指定日:昭和44年11月3日
所在地:浜田市久代町
所有者:石見安達美術館
表銘 「石見國鍋石住江尾護國 安藝國住出雲大掾正光両人作」 裏銘 「天日隅宮奉納願主 江尾兼参 嘉永五壬子年五月吉日」 (嘉永五年=1852年) |
地鉄(じがね)は十文字鍛えの小杢目で飛焼(とびやき)があり、刃文は濤乱(どうらん)、匂(におい)・沸(にえ)ともに深く美しい。目釘孔一個がある。
浜田鍋石に住み、富豪で和歌と国学に通じていた江尾兼参(えのうかねみつ)が出雲大社に奉納するためにつくられたもので、現存する護国(もりくに)の作品としては特に勝れたものの1つである。
なお、護国は叔父である兼参の養子となり、鈩の経営を行ないつつ、刀を鍛えた。
◇ 刀長72.1cm 反り2.1cm
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