指定日:昭和48年5月1日
所在地:浜田市日脚町
所有者:天上岡八幡宮
市内日脚町の八幡宮に秘蔵されているこの獅子頭は、朝鮮伝来といわれており、神社の古い伝えに「交易にきた朝鮮の船が、夜中に周布川の川口がふさがって、海に出られなくなった時、船にあった獅子頭を奉って祈ったところ、川口がたちまち開いて出航することができた。」とある。
戦国時代、周布の鳶巣(とびのす)山に城をかまえていた豪族の周布氏が、今から555年前の、文安四年(1447)に、朝鮮王朝の世宗と交易を約しているが、この獅子頭の伝えに「文安のころ」とあり、その型も高麗型で、黒の漆に金泥と朱を配し、素朴さの中に威厳をただよわせている。
◇全長34cm 高さ25.5cm 幅34.5cm
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