指定日:昭和48年5月1日
所在地:浜田市殿町
所有者:浜田護国神社
表銘 「石州住天津冨士太源正清謹作之」 裏銘 「皇紀二千六百年十一月吉日」 (皇紀2600年=1940年)
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作者の天津富士太は、明治17年(1884)長見村清地谷(浜田市長見町)に生まれ、武一(ぶいち)といった。後に浜田市朝日町に移住し、大正6年(1917)富士太を襲名した。
富士太は、日本刀展・軍刀展などに出品し、総裁名誉賞・推薦賞ほか受賞30数回に及んだ。陸軍省 の受命刀匠となり、朝香宮ご買上げの栄にも浴した。昭和46年(1971)に没した。
浜田護国神社に奉納されたこの太刀は、皇紀2600年にあたる昭和15年(1940)につくられ、昭和16年(1941)に陸軍大臣賞を受けた。
目釘孔一個。刃文は大乱(おおみだれ)、沸(にえ)、匂(におい)深く相州伝の秀作である。
◇ 刀長86.4cm 反り3cm
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