会議名 | 平成29年度第2回金城自治区地域協議会 | |||
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開催日時 | 平成29年8月10日 13時30分~14時40分 | |||
開催場所 | 金城支所 304会議室 | |||
会議の担当課 | 金城支所防災自治課 | |||
議題 | 1 スポーツ施設の適正な配置及び整備について
2 浜田市総合振興計画等の進捗状況について 3 その他 |
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公開・非公開 | 公開 |
主な意見、質問及び協議内容
提出議題
1 スポーツ施設の適正な配置及び整備について
浜田市教育委員会から、「スポーツ施設の適正な配置及び整備について(答申)」について説明し、意見を伺いました。
【質問】
合併前に各町村が作った施設であり、類似施設が沢山あることを課題、問題にするのはおかしい。維持管理が難しいから減らすのではなく利用効率を考え何が必要かを検討すべき。
【回答】
それぞれの地域で施設が活用されてきたと思いますが、その特徴を生かした観点で考えています。
【意見】
施設が老朽化して利用がないものは廃止しても仕方がないと思うが、必要なものは厳しい財源でありながら何とか取組んでもらいたい。
【質問】
地元譲渡になると、地域はそのままの施設の状態で使い続けることになるのか。
【回答】
答申の中では、「地元譲渡」という表現がありますが、実際には「地元貸与」、「無償貸与」になるかもしれません。経費面も含めて検討します。
【質問】
無償譲渡されても、固定資産税が生じたりすることが出てこないのか。
【回答】
表現では「無償譲渡」となっていますが、市の考えは「無償貸与」で、税金が生じないようにしたいと考えます。
【意見】
金城は非常に平坦な土地であるため、陸上競技場等計画してもらえればと思う。
2 浜田市総合振興計画の進捗状況について
浜田市地域政策部から、「浜田市総合振興計画」及び「浜田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の進捗管理について説明し、意見を伺いました。
【質問】
もう少し具体性のある計画を作って欲しい。人口減少と経済対策の2つに絞って徹底的にやっていって欲しい。今、浜田が何をしなければいけないかというのは雇用の場を増やすことだと思う。しっかり総合振興計画に組み入れてもらい、行政と地区住民とが一体になって雇用の場を創出することに傾注してほしい。
【回答】
総合振興計画はまちづくりの在り方を7つの部門ごとに定めていくということで色々な分野の計画が掲載されています。その中で市長が就任以来特に力を入れておられるのが雇用の創出であり、目標として広島開拓室を設置して取り組んでいます。
【質問】
現状で保養センターに宿泊できないということが地元にとってマイナスになっていると感じている。これまで宿泊数の減少対策を何年も繰り返してきたが、地域だけの力でなく市長を中心とした大きな取り組みをしていかないと来客が増加する気がしないので考えて欲しい。
【回答】
市もアドバイザーの招聘や周辺の環境整備などの取組みを行っており、この取組みが根付いていくと来客は回復すると期待しています。地元だけで大きな集客を図ることは厳しいと十分承知しているので、金城支所だけではなく本庁も一緒になって取り組みをしていきたい。
【質問】
元谷団地を開発する一方で、圃場整備事業をした農地が荒廃している。農地が無いから新しく開発するのなら分かるが、費用をかけて整備した農地が荒れているのにまた新しく農地を作ることが理解できない。
【回答】
元谷団地は、旧畜産開発事業団の広大な牧草地が遊休化していることから、これまで有効活用することを検討してきました。大規模農業法人等が入植されるなど、一定規模の農地を開発し、有効活用を目指すことと考えています。
【質問】
市内のシングルペアレントへの援助も定住対策にとって必要だと思う。呼び込むのも大事だと思うが、市内のシングルペアレントへの支援をしてもらいたい。
【回答】
シングルペアレント事業は国の地方創生の交付金を活用しているため、5年間は継続していきます。それに併せ、市内のシングルペアレントに対しての手立てもどういうことができるか考えており、実行しているものもあります。
3 その他
(1)委員の選任について
浜田市保健医療福祉協議会の専門部会委員の選出について協議し、選任しました。
浜田市保健医療福祉協議会専門部会委員
地域保健医療専門部会委員 古城 護 委員
高齢者福祉専門部会員 古城 護 委員
(2)浜田市生活路線バス「かなぎおでかけバス」の運行について
平成30年度以降の浜田市生活路線バスの運行計画の策定に向け、乗車人数の実績等を報告しました。また、乗車人数が少ないため、現在の運行状況の見直しを行うことを説明し、了解を得ました。
(3)7月4日からの大雨災害について
7月4日からの大雨災害について、降雨及び被害の状況、避難所開設の状況等の対応についての検証を報告しました。また、被害の大きかった波佐地区自主防災組織の代表でもある塚本委員から、当時の状況、改善点などについて報告をいただきました。
【塚本委員報告】
・波佐地区は、58災以降、周布川上流を中心にした護岸の補強や山側の砂防ダムの建設などにより災害が発生しなかったと思う。今回の災害は、58災の時には崩れなかったところが崩れていた。
・深夜に避難することは危険性が高まるため、むやみに外へ出ずに自宅の比較的安全な場所で避難するよう指示したことも良かった。
・自主防災組織は、市から提供されている災害時の要避難者名簿により安否確認を行い、全員の安否確認ができた。名簿に載っていない高齢者、独居者の確認ができなかったことは課題だった。
・避難所の開設はスムーズに行われたが、各組織がそれぞれ活動をしていたので、指揮命令やリーダーシップを執り、調整する機能が無かった。言い換えれば、現地対策本部が設置されていなかった。これが大きな課題として残った。
・現実になると訓練よりも違ったところがあり、今後はマニュアルどおりの防災訓練ではなく、地元での経験や体験を基にした訓練をしたほうがよい。
塚本委員からの報告を受け、協議会委員から次のとおり質問、意見がありました。
【意見】
自治区制度になってから人員がどんどん減って、災害時に対応できなくなる。地域を把握した職員を配置してもらうことを求めていかないといけない。自主防災の訓練について、雲城では先日、公民館主催で避難所の設置についてゲーム形式の「HUG(ハグ)」を行った。他地域でも実施されるのがよいと思う。
【意見】
災害の報告を受けて驚いたが、まだ波佐の若生地区が孤立しているにも関わらず17時15分に浜田市災害対策本部が解散している。若生に鳥取の防災ヘリが到着したのが18時で、3人の住民を救助したのが18時半過ぎていた。このような状況なのに1時間前には対策本部が解散している。非常に情けなく思った。
【回答】
金城支所では、若生に行く県道が通行止めの状況であったため、通行止めが解除されるまでは対策本部を継続しました。県道の通行規制が解除され、陸路が確保されたことを確認した8日(土)の9時10分に自治区本部を解散しました。災害検証については、各組織からご意見をいただき、今後、反映させていかなければならないと考えています。
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