開催日時 | 2012年01月24日 18時30分~ 21時00分 | |||
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開催場所 | 浜田市弥栄町長安本郷544-1 弥栄会館 大研修室 |
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議題 | (1)【協議】浜田市地域公共交通基本計画(素案)について (2)【報告】平成23年12月浜田市定例市議会議案概要について (3)【協議】平成24年度弥栄自治区主要事業計画について (4)【報告】弥栄自治区地域振興基金の残高・見込額について (5)【報告】中期財政計画及び中期財政見通しについて (6)【報告】養護老人ホーム寿光苑改築工事の報告について (7)【協議】駐在所再編計画について |
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公開・非公開 | 公開 |
主な意見
(1)【協議】浜田市地域公共交通基本計画(素案)について
(質問)金城路線の網掛けしてあるのはどういうことか。
(回答)スクールバスを一般の方にも乗車してもらっており、網掛けが全数で、網掛けしていないのが、一般の方だけの利用になります。
(質問)過去に弥栄自治区では弥栄村時代より福祉タクシー券があった。デマンドタクシーと比べ自由度が下がったことを聞いたことがある。経費面も、福祉タクシー券の方がデマンドの委託料より削減できるのではないか。前日予約も不便ではないか。
(回答)福祉タクシー券の対象者は、年齢制限や集落が限定されていました。デマンドタクシーの運行には、当時の協議会にも相談をしており、最終的にはだれでも利用できるデマンドタクシーを選択した経緯があります。
(回答)デマンドより効率的で利便性の高いものであれば、費用対効果も視野に検討しなければなりません。現在、民間のバス路線が限界にきており、そのため自治会輸送や介護タクシーなど総合的な考慮が必要だと思っています。
(意見)弥栄野原線は乗り換えをしなくては市街地にいけない。高齢者は荷物を持ったまま乗り換えは大変だと聞いたことがある。計画策定には、実際に利用されている方の意見を反映してもらいたい。その中で、自治会輸送などで利便性を向上すればいいと思う。
(回答)このことはいろいろな会議で受けています。昨年、石見交通の社長へ直接お願いして浜田駅までの乗り入れを協議したこともありますが、検討はしていただけましたが、既存の路線との競合が発生するため実現には至っていません。今後、実施計画にあたっては改善を図っていきたいと思います。
(2)【報告】平成23年12月浜田市定例市議会議案概要について
(質問)12月ぐらいに防災マップのようなものができると聞いたことがあるがどうなっているのか。
(回答)本庁の安全安心推進課が担当していますが、当初は質問にあった時期にできる予定でしたが、島根県からの数値が中々出てこないといったことから少し遅れ気味になっています。これ以上詳細なことは承知しておりません。
(質問)議案第91号の災害公営住宅の改正内容は。
(回答)条例の一覧から外す内容です。
(質問)外した後は、売買するのか解体なのか。
(回答)入居者から申し込みがあれば譲渡になると思います。
(質問)仲三の災害団地は、7棟あって1棟は解体している。近々もう1棟廃止予定の住宅があるようだが、この住宅は、解体が原則だと聞いたことがあり、もったいない感じがする。今後、退去などした場合の取り扱いはどうするのか。
(回答)議案の住宅は、解体する予定です。仲三団地については、今後、現入居者へ譲渡などの意向確認をしていきます。実際に譲渡する場合は、耐用年数にきているため家屋評価も低くなっていることから安価にできるのではないかと考えています。まだ2~3年の猶予がありますが、譲渡にあたっては全入居者の同意が条件になります。
(意見)答弁は理解できるが、現在6世帯おられて、譲渡の条件が、全世帯の同意が必要だというのはおかしいと思う。もともとは災害住宅だったが、今は市営住宅になっているのではないか。全世帯と同意がとれないため、解体になるのはもったいないと思う。他の集落にあったのは売買できて、団地は同意がないとできないのは理解できない。
(回答)入居当初にこうした取り決めがなされているようです。現在の入居者とよく相談していきたいと思います。
