章表彰

 式典において、浜田市表彰、浜田市市民憲章表彰を行い、それぞれ代表の人に表彰状を授与しました。

平成22年度浜田市表彰

 市では毎年、各分野で市の発展に尽くされた個人や団体を表彰し、多年のご苦労に感謝の意を表しています。
 今年は浜田市合併5周年記念式典内にて、市の発展に功労のあった32人に表彰状・感謝状と記念品を贈りました。
 
   平成22年度浜田市表彰受賞者名簿はこちら 

  

平成22年度浜田市市民憲章表彰 


平成22年度浜田市市民憲章表彰受賞者

  市民憲章の理念に基づく啓発・推進・実践活動などに顕著な功績のあっ た次の10人(7人・3団体)に、表彰状と記念品を贈りました。
 表彰者(敬称略、順不同、年齢は10月1日現在)
 沖田 敏子(75歳・下府町)
 亀谷 利幸(82歳・長沢町)
 隅田 正三(68歳・金城町波佐)
 橋津 紀久(70歳・黒川町)
 舛田スミコ(84歳・金城町七条)
 山本  覺(74歳・旭町今市)
 山本 省吾(70歳・金城町七条)
 島根県立大学環境倶楽部「しまえっこ」(野原町)
 島村抱月生誕地顕彰会(金城町小国)
 すみれ会 (高田町)   

市民歌合唱


合唱団の皆さんと浜田市民歌合唱

 浜田市民歌「呼びかける風に」を市民歌制作に協力していただいた真田節子先生の指揮により、津茂谷里香さんのピアノ伴奏と浜田少年少女合唱団S&S、市民有志の皆さんからなる合唱団とともに式典の出席者全員で合唱しました。
 
 

 

 

万歳三唱

 記念式典は、出席者の皆さんによる万歳三唱で締めくくられました。
 浜田市合併5周年を迎えたことお祝い、浜田市の今後ますますの発展を祈念しました。

記念講演会

 式典に引き続き、国営昭和記念公園 昭和天皇記念館館長 長門保明さん(江津市生まれ、浜田高等学校卒業)に『有名と無名のあいだ~昭和天皇の思い出~』と題し、講演をしていただきました。
 

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