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平成22年度 第1回浜田自治区地域協議会

会議結果報告
開催日時 2010年04月27日 13時25分~ 15時05分
開催場所 浜田市殿町1番地
浜田市役所 4階 講堂
議題 (1)会長、副会長の選任について
(2)平成22年度当初予算の状況について
公開・非公開 公開

主な意見

(1)会長・副会長の選任について
・出席委員から会長及び副会長に亀谷前会長及び村井前副会長を推薦

(2)平成22年度当初予算の状況について
・待機児童がいるかどうか聞いたが、非常に改善されていた。保育所に入園するのに仕事に就いていないと入園できなかったが、就職活動をしながら入園できる非常にいい制度ができたと思っている。保育所の予算の確保もされているとのことで安心した。
 浜田市の耐震診断は90%で、診断だけでなく工事は43%であった。117ページに小中学校の耐震改修事業について載っていて、かなり進んでいることが分かった。それで、浜田第二中学校と弥栄中学校の耐震診断の入札で落札業者が都設計となっていたが県内の業者か。
・(回答)江津の業者です。一斉に入札を行う関係で、市外の業者が参加する場合もあります。
・(回答)耐震診断は至急行わなければならないもので、特に安全という大切なことですので、できるだけ早く診断だけはしてもらい補強工事ができるように、市内の業者も数に限りがありますので、県内業者にも入ってもらいできるだけ早くしてもらうように努めております。
・防災でなく、安全安心のまちづくりに対して言っていくところがないものがある。それは、今にも崩れそうな家があり、仮に火の粉でも飛んできたら直ぐに燃えそうなので、安全安心のまちづくりを進めるのであれば市で対応を検討してもらいたい。
・(回答)ご指摘の部分は今までも特に空き家で崩れかかっているのに危ないではないかというご意見をいただいております。ただ、空き家が個人の資産でして公共が勝手に壊すとか了解を得て壊すというのもなかなか難しいところがあります。できるだけ、所有者の方に何とかしてくださいとお願いはしないといけないと思っています。市道や県道で危険性のあるものについては、対応している部分もございますが、これは大きな課題で方策を市でも考えなければいけないと思っていますがいい案をすぐにお出しするには難しい現状にあります。今、定住対策で空き家等を調べていますが、その中でも危険なところがたくさんあり、地元の方からも意見を聞いています。すぐに回答はできませんが、色んなことを考えていく必要があると思っています。
・医療センターの身体障害者の駐車場が狭いうえに少ないことと、タクシーを降りてから医療センターに行くまでの屋根が設置してある通路の左側が広くなっているが、美化のために作ってあるのか今後利用する目的であるのか教えてもらいたい。
 JRへ行く途中に非常に空き地が多いように感じられる。一般の駐車場からも身体障害者の駐車場からも医療センターに行くのにかなり距離があるが、なぜそこまで必要なのか。
 医療センターの中にじゅうたんがひいてあるが、車椅子がくいこむ感じがあり以前の医療センターに比べると利用しにくいとのことであったので、そのあたりを考慮してもらいたい。
 行政改革ということで今年度から公民館と連絡所を統合し職員を1名減らすことは非常に前向きな姿勢であると思うが、連絡所の職員は市のOBである。不景気な時なので連絡所の職員も公募し、一般の方を雇っていただくようにしてもらいたい。
・(回答)医療センターについては、3月議会でも障害者の方の駐車場等について一般質問が出ておりまして、今の福祉環境部長が院長とも協議をしながらできるだけ対応できるような形でお願いをしています。また、先ほどの車椅子の関係も今お聞きしましたので、担当部を通じて医療センターにこういったご意見があるということをお伝えさせていただこうと思いますのでよろしくお願いします。
 連絡係につきましては、事務等慣れているということから市のOBが今まで行っていましたが、今回は公民館の主事にそういった部分についてお願いしておりますので、全部という話にはなっていないと思いますが、総務部の方にそういったご意見があったということはお伝えしたいと思います。公民館主事にOBがいることはありますが、その部分については、総務部と教育委員会とで協議をしないといけないとは思います。公民館活動も含めてということですので、別に職員でないとできないということではありませんので、そういった部分はまた協議させていただきたいと思います。
・(回答)医療センターのことについてはできることできないことがあると思いますが、できる部分は伝えて改善していただきたいと思います。身体障害者の方の駐車場については増やす方向で聞いていますので、これについては近々できると思います。それから、医療センター内部の通路部分のクッションですが、ベッドで移動される方の振動をできるだけ和らげるためにあえてああいった形にしたということを設計の段階から聞いていますが、こういったご意見もあるということは伝えたいと思います。
 公民館につきましても市のOBも少なくなっていますが、今年度公民館にお願いする場合にも公民館からも市の職員でなくても地域でできることは地域の人を使ってほしいとのご意見をいただいていますので、その点もまた検討させていただきます。
・PET導入の話があったが、県内では松江日赤だけで、順番がなかなか回ってこないと聞いている。高度な医療設備はどんどん市民に開放していただくよう院長に市からお願いしてもらいたい。
・(回答)PET-CTにつきましては、医療センターも今回が初めてですので、どれだけの方が利用されるかということもありますが、医療センターも使ってほしいと言っておられます。問題は、受診費用が高額になり、個人負担の問題もありますので、今からやってみないとわからないこともありますが、せっかく導入したものですので使っていただきたいと思いますが、病院側には伝えておきたいと思います。
・中央図書館並びに三隅図書館が記載されているが、建設についてはしっかり協議して決定してもらいたい。
