開催日時 | 2009年05月21日 16時30分~ 19時57分 | |||
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開催場所 | 浜田市金城町下来原171番地 みどりかいかん 2階 大集会室 |
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議題 | 【協議】 (1)中山間地域コミュニティ再生事業について 【報告】 (1)投票区の再編成について (2)防災行政無線による市民歌の吹鳴について (3)金城地区中山間地域総合整備事業について (4)市の花・市の木・市の魚の「選定委員会」の設立・選定について 【その他】 (1)金城スマートICの利用状況について (2)平成20年度観光施設の利用状況について (3)浜田元気創出アクション・プラン事業について (4)「まちを花で飾ろう!」播種作業について (5)新型インフルエンザについて 【市長との意見交換】 自治区制度の検証について |
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公開・非公開 | 公開 |
議題の主旨及び、主な意見・質問、協議結果等
【協議事項】
(1)中山間地域コミュニティ再生事業について
≪主旨≫
浜田市が進めている「まちづくり推進委員会」のモデルケースとして波佐・小国地域で、平成20年度から県の補助事業を活用し取り組んでいる。その実施団体である「縁の里づくり委員会」から、事業計画の変更による事業費の増額申請が提出された。事業費の増額については、産直市を宝くじ助成により平成22年度に整備することを決定し、その必須条件であるNPO法人設立による運営ノウハウの習得と、生活安全対策の本格的な取り組みを実施するためである。
これを受け、事業費の増額、地域振興基金の増額充当について協議した。
〔質問〕
既に地元には、農業生産法人など様々な団体が活動されておられると思うが、それらとの整合性はどうか。また、地域の皆さんの当事業に対するまとまりはあるか。
〔回答〕
農業生産法人等との関わりは良い方向に向かっている。
昨年11月に開催した活性化大会には、約130人以上の出席があり、関心を持っていただいている。また、地元出身者の方も対象に住民アンケートを実施し、回答をいただいている。この事業を通して地元住民はまとまりつつあると思っている。
〔質問〕
事業自体は良いが、NPO法人は採算が取れるのか危惧する。計画の全体像が見えてこない。
〔回答〕
NPO法人は、様々な事業に対応できるものとしたいと考えている。産直市の集客については、各地域や施設で都市交流事業が確立されつつあるので、それらを活用し、こちらからお客さんを呼び込む方法を考えている。
宝くじ助成についての青写真は、しっかりした規模や事業額の設定を、今、検討している最中である。
≪結果≫
事業費の増額、基金の増額充当について承認されました。
【報告事項】
(1)投票区の再編成について
≪主旨≫ 浜田市選挙管理委員会が、昨年12月、市全体の均衡を図るため、投票区の統合及び再編成に向けた実施計画を策定し、各自治区長に協議の申し入れがあった。これを受け、金城自治区では、浜田市選挙管理委員会の計画案に基づき、対象町内において地元説明会を開催した結果、最終的にいずれの町内も「やむを得ない」という旨の回答を得たため、12選挙区から9選挙区に再編成する方針を決定したことを報告。
(2)防災行政無線による市民歌の吹鳴(すいめい)について
≪主旨≫ 浜田市民歌を広く周知するため、金城自治区では、6月1日から防災行政無線の「青少年健全育成啓発」放送時に合わせて、夕方定時(4~10月は17時30分、11~3月は16時30分)に「浜田市民歌(呼びかける風に)」を流すことを報告。
(3)金城地区中山間地域総合整備事業について
≪主旨≫ 新開地区区画整備事業については、今年度中に12区画ほ場が完成する予定で、9区画に入植する予定となっている。その他の地区については、ほ場整備事業、用排水施設事業及び集落道について、今年度7月頃から調査設計に入る予定であることを報告。
(4)市の花・市の木・市の魚の「選定委員会」の設立、選定について
≪主旨≫ 新市の市の花・市の木・市の魚を選定するため、選定委員会を設立し、市民アンケートを実施して選定作業を進め、今年8月、市長に答申する予定であることを報告。
