会議名 | 平成28年度浜田市ウイルス性肝炎進行防止対策審議会 | |||
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開催日時 | 平成29年3月21日 (火) 18時00分~19時00分 | |||
開催場所 | 浜田市三隅支所 3階 第一会議室 | |||
会議の担当課 | 浜田市三隅支所 市民福祉課 | |||
議題 | 1.浜田市ウイルス性肝炎進行防止対策事業の検証について 2. 今後の肝炎予防対策について 3.浜田市ウイルス性肝炎進行防止対策審議会の解散について 4.その他 |
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公開・非公開 | 公開 |
出席者
審議会委員
藤田 委由 (島根大学医学部名誉教授 医学博士)
寺井 勇 (寺井医院 院長)
三宅 達也 (島根大学医学部附属病院 肝臓内科)
竹内 俊介 (浜田保健所 所長)
事務局
中島 良二 (三隅自治区長)
大田 等 (市民福祉課長)
斎藤 英樹 (市民窓口係長)
宇津 香也子(健康福祉係 専門技術員)
石川 亜希 (嘱託保健師)
主な意見、質問及び協議内容
※アンケート調査については、何歳くらいまでを把握しているのか?
→H27年10月のアンケート調査で、80歳までを対象として実施している。1,382人に送
付してアンケートの回答率は13%だった。未回答者については把握できていない。
また、平成22年及び23年に74歳までを対象に実施しており、これらの取組を合わせ
れば、アンケートでの把握は80歳過ぎまでである。
※新しい治療が出来るようになって、80歳代の方でも元気な方は治療を行っている状況である。
今後こういった治療が可能と思われる人を、いかに治療に結び付けていくかも課題ではない
か?
→新薬の登場で80歳以上でも治療が可能になったことは、今後も普及啓発すべきである。
ただし、強調しすぎることも問題があると思われる。
※80歳以上の対象者に治療が可能であることを周知する際には、治療タイプによっては貧血や
他の合併症で治療できない人も存在することを認識しておくべき。全員の方が治療が可能と言
う誤解を生じさせないように注意することが必要。
※肝炎多発地区の7割弱がカバーされて、治療者の9割以上がウイルス消失した事になる。
この事業で治療を受けなければ、多数の人が肝硬変や肝臓がんを発症していたことが考えら
れ、この事業でどれだけの発症を防止できたかを考えると、かなりの効果があった事業と考え
て良いのではないか。
※全国で同様の取組を行っている先例は存在するか?大学等ではどうか?
→自治体の支援としてここまで実施している例は聞いた事がない。
大学では、健診から治療に結びつけた例があるように聞いている。
※毎年実施しているアンケート調査は、回答があった人に対しては次回からは送付していないの
か?
→回答があった場合には送付していない。ただし、検査を受けたことがないという人に対して
は再度送付している。
アンケートの送付総数は5,500人で、回答者数は1,600人であった。
この取組で把握できた感染者が182人、非感染者が398人で、新たな感染者を保健指導
に結びつけたと言う意味で、効果的な取組であったと評価している。
※議題1「浜田市ウイルス性肝炎進行防止対策事業の検証について」は報告のとおり了承する。
※議題2「今後の肝炎予防対策について」は、「4.肝がんへの進行チェック」に記載されている
「非代償性肝硬変」を、「代償性肝硬変」に修正した内容で了承する。
※議題3「浜田市ウイルス性肝炎進行防止対策審議会の解散について」は、本年度末で解散す
る。
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電話番号:0855-32-2806
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