高病原性鳥インフルエンザ調査実施に伴う野鳥の死がいの検査について
高病原性鳥インフルエンザの発生率が高くなる10月から5月にかけて、島根県において高病原性鳥インフルエンザに係る死亡野鳥等調査を実施します。
この期間に同じ場所でたくさんの野鳥などが死んでいたり、死んでいる野鳥が下記2の調査対象種【主に水鳥(カモ、カイツブリ)、猛禽類(ワシ、タカ、フクロウ)、水辺の鳥(ツル、サギ)】である場合には、検査をすることがありますので、浜田市農林振興課にご連絡ください。
ただし、以下【回収対象外となる場合】は、農林振興課による鳥インフルエンザの疑いの検査回収を行いません。 私有地で死んでいる野鳥は、私有地の所有者や使用者の方が、素手でさわらずにビニール袋に入れ、きちんと封をして一般廃棄物として処分してください。 公有地で死んでいる野鳥は、公有地の管理者が処分や検査をしますので、浜田市農林振興課にご連絡ください。
【回収対象外となる場合】
- 感染リスクが高くない鳥類(調査対象種でないハト、スズメ、 メジロ等の陸鳥類)の場合
- 感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、対応レベルに応じた合計羽数でない場合
- 感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、衝突死など高病原性鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合
- 感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、死後日数が経過し、腐敗又は白骨化して検査ができない場合
2 高病原性鳥インフルエンザに対し感染リスクが高い鳥類(調査対象種)について (通常時)対応レベル1の場合
鳥の種類 |
対応レベルの死亡野島等調査実施内容 |
【カモ目カモ科】ヒシクイ・マガン・シジュウカラガン・コクチョウ・コブハクチョウ・コハクチョウ・オオハクチョウ・オシドリ・ヒドリガモ・キンクロハジロ 【カイツブリ目カイツブリ科】カイツブリ・カンムリカイツブリ 【ツル目ツル科】マナヅル・ナベヅル 【チドリ目カモメ科】ユリカモメ 【タカ目タカ科】オジロワシ・オオタカ・ノスリ 【ハヤブサ目ハヤブサ科】ハヤブサ |
検査優先種1 <1羽以上の死亡> 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)に感受性が高く、死亡野鳥等調査で検出しやすいと考えられる種 |
【カモ目カモ科】マガモ・オナガガモ・トモエガモ・ホシハジロ・スズガモ 【タカ目タカ科】オオワシ・クマタカ 【フクロウ目フクロウ科】フクロウ |
検査優先種2 <3羽以上の死亡> |
【水辺で生息する鳥類】カワウやアオサギ、コウノトリ、クロツラヘラサギ、 【検査優先種1・2に含まれないカモ科、カイツブリ科、ツル科、カモメ科の種】 【検査優先種1・2に含まれない猛禽類タカ目、フクロウ目、ハヤブサ目の種】 死亡野鳥を採食するハシブトガラス及びハシボソガラスを対象 |
検査優先種3 <5羽以上の死亡> |
3 高病原性鳥インフルエンザの人への感染について(留意事項)
高病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触をするなど特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられており、日常生活においては過度に心配する必要はありません。
- 死亡野鳥を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
- 野鳥や野鳥の排泄物等に触れた後は、必ず手洗いやうがいをしましょう。
- 水辺等に立ち寄って、糞を踏んだ場合は、念のために靴底を洗いましょう。
- 死亡野鳥を見つけても、直ちに高病原性鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
- 野鳥はエサが取れずに衰弱したり、気候の変化に耐えられずに死んでしまうことがあります。また、車や窓ガラスなどに衝突して死んでしまうこともあります。
- 死亡野鳥はビニール袋を使い、きちんと封をされて、一般廃棄物として処分することができます。
島根県高病原性鳥インフルエンザへの対応について
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- 浜田市 産業経済部 農林振興課
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電話番号:0855-25-9510
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