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獅子頭

指定日:昭和48年5月1日
所在地:浜田市片庭町
所有者:個人

獅子頭

 出雲国造(いずもくにのみやつこ)北島家の分れ、小野惣兵衛清孝(きよのり)が、暦応年間(1340年頃)小石見郷(こいわみごう)(浜田付近の旧名)に来て居を定め、江木家の祖となったといわれ、この獅子頭(ししがしら)は、その時に持ち来たったものと伝えられている。祠(ほこら)を建てて大元神をまつり、獅子頭を納めて厄払い神事に近年まで用いており、民俗学的に貴重である。
 造りが田楽の獅子頭によく似て、古型シシ頭と呼ばれるもので、頭の内側に墨書で嘉応元年(1169)と記されているところから、平安末期の作ではないかといわれている。肥松を彫って作られ、黒の漆塗りで、鼻の部分などにかなり損傷がある。
 ◇全長41cm (内鼻長14cm)
  高さ24cm 幅36cm

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