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消火器の破裂事故に係る注意喚起について

2021年 8月 3日

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消火器の破裂事故について

事故概要一覧表

事故発生

年月日

場所 人的被害

機種型式

製造年

製造年

経過年数

事故概要
令和2 3

愛知県名古屋市

負傷者 1名 ABC粉末 加圧式 2000年 20年

 飲食店厨房内において、集積した油かすから炎が立ち上がったことから、テナント関係者が厨房内に設置していた消火器を用いて初期消火を試みたところ、消火器が破裂し、容器が顔面に当たり負傷したもの。
 なお、破裂した消火器の底部は腐食しており、点検も未実施であった。

令和3  5  兵庫県姫路市  負傷者 1名 ABC粉末 加圧式  1989年  32年   事業所内のブレーカーから出火していたことから、従業員が消火器を用いて初期消火を試みたところ、消火器が破裂し、容器が胸部に当たり負傷したもの。
 なお、破裂した消火器の底部は腐食しており、点検も未実施であった。

 

消火器の仕組みと事故防止の対応

 消火器は、初期消火に優れた威力を発揮しますが、古くなった消火器は危険です。
 消火器は、安全ピンを抜きレバーを握ることで、容器内のガスボンベから高圧のガスが出ます。このガスの圧力により消火薬剤を放射する構造になっています。
 そのため、容器に著しいサビや腐食、鋭いキズ、大きな変形及びキャップのゆるみ等があると、その部分がガスの圧力に耐えられず、破裂する危険があります。

1 いちじるしい錆及び変形のある消火器   2 深い傷がある消火器

 

 このような消火器は絶対に使用せず、また、放置しないで、下記の「古い(不用)消火器取扱い上の注意」によって処分してください。

 消火器の設計標準使用期限は「おおむね10年」です

 見た目が新しく見える消火器でも、長い間設置していると経年で不具合が生じることがあります。メーカーが推奨する業務用消火器の設計標準使用期限は約10年です。
 また、住宅用消火器の有効期間はおおむね5~6年です。当該期限内での交換を推奨します。 
 ご家庭に任意で設置している消火器には交換義務はありませんが、耐用年数内であってもサビ、腐食、変形、キズがある消火器は強度上危険ですので、取替えをおすすめします。

消防法令等に基づいて設置されている旧規格消火器は、2021年12月31日までに交換が必要です 

 消防法令に基づいて消火器の設置が義務付けられている建物等で、2011年1月1日の規格省令改正※1により既に型式が失効している消火器を継続的に設置できるのは2021年12月31日まで※2です。2022年1月1日以降は、型式が失効した消火器の設置は認められません※2ので、計画的な交換・リサイクルをお願いいたします。
 適応火災のマークが文字で表示されている消火器や「設計標準使用期限」が記載されていない消火器は、型式が失効した旧規格のものです。
※1  消火器の技術上の規格を定める省令の一部を改正する省令(平成22年総務省令第111号)
※2 船舶に設置される「船舶用消火器」など、消防法令以外で規格が定められている消火器については、2021年12月31日までの交換の対象となりません。

新旧規格消火器の見分け方の例

製造年が2012年以降のものは「旧規格」の消火器ではありません。製造年が2011年以前のものについて、次の内容を確認してください。

 消火器

 

「消防法令等に基づいて設置されている旧規格消火器について」

消火器チラシ

◆詳しくはこちらからダウンロードできます。 ⇒ 広報チラシ

古い(不用)消火器取扱い上の注意

  • 古い消火器は絶対に操作しない
  • 古い消火器で消火訓練(試し放射)をしない
  • 不用な消火器を所かまわず放置しない
  • 不用な消火器はすみやかに処分する
  • 消火器は自分で分解したりしない

古い(不用)消火器の処分の方法 

  • 消火器を購入された販売店に引き取ってもらう。
    (新しい消火器を購入すれば、古い消火器を引き取ってくれる販売店もあります。)
  • 消火器の点検や、消防用設備・用品を取り扱っている専門業者に引き取ってもらう。
    (タウンページに消防用設備取扱業者が掲載されています。)
  • 消火器メーカーの回収・リサイクルサービスを利用する。
    (各メーカーのホームページに回収方法が記載されています。)

 なお、消火器の回収・リサイクル及び処分には、費用がかかる場合がありますので、事前にお問い合わせしてください。
 ※市町村のごみ収集では廃棄できません。

   ◆詳しくは「廃消火器のリサイクルシステムについて」

エアゾール式の簡易消火具の破裂事故について

事故の概要

 エアゾール式の簡易消火器具(いわゆるスプレー式消火具)が大きな音をともなう破裂事故が発生し、メーカーが自主回収をしています。

 該当する器具について

1.製造業者名   ヤマトプロテック株式会社

2.商品名     「ヤマトボーイKT」「FMボーイk」

3.製造時期    2001年11月~2002年7月までに製造したもの

4.品質保証期間  2005年1月~2005年10月までのもの

留意事項

・製造工程上の不具合が原因で、内部腐食の進行により、液漏れや亀裂・破裂が起こる可能性があります。

・破裂により破片が飛散し天井に穴が開いたり、状況によっては人的な被害も懸念されます。

廃棄処分方法

   エアゾール式簡易消火具は、消火薬剤を放射することで、容器内の圧力が下がり破裂の危険が排除されるため、ヤマトプロテック株式会社は消費者自身での薬剤放出及び廃棄処分をお願いしています。(ただし、消費者自身で薬剤放出等をできない場合はメーカーが回収に対応します。)

問い合わせ先

ヤマトプロテック株式会社 お客様相談窓口 0120-801-084

受付時間:月~金(祝日を除く)午前9:00~午後5:00

詳しくは以下のリンク先のホームページをご覧ください。

エアゾール自主回収・廃棄処分について

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