(意見)この団地は、当初の入居者と2~3代も変わっている住宅もあり、腑に落ちないが、まだ期間があるようなので協議したい。
(回答)現入居者の意見をよく聞いて、法律の許す範囲で一番有利な選択をしていきます。
(3)【協議】平成24年度弥栄自治区主要事業計画について
(意見)宅配サービス事業は、需要見込みは調査したのか。他地区で聞き取り調査をした結果、目で見たいとか魚を買いたいといった意見があり、そういったことがなかったのか。福祉研修制度は、一人10万円支給になるようだが、もっと魅力のある内容を検討したほうがいい。年々出生が減少する中で、例えば保育料の支援など、途中でも事業の見直しをしてもらい少子化対策に努めてもらいたい。
(回答)宅配サービス事業の需要調査は、高齢者世帯を50世帯抽出し調査を行った結果、わからないを含めると5割以上の見込みがありましたので、事業化を進めたいと思っています。現物を見たいというニーズを解決するには、移動販売が望ましいと思いますが、なかなかできないため、今回は、簡単なカタログを作成して注文してもらうことを考えています。10月から予定していますが、それまでに加盟団体とよく詰めていきます。
(回答)福祉研修制度は、福祉関係の仕事が弥栄自治区における重要な就労先ということで、具体には弥栄福祉会となっています。介護者が安定して働くことにより、入居者のサービス向上につながり、最終的には、地域の定住促進を目的にはじめさせていただいています。今年度からの取り組みで、これまで2人相談がありましたが、結果的に研修まで至りませんでした。今後、弥栄福祉会ともう一度内容を詰めながら検討して参りたいと思います。保育料等の支援については、現在検討までしておりませんが、定住対策の一環として施策が必要であれば検討していきます。
(質問)弥栄会館改修事業で、改修には直接関係ないが、敬老会や神楽まつりでゴザを敷くときにゴザに通し番号が印字してあり順序があるが、巻き方次第では番号が見えないので順序がわからないことがあり徹底してもらいたい。また、神楽まつりにおいて、川端の車庫にシートを張りストーブを置き簡易な防寒対策をして楽屋として使っているが、今後も冬季開催を予定するなら、雨風を防ぐようなことを別事業でもいいから検討してもらいたい。
(回答)ゴザの件は、次に利用するときに困らないように徹底します。控え室については、車庫は建設当時にはなく、後に除雪車の保管場所として鉄骨と屋根をつけています。そういうことで、基本的にはイベント用に作られたものではありませんので、今のところ考えていません。ただし、屋根樋や舗装は修繕する予定です。
(意見)今のところ考えていないことは、図面を見れば理解でき、わかっていて発言している。年に1回程度しか使わず、新年度はできないにしても、平成25年度以降に外壁は付けてもらいたい。
(質問)宅配サービス事業予算の積算は。
(回答)配達するのに箱や袋など備品関係が初期段階で必要です。したがって、138万円のうち100万円がこれです。残りが、配達するための人件費や車両維持費で半年を予定していますので、年間でも70万円程度になります。
(質問)弥栄中学校線道路改良の要求額が前回と比較して3,000万円あがっている。分室関係は、前回なかったのに継続として今回あがっているのはなぜか。
(回答)弥栄中学校線は再度積算した結果で、少し余裕も見ています。
(回答)体育館改築がメインで、これ以外の継続事業は、合併後予算化されていたのでこれまではあげていませんでしたが、今回あえて掲載しています。
(質問)弥栄案内看板設置事業で、具体的にどこにどんな看板を設置する予定なのか。
(回答)現時点で用地交渉などしていませんが、熱田の9号から弥栄へ入ったところと、金城や三隅を想定しています。デザインは観光協会と相談していきます。
(4)【報告】弥栄自治区地域振興基金の残高・見込額について
(質問)高内残土処理場整備事業は、これ用に基金があるのでは。
(回答)平成22年度決算の中に、残土処理場使用料として積立しています。これを財源に事業をする予定にしています。
(回答)この残土処理場の基金というのは、弥栄村時代に専用の基金として積まれていました。合併に伴い、他の基金と一緒に地域振興基金として合算して管理運用しています。ただし、どの基金がいくらあるかはわかるように管理しており、参考に平成22年度末時点で、この基金の残高は約3,070万円あります。
(質問)これまでなくて、平成22年度に急遽あがった積立なので質問した。平成23年度には積立はないのか。
