口の中が黒いことから「ノドグロ」と呼ばれています。
脂の乗りはトロにも匹敵するといわれ、身は柔らかく淡い紅色をしています。主成分はタンパク質と脂質。不飽和脂肪酸のEPAやDHAを含む。
触って硬いもの、目が澄んでいて背の赤が鮮やかで、腹が白いものを選びましょう。
旬な季節:9月~5月
・ノドグロの煮付け ・土鍋で炊くノドグロ飯 ・白身魚のソテー
●ノドグロの煮付け●
【材料】(6人分) |
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・ノドグロ……6尾 |
・人参…………200g |
・砂糖…………大さじ3Ⓐ |
・水……………500cc |
・オクラ………6本 |
・醤油…………120ccⒶ |
・牛蒡…………210g |
・酒……………250ccⒶ |
・みりん………90ccⒶ |
【作り方】
(1) ノドグロの鱗を包丁の背を使い、身を傷つけないように尾から頭に向けて丁寧にとる。
(2) エラから腹までまっすぐに切り、腹を開いて刃先で内臓をかき出し、流水できれいに洗う。
(3) 頭を左にし、十字に切り目を入れる。
(4) 水・調味料Ⓐを鍋に入れ、ノドグロの表を上にして並べ入れる。
(5) 落としぶた(クッキングシートなど)をして強火で煮る。煮立ってきたら中火にして、時々煮汁をかけながら煮る。火を止める1~2分前に茹でた牛蒡・人参を入れ一緒に煮る。
(6) 茹でたオクラと牛蒡・人参を添える。
©山陰浜田港お魚料理教室(2016年) 管理栄養士 長野操子先生
●土鍋で炊くノドグロ飯●
【材料】(4人分) |
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・ノドグロ(干物)…1尾 |
・だし昆布……1枚 |
・しょうゆ……大さじ2Ⓐ |
・米……………3合 |
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・みりん………大さじ3Ⓐ |
・水(Ⓐと合わせて)…600cc |
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・酒……………適量Ⓐ |
【作り方】
(1) ノドグロ(干物)を焼く。
(2) 土鍋に米とⒶと合わせた600ccの水・焼いたノドグロ・だし昆布を入れて炊く。
(3) 沸騰まで強火、沸騰したら弱火で10分、火を止めて15分蒸らす。
(4) 蒸らし終わったらノドグロをとりだして身をほぐし(小骨に注意)、ご飯に混ぜ込む。
※火を止める前にちょっと強火にするとお焦げができる。
Ⓒ島根県松江水産事務所
●白身魚のソテー●
【材料】(2人分) |
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・ノドグロやカサゴ(白身魚なら何でも) |
・バターまたは油……適量 |
・なす………………1個 |
サラダ用ドレッシングやバーニャカウダソース…適量 |
・もう一手間・ |
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・いちじく……………適量 |
・バター………………適量 |
・レモン……………適量 |
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【作り方】
(1) 魚は3枚卸、骨は取り除く。なすは輪切り、縦割りお好みの切り方で切る。
(2) 魚に塩・胡椒をふり、小麦粉をまぶす。
(3) なすを油で炒める。
(4) 魚を油またはバターで軽く焼く。(刺身用の魚なら強火で表裏を焼き、中はレアにする)
(5) お皿に(3)のなすを並べ、その上に(4)の焼いた魚をのせる。(なすがあまるなら魚をなすでサンドする)ソースは市販のサラダ用のドレッシングやバーニャカウダソース等お好みの味でお召し上がりください。
※もう一手間…いちじくを半分に切り、バターで焼き、一緒に盛り付ける。そのままでは甘いので、レモンを使ってさわやかに。(塩味で味をととのえず、自然な味でお召し上がりください)
※写真はイメージです。
Ⓒ加藤雅照シェフ
●ノドグロのかき揚げ風揚げ出し豆腐●
【材料】(4人分) |
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・干ししいたけ…………4枚 |
・キクラゲ……………30g |
・ゴボウ…………………1/4本 |
・人参………………30g |
・長いも…………………120g |
・えのき……………50g(1/2パック) |
・もめん豆腐……………1丁 |
・白身魚(ノドグロ、カサゴ等)…150g |
・片栗粉…………………適量 |
・卵……………………1個 |
・油………………………適量 |
・だし汁………………適量 |
・醤油……………………適量 |
・みりん………………適量 |
・大根(おろし)…………適量 |
・三つ葉……………適量 |
・柚子の皮………………適量 |
・きざみのり…………適量 |
【作り方】
(1) 干ししいたけ・キクラゲは水でもどしてきざむ。ゴボウは千切りか削りに、人参は千切りにする。長いもはすりおろして、えのきはばらして半分に切る。3枚におろした白身魚はそぎ切りに。
(2) もめん豆腐をお湯の入った鍋に入れ、1分加熱する。お湯から上げたら30分水切りする。
(3) (1)を入れたボウルに(2)を入れてくずし、片栗粉と溶いた卵を入れてさっくりと混ぜ合わせる。
(4) おたまに取り、180度に加熱した油で揚げる。
(5) だし汁5・醤油1・みりん1を混ぜ、天つゆを作る(市販の天つゆ、そばつゆでも可)
(6) 器に盛り付け、おろした大根をのせ、天つゆをかける。上から三つ葉・ゆず・きざみのり等をちらす。
Ⓒ加藤雅照シェフ
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