浜田市合併から浜田市国保診療所連合体の誕生
2005年に1市4町村が合併し新浜田市が誕生しました。
合併当時、市内には中山間地を中心に無医地区が点在しており、浜田市全体の平均寿命や健康寿命も島根県の他地区と比べて群を抜いて低い状況でした。
合併前よりあった「弥栄診療所」「波佐診療所」「大麻診療所」を単独で運営するのではなく、合併直前にできた「あさひ診療所」とあわせてグループ診療で運営し、それをバックアップするべく市役所に「地域医療対策課」が新設されました。その連携を「浜田市国保診療所連合体」と名付けました。
<グループ診療の利点>
• 複数医師が関わることで質が高い医療を提供できる
• 医師と患者が合わないことが合っても、別の医師が対応できる
• 医師が休暇や学会参加等の休みが確保できる
• 子育て等の状況に応じて、ある程度働き方を変えられる
• そのほかの看護師や事務職員不足のときに応援も頼むことができる
• 各地域、各診療所での取り組みをお互い参考にできる
• 市の健康政策の立案に現場の医師の意見を反映できる
• 医師の共通の勉強、研修の場を形成できる
• 医薬品・医療材料の共通化・融通ができる
浜田医療センター総合診療科の創設
浜田市の高齢化が進むにつれ、複数の疾患を抱える高齢者が急増し、浜田医療センターの専門医の不足が顕在化したため、2015年から浜田医療センターに総合診療所を立ち上げ、浜田市国保診療所連合体から医師が移籍することになりました。
浜田市国保診療所連合体の現在
現在は、4つの国保診療所と浜田市健康医療対策課、浜田医療センター総合診療科が協働し、5名の医師で浜田市の総合診療、地域医療を支えています。
浜田市国保診療所連合体のミッション
~どこに住んでいても地域で暮らす人が安心して生活できるために、浜田医療圏の継続的な医療の充実を図る~
5つの方策
①良質な医療の提供(プライマリ・ケア、在宅医療、病院総合診療)
②人材育成
③職員がお互いに助け合い、楽しく働き学び続ける
④他機関とのネットワークの形成
⑤保健医療福祉政策への参画
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- 浜田市 健康福祉部 健康医療対策課
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電話番号:0855-25-9320
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