【その他】
以下の事項について、情報提供を行いました。
(1)スマートICの利用状況について
(2)平成20年度観光施設の利用状況について
(3)浜田元気創出アクション・プラン事業について
(4)「まちを花で飾ろう!」播種作業について
(5)新型インフルエンザについて
【市長との意見交換 ~自治区制度の検証について~】
◆会長あいさつ
◆市長あいさつ
◆自治区制度検証プロジェクトチームリーダーから検証の趣旨説明と意見聴取のお願い。
今回の検証は、自治区制度をより良い制度として今後も継続させるために、下記の検証項目と調査対象、体制、スケジュールについて説明し、多くの意見をいただきたいことを依頼した。
○検証項目(1)自治区長について (2)地域協議会について (3)本庁・支所体制について (4)予算について
○調査対象については、地域協議会、各種団体や職員とし、アンケートやヒアリングを通じて意見集約を行う。
○検証体制及び、スケジュールについては、各支所の課長級の職員で構成するプロジェクトチームで作成した検証の素案を部長会議で検討・精査し、政策企画会議において7月に最終決定する。それをもって8月中旬に議会の全員協議会に報告する。
◆意見交換
≪各委員からの主な意見≫
○地域協議会において決定することは少なく、大方が報告事項である。自治区長はどこまでの権限が与えられているのか。
○自治区事業について、全てとはいわないが、大きく期待した部分は手付かずのままである。
○地域協議会は、まだ十分な機能を果たしておらず形式的である。個人的にはボランティアでも良いので回数を重ね、議論の場を増やすべきであると考えている。事務局体制の確立が必要。
○職員の地域担当制を実施し、できるだけ地区住民と距離を縮めていくことを考えていただきたい。
○旧金城町時代からの事業や新市で取り組んでいる事業もあるが、逆に見直しや廃止された事業もあり、住民から不満の声を聞いたこともある。財政が厳しいとは思うが、地域の特性に合った事業については残していくよう前向きに検討してほしい。
○基金についても報告事項が多かったが、協議会自体は、より良くしていかなければならない。自治区長制度についてもこれからより良くしていきたい。
○財政が厳しく要望に答えられないというだけでなく、その中でどうすれば答えられるかを考えてほしい。
○統合により廃止された小学校や保育所が遊休財産となっているが、今後の利用はどのように考えているのか。旧美又小学校は老人ホームに活用できないか。遊休財産の有効利用を検討してほしい。
○高齢化・独居などで雪かきなどにも困る生活をされている。そういうかゆいところに手が届く制度として自治区制度が必要だと思う。
○15人の委員の意見が通るような地域協議会として残してほしい。
○人口6万人を切ろうとする市で、5人の副市長がいることが正しいのか。自治区長は必要であるが、その処遇はもう少し考えるべきである。
○自治区長の権限を強くしてほしい。
○他の自治区との均衡が取れないということで良いことが無くなった。
○小学校の統廃合については、地域の死活問題であり、もう少し慎重に検討してほしかった。少子化が進んでいく中で、今後はよく検討してからにしてほしい。
○地域協議会の存在感がない。予算編成前に自治区の課題を地域協議会で検討して予算に反映させるべきである。
○地域を作るのは地域の住民ということを忘れてはいけない。地域住民・市・市議会が一緒になって取り組んでいかなければならない。
≪市長の主な発言≫
○自治区制度がどう機能しているか、住民の皆さんに示すということは大事なことだと思う。
○地域協議会を支える事務局体制が必要と考えている。地元選出の市議会議員さんと協議会の関係も非常に良い形になっている。更に地域協議会が活発化・充実化するようご指導いただきたい。
○地域を熟知した自治区長には色々な補佐をしてもらっている。処遇についての話もあったが、合併の根幹を成すものであり、今回はご意見として承っておく。
○地域協議会の存在感がないということだが、区長や部課長と今後検討していきたい。
○合併前にかなり厳しい財政推計をした。しかし、交付税が少なくなり、また、実質公債費比率が25%を超え、繰上げ償還で基金をお借りした。平成24年頃には良くなる見込みである。
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