(回答)まだ平成23年度については決算をしていないので不明です。
(質問)主要事業にある残土処理場の1,900万円は測量設計になっているが、概算なのかきちんと積算した数字なのか。
(回答)詳細設計が入っているので、多目にはなっています。今後、関係者と協議のあと設計に入ります。
(質問)一般的に設計料というのは工事費の数%ではないのか。仮にそうすると工事費は相当な予算が必要になるのか。
(回答)設計費用はこれ以上かかることはないと思います。実際に現場に入り、必要なもの不要なものを振り分けていきます。
(5)【報告】中期財政計画及び中期財政見通しについて
(意見)平成27年度までに基金を使って事業をしないとその先はないように聞こえた。市全体の中で、弥栄の10~20年後の姿が気になり、そろそろ本腰を入れて考えないといけない時期に来ていると思う。今後議論する場を設定してもらいたい。その節には、自治区長をはじめ各課長にも相談にのってもらいリーダーシップを発揮してもらいたい。これはお願いである。
(質問)歳出の人件費には、平成27年度までしか自治区長の分を見ていない。地域振興基金残高の平成27年度は5億円が残っている推計を出しているが、この基金を残したまま協議会が廃止されるのか。自治区長として今後どうされるつもりなのか。
(回答)合併時に当面10年ということでスタートしました。この10年以降の先は現在議論されていないのが実態なので今は答弁できません。5億円の基金は、今後の新規事業に活用することも考えられます。ともかく、平成28年度以降も現行事業を継続していくことも、ひとつの重要課題としてあります。いずれにしても、今後議論していくことには間違いありません。
(質問)基金残高は、償還に充てた基金が含まれているのか。
(回答)そうです。
(意見)委員からの発言内容は、住民も不安を抱えており、会長会でも話があった。行政もしっかり取り組んでもらいたい。
(意見)協議会として、例えば自治区制度の存続を陳情したらどうか。
(会長回答)このことは、今後、役員会や協議会を改めて開催することがひとつの道だと思う。
(意見)これまでも感じていたが、改めて危機感を覚えた。待ったなしの状態なので、協議会が主体となって働きかけをするよう望む。有効的な基金の活用を。
(6)【報告】養護老人ホーム寿光苑改築工事の報告について
質問・意見なし。
(7)【協議】駐在所再編計画について
(質問)杵束地区の住民として杵束地区の委員の意見を知りたい。個人的には、要望書は必要だと思っている。
(意見)今あるものがなくなるから反対であるといった単純なものではないと認識している。
(意見)説明を受けたとき住民としては、しかたないといった印象を受けた。ただし、協議会としては要望すべきことだと思う。
(意見)過疎高齢化した当地域において、治安維持は必要で、要望書や署名が必要だと思う。
(会長)数名の委員から意見があった。賛同される委員は拍手をもってお願いする。
(全員拍手)
(要望書案の配布・読み上げ)
(会長)委員各自確認してもらいたい。今後、役員会で諮り、送付先など決めていく。
(意見)5年以内となっているので、新年度に入ってからということにせずに、協議会と市が協力して急いだほうがいい気がする。文面も期限をきって会長へ報告すべきである。
(会長)早急に対応するのが基本だと思う。文面の確認後には、役員会をして協議会を開催する段取りを取りたい。
(意見)要望するのは決まったので、あとは会長一任する。
(意見)警察に提出する内容はこれが基本になると思うが、市や市議会へ依頼する文書は変わってくるため考慮すべきである。
(会長)了解した。今後は、副会長とも相談するが、一任を受ける。一任のため、再度、委員には協力依頼をすることもありえる。
結論
(1)【協議】浜田市地域公共交通基本計画(素案)について
・了解
(2)【報告】平成23年12月浜田市定例市議会議案概要について
・了解
(3)【協議】平成24年度弥栄自治区主要事業計画について
・了解
(4)【報告】弥栄自治区地域振興基金の残高・見込額について
・了解
(5)【報告】中期財政計画及び中期財政見通しについて
・了解
(6)【報告】養護老人ホーム寿光苑改築工事の報告について
・了解
(7)【協議】駐在所再編計画について
・存続の要望書を提出する。
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