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第5回瀬戸ケ島埋立地活用研究会の会議結果について

会議結果報告
会議名  第5回瀬戸ケ島埋立地活用研究会
開催日時  平成26年11月20日(木)15時00分~16時30分
開催場所  浜田市役所5階 議会全員協議会室
会議の担当課  地域プロジェクト推進室
議題  瀬戸ケ島埋立地の活用について
公開・非公開  公開

1 事務局からの報告事項

・前回の研究会で委員の皆さんからいろいろと意見をいただき、整理すべき課題も見えてきたと考えている。

・特に意見の多かった「目玉になるものが必要」ということについては、それぞれのゾーンでこの事業のキーワードとなる「海・魚」などを活かしたソフト事業を打ち出していけば、瀬戸ケ島は十分魅力的な場所になるという考えのもとに事務局とコンサルの方で資料をまとめてきた。

・来月から開始するパブリックコメントの募集までに開催する研究会としては今回が最後になるため、本日のところである程度の方向性を見出していきたいと考えている。

 

2 意見交換 

 <委員から出された主な意見等>

(1)ソフト事業について

・中央通りは200m近くあると思うが、朝市を開催する際に地元の業者だけで賄えるのかという心配がある。漁業関係の業者など、具体的なことを個別にヒアリングしていくべきである。

・ソフト事業で県外から人を呼ぶには、目玉となるグルメなど、「これを食べに行きたい」というものがほしい。新たにつくるご当地グルメは失敗することが多いため、もともと浜田にある素材や料理を活かしつつ、瀬戸ケ島の名物になるようなものがあると良い。

・みなとがっこうの体験プログラムは夏だけのように思われてしまうが、実際は4月下旬から10月末までは体験可能である。

・体験プログラムを通して、子どもたちに浜田の海を好きになってもらい、将来的には県外に出るのではなく浜田に残りたいと思ってもらえるような子どもを育てていきたい。それが今後の浜田の発展につながっていくと考えている。

・資料にある体験プログラムは既に実施しているものもあり、現実的に実施可能なものである。

・瀬戸ケ島で実施する朝市を他にはない話題性のあるものにしていく、また瀬戸ケ島のご当地グルメの開発、瀬戸ケ島で行う年に1度のお祭りイベント実施など、こういうもので集客したいという目玉を具体的に示した方が良い。

 

(2)各施設(スクエア、温泉等)について

・ここまで大掛かりなことはせず、公園・温泉・カフェぐらいの整備にしておき、来られる方の意見を聞きながら大きくしていくべきではないか。

・イメージ写真を見るとおしゃれな雰囲気のものが多いが、やはり瀬戸ケ島という場所的なイメージもあるため、おしゃれなカフェよりも市場の活気や賑わいを見せる方が良いのではないか。

・食べ物や場所のイメージにマッチした施設をつくった方が良い。

 

(3)その他

・目玉になるものとして海をキーワードにするということだが、四季を通して集客できるものなのか。海で遊べる期間は短いが、オフシーズンをどのように考えているのか。

・1年を通して、施設の機能がどの季節に対応するのか、季節・時間の流れの中で県内・外のお客さんをどのように集めるのか、そのあたりのストーリーが必要ではないか。

・今ある港と同じ機能のものをつくって、どのように周辺観光施設とつなぐ仕掛けとストーリーづくりをするのか、説明が必要ではないか。

・年末までに地元の瀬戸ケ島会に対して説明をしてほしい。

・県立大学の授業で瀬戸ケ島埋立地に学生を連れて行ったが、防波堤から海を見せたら「ここはすごい」と驚いていた。ここに温泉ができるなら絶対に行くとも言っており、学生たちはこの事業におおいに関心を持っている様子である。

・実際に県外からアクアスに来ている方にどういうものがあれば来てもらえるかヒアリングするなど、この研究会の委員だけでなく実際に浜田に来ているお客さんの声も聞きながら進めるべきである。

・子どもが来れば必ず親もついて来るので、子どもが「また浜田に行ってみたい」と思うようなものがあると良い。大人目線だけでなく、子ども重視の目線でも掘り下げて検討してほしい。

 

 【事務局から】

・浜田の多種で新鮮な魚をなるべく安く消費者に提供できる施設があれば、きっと喜んでいただけると考えているが、仲買の方と共存できる落としどころを研究する必要がある。

・お魚センターとの関係性について、機能を分散すべきか、或いは瀬戸ケ島に集約してお魚センターが持っている価値を一緒に高めるのが良いか、そのあたりを整理しなければならない。

・浜田の海の魅力を子どもたちに体験してもらうため、渚の交番のプログラムにいろいろな企画を盛り込んでいる。体験を通じて浜田に誇りを持ってもらい、大人になったときに都会へ働きに出ていた人が戻ってくるなど、そういう教育的な視点での瀬戸ケ島利用もあると考えている。

・提案書の内容については、本日いただいた意見を参考にして、教育の面を盛り込み、施設についてもお金をかけずに中身の機能を充実させるということが伝わるようなつくりに修正する。

・今回のパブリックコメントの募集は、基本方針の完成版を示してYES or NOを求めるというものではない。自由な意見を求めるとともに、関係団体のところへご説明に伺いたい。

・パブリックコメントの募集開始までにもう一度研究会を開催するのは日程的に難しいため、本日いただいた意見をもとに修正したものを持って各委員のところへ説明に伺い、最終的に会長に同意をいただいた上で公表するという方法でお願いしたい。 → 委員了解

・パブリックコメントの募集と並行して、委員からも意見をいただき、2月末までに方針をまとめていきたいと考えている。

 

3 今後のスケジュールについて

・パブリックコメントの募集  (12月17日~1月16日)

  周知文:広報はまだ12月号に掲載

  閲覧場所:地域プロジェクト推進室、各支所自治振興課、中央図書館

       (市ホームページでも資料の閲覧と指定様式のダウンロードが可能)

  提出方法:指定の様式に必要事項を記入の上、持参・郵送・FAX・メールで提出

・第6回研究会 (1月下旬~2月上旬)

  パブリックコメントの意見等をもとにとりまとめた基本方針(素案)の最終確認

・基本方針(素案)の完成 (2月末までに)

 

 

 この研究会で寄せられた意見をもとに、基本方針(素案)<暫定版>を作成しました。

 内容についてはこちらをご覧ください。

 なお、パブリックコメントの募集については、都合により延期します。 

 延期後の募集期間等は現時点では未定ですので、決定次第、改めてお知らせいたします。 
 
   
 

 

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