 次に概要説明の中の102ページの安全なまちづくりの中で、防災スクール事業があるが、モデル学校がもし決まっていれば教えてもらいたい。
 それから、103ページの放課後児童クラブで、夏休みは期間加算の4千円が記載されているが、春休みや冬休みに実施するかどうか、また実施した場合に負担はないのかどうかを教えてもらいたい。
 最後に117ページの学校の耐震改修事業について今福小学校を建てかえることになっているが、子供の今後の動態等を十分把握したうえでの計画とは思うが、5年、10年すると廃校ということもあるので、小学校の統廃合について十分検討したうえで実施してもらいたい。
・(回答)三隅の場合はこども図書館を当時考えておりまして、これは浜田の中央図書館の建設前から検討されていました。浜田の中央図書館建設の話も最近になっての話ですので、三隅では浜田の中央図書館がいつになるか分からないので先に考えていたようで、先ほど委員さんが言われたように浜田の中央図書館の建設計画があがってきましたので全く同じ物を作ってもどうかという意見も三隅の地域協議会の中でもあったというように聞いています。これから三隅の自治区でも協議がされ、そういった中から案が出てくると思っています。大きな計画にはならないのではないかと思いますがこれは協議会の中で議論されていますので、そちらを見守っていきたいと思います。
 モデル学校についてはまだ決まっていないとは思いますが、聞きまして分かればお知らせしたいと思います。
 放課後児童クラブについては、財政課長から答弁させますが、今福小学校につきましては先ほど委員さんも言われましたように当然統廃合を考えたうえで改築を考えており、今福小学校の場合は危険度が非常に高く、耐えられないということで早急に対策を取らせていただくことといたしました。通常統廃合を視野に入れながら教育委員会も計画を立てています。
・(回答)放課後児童クラブでございますが、既に今の負担金の中で春休み、冬休みもやっています。夏休みは加算で4千円いただきますが、冬休み、春休みで新たにもらうということはありません。
・投資的経費一覧表の3ページに浜田自治区の関係で19ほど事業名が並んでいるが、起債額が約70パーセントに達している。こういった数字を見るとあれだけ声高に叫んだ行財政改革との整合性がどうなっているのか。行政改革がどの程度進んでいるのか私から見ると心配であるので、その点について伺いたい。
・(回答)確かに行革の関係でご心配をおかけしております。実質公債比率が19年度の決算までで25.1%という非常に高い数値を示しておりまして、これは国の健全化法でいう指導の団体に落ち込む数字になっておりまして、これは大変だということで、各自治区で持っておられます地域振興基金等を借りまして、それを繰上げ償還の財源にさせていただき、トータルで今まで42億程度繰上げ償還をしております。そういった努力やもちろん行財政改革で色々改善し、それを含めまして行財政運営については改善して20年度決算では実質公債比率は22.9%まで落ちました。更に公債比率も中期財政計画では更に今年度、来年度と比率が落ちるように中期財政計画の中で見積もっておりまして財政的には非常に今改善してきております。投資的経費も当初のまちづくり計画に比べますと、6割程度に縮減しそういった関係で財政運営についても相当改善をしておりますので、そういった意味では財政計画の中では整合性をきちんととりながらやっていますので、安心していただいて結構ではないかと思っています。
 起債についてもできるだけ有利な起債を使っていまして地方交付税でバックがある起債を活用させていただいておりますのでそういった意味でも財政改革が進んできていると思っていただいてよろしいかと思っております。
・(回答)借金は確かにしておりまして、これはからくりがございまして実は国のほうから7割補填される借金でそれしか浜田市は発行しておりません。単なる借金は絶対いたしません。7割の補助金がもらえるから10億の仕事ができるのであって、少ない自己負担で大きな仕事をしようと思えば借金を否が応でもしなければできません。ただその間も中期財政計画の中で総額を示して抑制を図っています。そういったところを最大限活用し財政の好転に向けて努力しています。具体的には合併特例債、合併したから使えるお金、それと過疎法の改正がございまして平成22年度から旧浜田市も立派な過疎地域になりまして財政運営上は非常に助かるのですが、はたしてこれがいいのか分かりませんが、そういう方法で見た目の借金ですが部長も申しましたように合併の恩典とか新しい法律の恩典を受けまして、財政再建に取り組んでおりますのでご理解いただきたいと思います。
・113ページの雇用促進住宅に入居者がいるのか。10年後に解体されるとなると次を探してどこか行きなさいと言うのか、または次を準備してあげるのかどうか伺いたい。
・(回答)雇用促進住宅に入っておられる方の行き場がなくなるということでの対応はできにくいと思いますので、老朽化して建て替えが必要な場合は、そういうことも考えないといけないと思います。解体して使えなくなれば、他のところを斡旋などといった形での対応になると思います。すぐに無くすということは行政の方ではできません。
・読み聞かせのボランティアの方からの意見で、中央図書館ができるのはいいことではあるが、その中で希望している図書館になるよう色んな人が資料を集めて行動している中で、浜田市職員から「まー、あがーな意見はほっとけばいいわー」というような発言が耳に入ったと言われた。図書館の建設については私たちの声を聞いてほしいし市民を巻き込んでほしいということを伝えてほしい言われた。
・(回答)そうゆう不謹慎な職員の発言があったことはお詫びいたします。市長も議会等でも答弁しておりますけれども幅広く市民の意見を聞くということで浜田市としては最後の箱物になりますので十分に検討していきます。

結論

(1)会長、副会長の選任について
 会長 亀谷 利幸 氏  副会長 村井 栄美子 氏
 ・出席委員全員の承認により決定

(2)平成22年度当初予算の状況について
 ・了解

 

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