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刀 4口

指定日:昭和51年3月25日
所在地:浜田市久代町
所有者:石見安達美術館

刀4口

○表銘 「石州長浜住林喜作」
裏銘 「弘治二年八月吉日」
◇ 刀長72.1cm 反り3.5cm。
(弘治二年=1556年)
○表銘 「石州長浜住人祥末作」
裏銘 「永正十年二月日」
◇ 刀長66.2cm 反り1.95cm。
(永正10年=1513年)
○銘  「石州長浜住忠継」
◇ 刀長50.9cm 反り1.8cm。
永禄年間の作(1558~1569年)
○銘  「石州長浜住貞綱作」
◇ 刀長67.9cm 反り1.6cm。
康正年間の作(1455~1456年)


 石州長浜刀工は、応永から文禄(1394~1595)にかけて、百数十人を数え、盛んに刀がつくられたが、周布氏の長州移住とともに四散し、その跡を断つにいたった。これらの刀工が銘を切った傑作は数多く残されていて、この四口の刀は、石州長浜刀の代表的作品である。
 なお、石州長浜刀工之碑が宝憧寺山に建立されている。

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