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平成21年度第1回旭自治区地域協議会

開催日時 2009年05月25日 13時30分~ 16時30分
開催場所 浜田市旭町637番地
旭支役所 3階 大会議室
議題 (1)自治区制度検証に係る意見交換
(2)地域健康づくり事業について
(3)その他
公開・非公開 公開

主な意見、質問及び協議結果等

1.自治区制度の評価と検証について  ~市長との意見交換~
(1)自治区制度検証プロジェクトチームリーダーから趣旨説明
   今回の検証は、この制度をよりよい制度として今後も継続させるために、さらに良い内容にし、先に継続させていこうという趣旨であることに加え、下記の検証項目である4項目と検証の体制、調査対象、スケジュールについて説明。
・ 検証項目 (1) 自治区長について  (2) 地域協議会について  (3) 本庁・支所体制について  (4) 予算について 
・ 調査対象については、地域協議会、各種団体や職員とし、アンケートやヒアリングを通じて意見聴取を行う。
・ 検証体制及びスケジュールについては、各支所の課長級の職員で構成するプロジェクトチームで作成した検証の素案を部長会議で検討精査し、政策企画会議において7月に最終決定する。それをもって8月中旬に議会の全員協議会に報告する。

(2)意見交換
<委員からの意見>
・合併して3年が経過し、もう少し自治区長の予算権限の範囲が広くてもいいのではないかと考える。そうすることで、特色のあるまちづくりの推進につながり、自治区の事業もスムーズに執行されるのではないか。
・地域住民も自治区制度があることを喜んでいる。10年と言わず、その後も継続していく制度であって欲しい。
・本庁・支所体制での問題は、現在と同じように住民が安心して生活し、支所へ行けば相談に応じ、対処していただける体制となっていればいいと思っている。
・本庁が中心となりがちだが、末端の住民の声が届くような支所機能を是非保っていただきたい。
・支所職員について、旭自治区においては冬場に雪も多く除雪をしていただかなくては住民は動くことも出来ない。また、凍結による水道管の破裂に際しても早急な対処をしていただきたいことから、事業課の職員削減は慎重にしていただきたい。
・浜田市の職員数は人口規模に比べると多いとのとだが、面積に応じた職員の配置も考慮していただきたい。
・まちづくり推進委員会の運営に際し、予算的な支援をお願いしたい。
・地域協議会委員の意見、住民の意見を反映したものとなるようにしていただきたい。
・旭自治区においては、自治会長の多くが地域協議会委員となっていることから、委員任期の11月を自治会長改選期の1月以降としていただきたい。

<市長の見解>
・自治区長の権限強化について、今後に一考していかなければならない。
・自治区制度の継続については、注目される良い制度であれば継続の可能性はあると思います。
・面積に応じた職員配置については、協議していきたい。
・地域協議会委員の任期について、自治会長が地域協議会委員になっている旭自治区方式は、非常に良いやり方だと思いますので、今後是非検討させていただきます。

<質疑応答>
(質問)
本庁・支所の今後の体制について、現在報告できる範囲で詳しく説明をして欲しい。
(回答)
現在確定したものはありませんが、最終の体制を平成27年4月と設定とし、5年間かけて構築していくための計画を今年度に1年かけて検討する方針である。
(質問)
職員の削減計画について、今後住民サービスの低下に繋がらないような方法をどのように考えているか。
(回答)
本庁・支所間での異動により、浜田市全体で住民サービスの向上を目指していきたい。
(質問)
旭自治区では行っていない事業を他の自治区が行っていた場合、要望すれば予算化できるのか。
(回答)
支援の要望が必要であれば検討します。
(質問)
スケジュールについて、7月に予定されている検証案の検討とは何か。
(回答)
地域協議会でのご意見、団体職員とのヒアリングなど多方面から意見を集約し、今後どのように進めていくかをまとめさせていただきます。
(質問)
自治区制度の検証の最終報告は議会へ報告されるが、住民は意見を聞かれるだけで、検証体制のメンバーに入っていない。最終決定を行政職員のみで行うのかお聞きしたい。
(回答)
今回の検証は、今後さらに良くしていくためだけの検証でありますので、複雑な会議等は本来ならば必要ないと思っています。みなさんの意見を集約し、議会へ報告するということでご理解いただきたい。

2.地域健康づくり事業について
浜田市健康増進計画の策定に基づき行っている地域健康づくり推進事業について、今年度は和田・木田地区において取り組んでいくことを報告。
(質問)
地区の自治会が主体となるのか。
(回答)
公民館活動の学習の場として取り組んでいただく考えです。
(質問)
予算は公民館ではなく、行政で予算執行されるのか。
(回答)
すべて行政が予算執行します。自殺予防の調査分析等の費用を含め、300万円の予算を計上してあります。
(質問)
旭自治区の平均寿命下げている原因は自殺が1位となっているが、このような状況を共通認識として持っているのか。
(回答)
浜田市において特に旭、金城自治区は自殺が多いということで県も危惧している状況です。専門的な視点で分析を行い、島根県へも情報提供することにより、他市町村での今後の参考として活用される予定です。
(質問)
自殺について、独居老人が多いのか、夫婦世帯が多いのか。独居老人が多いということであれば、地域としてどうして行くのかを考える必要がある。
(回答)
現在、過去のデータを集計している。地区社協も熱心に取り組んでいますが、課題も多いので、連携を密にして取り組んで行きたいと思います。

3.その他
(質問)
自治区制度検証の意見交換でも話をしたが、地域協議会委員の任期について、はっきりと要望案(任期を2月から1月まで)を出したほうが良いのではないか。
(回答)
自治区制度検証のプロジェクトチームにも提案していますが、統一には少し時間を要すると思います。自治会長の改選により委員も替わるような旭自治区独自の運用も可能であるとお思いますので、その方向で働きかけていきたい。

結論

今協議会においては協議事項なし

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