災害の規模が大きくなればなるほど、消防機関などによる十分な防災活動は望めません。建物の倒壊による道路の寸断、交通渋滞、通信回線の混乱などが救助活動を妨げるからです。
阪神淡路大震災で火災の延焼を防ぎ、瓦礫の下敷きになった人を助け出して傷の手当をしたのは、家族であり近所の人たちでした。地域の連帯感が薄まりつつあ る中で、結局、人の命を救ったのは人であり、地震発生から復興までの大きな原動力となったのは、人と人との支え合いでした。
大震災の被災地の中でも、日頃からコミュニティ活動が盛んだった地区ほど、救援活動や復興において目ざましい活動が見られました。非常時に自主的な防災活 動が効果的に行われるためには、平時から地域において、防災活動はもちろん、福祉やまちづくりといった様々な分野でコミュニティ活動が行われていることが 大切です。
そのためには、住民同士が協力して自発的に作る「自主防災 組織」が地域防災活動の拠点になります。
「自分たちの家族やまちは自分たちで守る」という意識をもち、地域防災活動に取り組んでいきましょう。
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