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会議結果報告

会議結果報告
会議名  平成26年度第3回浜田市立図書館協議会
開催日時 平成27年1月8日 午前10時~午前11時50分
開催場所  浜田市立中央図書館 2階 多目的ホール
会議の担当課  教育委員会中央図書館
議題

(1)浜田市立三隅図書館開館時間についての方針案について

(2)浜田市立図書館協議会「意見集約シート」での意見について

(3)その他

 ア 家庭読書の推進について(報告事項)

 イ 蔵書点検の実施について(報告事項)

公開・非公開  公開(傍聴0人)

主な意見、質問及び協議内容

1  浜田市立三隅図書館開館時間についての方針案について

  平成26年6月から実施している三隅図書館の開館時間の試行延長について、試行延長期間の利用状況を報告するとともに、利用実態や県内他市の分館の状況も調査を踏まえ、三隅図書館の開館時間の方針案について説明し、質疑の後、了承を得た

【委員からの主な意見】

(意見)

・方針案についてはこれで良いと思うが、図書館を開館する時間を変更した場合、その時間帯に図書館を利用している人へのフォロー等の対応をしっかりして欲しい。

(回答)

・変更した場合、広報等による周知を行うとともに、利用者ともコミュニケーションを十分に取るなど配慮する。

(意見)

・早い時間に図書館を利用する人は、本を借りなくても新聞の閲覧を目的にしている人もいると思う。開館する時間を変更する場合は、  開館前でも新聞が読めるような配慮があっても良いのではないか。

(回答)

・三隅図書館は、館内清掃を職員自身が行っており、開館準備等もあるため、開館時間前に利用者を館内に入れることは困難であることをご理解いただきたい。

(意見)

・三隅図書館のことではないが、旭図書館について旧浜田高等学校今市分校への移転があると聞いている。移転については地域住民の声をしっかり聞いて欲しい。
 また、職員の勤務体制を考え、図書館利用者は当然として、図書館職員への安全性にも不安がある。

(回答)

・旭図書館の移転事業については、旭図書館が入っている旭センターが廃止されること、地元で旧今市分校の利活用を検討した結果を受けて、旭自治区にて進められて事業である。委員からいただいた意見については、担当部署に報告しておく。図書館としても、これまでの間、図書館の安全性に十分配慮するよう伝えている。

2  浜田市立図書館協議会「意見集約シート」での意見について

  図書館協議会として議題すべき項目等について事前に委員会から提出された意見に対して、回答や対応などについて説明した。

 【委員からの主な意見】

(意見)

・提出した意見に対して「検討する」と回答したものについては、しっかり検討いただき、後の図書館協議会で報告して欲しい。

(質問)

・多目的ホールを利用する団体に対して、昨年度と同様に利用日時等を調整する会議を開催するのか。

(回答)

・利用調整会議については、多目的ホールの利用が増えてきた現状では、公平性の観点から今年度は実施しない方向で考えている。ただし、読書普及活動を行う団体に対しては、当市の読書推進を担う活動を実施するために使用しているため、この団体については、年度内に調整する場を設けたいと考えている。

(意見)

・市の財政状況が厳しいなか、図書館を運営する以上、行政の役に立つ図書館づくりを行っていく必要があるのではないか。

(回答)

・地域課題に対応する図書館というのは、これからの図書館にとって重要な観点であると認識している。一例として、今年度において地域医療対策課と連携し、9月に「がん制圧月間」に行政関係の資料展示と併せて関連図書のテーマ展示を実施した。こうした取り組みを他の部署とも連携してできないか検討したい。

(意見)

・図書館の情報発信について、もっと強化していく必要があると思う。例えば、図書館には新着図書をリスト化して総合窓口に配置しているが、このことを知らない人が多い。

(回答)

・情報発信については、市の広報誌や図書館だよりの発行等を行っているが、広報誌の内容を再検討し、館内の展示等を紹介するコーナーを設けるなど、既存の広報媒体を活用することで、情報発信の強化に努めたい。

(意見)

・国立国会図書館が運営するレファレンス協同データベースは、非常に参考になる。浜田市立図書館においても積極的な活動をお願いしたい。

(意見)

・中央図書館体制に移行後、分館の書架が寂しくなったように感じている。可能であれば、中央図書館が所蔵するベストセラー図書の巡回展示を計画して欲しい。

(回答)

・中央図書館体制前は、各自治区の図書館として独自の運営がなされており、選書も自由に行えたため、そのように感じることもあるかもしれないが、各分館の図書購入費は大幅に増額されており、職員配置についても司書資格を有する嘱託職員を配置するなど、サービスは向上している。ベストセラーの巡回展示については、図書館には予約サービスがあり、この制度をもっと活用していただきたい。

3  その他

(1)家庭読書の推進について

 この度、浜田市社会教育委員の会が教育委員会に答申した「浜田市家庭教育のあり方」について、社会教育委員でもある委員から家庭読書の重要性等についての報告を受けた。

【委員からの主な意見】

(意見)

・家庭読書は、1日10分もあれば実践できることなので、多様な家族スタイルがある現代社会において、どの家庭でも無理なくできるのではないか。

(意見)

・子育て支援センターが実施する3歳児検診等で、絵本の読み聞かせを行い、親が子どもに本を読んであげる重要性について保護者に説明する活動をしているが、多くの家庭で子どもに読み聞かせをしていないという現実がある。

(意見)

・学校図書館現場においても、本の貸出実績は増えている一方、子どもたちは家で本を読まないという現実に直面している。家庭読書の重要性は理解しているが、学校サイドでどのように進めて良いか悩んでいるところである。

(意見)

・家庭読書を推進するためには、教育部門だけでなく、ブックスタートを行う子育て部門や福祉部門など横断的な取り組みが必要だと考える。

(2)蔵書点検の実施について

 2月に実施する蔵書点検について、図書館の休館等について説明した。
 なお、この件について、委員からの意見は無かった。

 以上

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