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第2回瀬戸ケ島埋立地活用研究会の会議結果について

会議結果報告
会議名  第2回瀬戸ケ島埋立地活用研究会
開催日時  平成26年6月25日(水)15時00分~16時20分
開催場所  浜田市役所5階 議会全員協議会室
会議の担当課  地域プロジェクト推進室
議題  瀬戸ケ島埋立地の活用について
公開・非公開  公開

1 事務局からの報告事項

・第1回目の研究会で出されたアイデアについて、漁港施設の用途指定や土地所有者等を踏まえて、事務局でゾーニング案を作成した。(たたき台であり確定したものではない)

      ※事務局が作成したゾーニング案[PDF/424KB

・仮称として浜田シーパラダイスという名前を付けているが、今後テーマやコンセプトも検討していく。

・漁港施設用地を他の目的で利用する場合は、国の承認や県の許可を得やすいように一定期間の利用も想定しなければならない。

・特に県が所有する土地については簡易なものや仮設的なものを検討する必要がある。

・事務局案について、前回いただいた意見に漏れがないか確認していただき、意見交換の参考にしていただきたい。

 

2 意見交換

 【コンセプト】

・海がきれいに見えるという利点を活かして「恋人の聖地」というようにしてはどうか。

  (マリン大橋のライトアップなど)

・男性よりも女性の方がお金を使う傾向にあるため、女性目線で考えた方が良い。

・広島の人に来てもらうために、広島の人がわざわざ浜田まで来たいと思える要素が必要。「浜田」「島根」「日本海」というような広島では味わえない部分を前面に押し出した施設にすべき。

・浜田の観光資源やロケーションを最大限に活かして、浜田の資源を詰め込んだ施設というようなコンセプトを明確にした施設が良い。

・賑わい創出のため、市場などによる活気を盛り込みつつ、海を活かしたレジャー、温浴施設、神楽等をひとつのコンセプトをもとに繋げてひとつの施設に作り上げてほしい。

・シーパラダイスという名前は他にもある。

 【温泉施設】

・浜田には他にも温泉施設があり、現在がんばって再生しようとしているところである。そういった中で、新たな温泉施設をつくるというよりも、違うものを整備して、来られたお客さんをまわりの施設にお連れできるようにすべきではないか。

・渡船のお客さんがゆっくりできる温泉施設があれば良い。

 【コンベンション施設】

・大きなコンベンション施設があれば、そこで会議に出席した方が浜田で宿泊・飲食をするなど、経済効果が生まれるのではないか。

・神楽をする立場としては、中途半端な施設・ホールは求めていない。この場所で神楽の拠点となり得るものが整備できるのか?屋根と柱だけの施設では夏が暑いため、避暑の要素が必要である。

・観光情報を提供するものを併設するのか。

 【レジャー】

・小さな水族館というのは良いアイデアである。以前水産技術センターにあった水族館も無料ということもあり、学校の社会見学や親子連れで来られていた。大掛かりなものでなくても気軽に魚とふれあえる施設があると良い。

【物販・飲食】

・基本的に金はかけない方が良い。建物をつくるとしても、固定するものではなく、例えば大型テントのようなものでも良い。

・屋台を10~20店程度集めて、浜田のものを食べれるようにすれば良い。

・広島から来ても、どこで食事をしていいか分からないため、食を1箇所に集めれば良い。

 【渚の交番】

・海と人をつなぐコンセプトであり、基本的には安全を重視するもの。安全面とあわせて観光などに関する施設整備が可能。どのような用途にするかの制約はない。

・物販・飲食、藻塩の生産、マリンスポーツ、安全パトロールという機能を想定していた。

・ライフセービングクラブは渚の交番に常駐するため、今出ている意見が実現して、施設管理が必要ということであれば対応可能というスタンスで考えている。

 【周辺の既存施設との関係】

・物販施設は、既存のお魚センターへの影響もあるため、なんでもかんでもここへ持ってくるというのはもう少し考えなければならない。

・瀬戸ケ島開発を考える上では、市内の既存施設と切り離して考えてはいけない。既存施設もこの計画に関連付けて考えていかなければならない。

・お魚センター等との共存については、お互いに異なるコンセプトを決めればやりようがある。

 【その他】

・中途半端なものを整備しても結局ダメになる。中途半端なものをつくるなら、やらない方が良いという感覚で進めてほしい。

・何もかもやるというのではなく、ある程度やることを絞っていくべきである。

・PRという面では、CMを作って県内・広島・岡山にPRしていけば大きな集客が見込めるのではないか。

・渡船を集約できれば、休日には相当な人が集まる。その人たちに楽しんでもらえる温泉施設や神楽上演施設があれば、広島・浜田の人が楽しめるようになる。

・事務局案と同じような施設が数年で人が来なくなっている事例がある。広島でも同じような施設がアクセスの悪さ等により人が来なくなり、全てダメになっている。瀬戸ケ島の開発を始める前に同様の施設がなぜダメになったのかを調査すべき。調査結果を踏まえて、長い目で見てリピーターに来てもらえる施設にすべき。

・広島から高速道路とガソリン代で1万円かかる。1万円出してでも行きたいと思えるものが必要。

・高齢者が浜田に来てのんびりできて、良いところだからまた来たいと思えるような施設が良い。

・水産種苗生産施設等も見学をできるようにして、一般の人に親しまれるような施設にすべき。

・冬場の対策が必要。

・観光客の入込客数に関するデータがあれば、そういったデータをもとに選択と集中ができると思う。

・温泉施設やプールをメインにした大きなホテルや、海が見えるホテルといったような、浜田らしいホテルを基盤にした複合施設ができれば良い。

・24時間対応の託児所があれば良い。

・瀬戸ケ島に施設を整備しても、道路整備ができていなければアクアスのついでに寄ってみようとは思わない。まずは道路整備が必要。

・どうすれば成功するのかというよりも、どうすれば失敗しないかと考えるべき。

・広島近辺の道路事情も良くなってきているため、広島の人が気軽に浜田へ来れる範囲が広がっている。

・親水性のある施設が必要。極端に言えば、海の上に桟橋を作り、その上で食事ができるなど、そういうところまで考えられないか。

・夏の海水浴客は泳いだらすぐ帰ってしまう。外貨を稼ぐために、現状が滞在型の観光になっていないという課題を克服すべき。

・既存の資源を利用するだけでなく、新しい目玉を創造するという視点があっても良い。

・海がある県は他にもあるため、海に関して他がやっていないことを検討すべき。

 

 

3 今後のスケジュールについて

・これからパートナーとなるコンサルの選定作業に入っていく。

・公募の作業に入るが、あわせて評価委員会も設置する。

・評価委員のメンバーについては、行政職員とこの研究会からも出ていただきたい。

・研究会から参加するメンバーについては、事務局の方へご一任いただき、後ほど藤原会長と相談しながら決定させていただきたい。

・業者決定が8月下旬~9月上旬になると思われるため、第3回目の研究会は9月頃に開催する予定。

 

 →研究会から参加する委員については、事務局一任ということで了解。

 

                                            以上

 

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