沿革の概要
平成 5年 | 4月 | 不登校児童生徒への対応開始(適応指導教室開設準備) |
平成 5年 | 9月 |
島根県適応指導教室運営事業モデル市町村に指定 (平成5年~平成7年の3年間の指定) |
平成 6年 | 4月 |
石見公民館細谷分館にて適応指導教室「山びこ学級」開設 火・水・木・金の4日間開設 |
平成 8年 | 4月 | 月・火・水・木・金の5日間開設開始 |
平成17年 | 4月 | マイクロバス運行開始 |
平成21年 | 10月 | 浜田市勤労青少年ホームに移転(試行)マイクロバス運行停止 |
平成22年 | 4月 | 浜田市勤労青少年ホームに正式移転 |
平成23年 | 4月 | 青少年サポートセンター設置(連携) |
平成28年 | 6月 | 青少年サポートセンター旧警察署跡地に移設(連携) |
平成31年 | 4月 | 青少年サポートセンター学校教育課へ所管替え |
令和 3年 | 4月 | 浜田市役所 北分庁舎に移転 |
山びこ学級の概要
平成6年度より、浜田市三階町の旧細谷小学校(平成3年度末閉校)の校舎を活用して開設し、自然豊かな環境の中で、地域の温かい支援の元に教育支援センターとして活動を行う。平成21年10月より浜田市勤労青少年ホームに移転(正式には平成22年4月)し、児童生徒が通級しやすく、また、自然豊かで歴史のある場所において学習できるようになる。子育てに関する相談も受け付けており、静かな環境の中で相談業務を行っている。
令和3年4月より、浜田市役所北分庁舎2階へ移転したことにより、これまで以上に関係機関と連携しやすくなる。
運営方針
運営方針は、浜田市教育支援センター設置要綱第2条(義務教育就学年齢に達している浜田市立小中学校の不登校の状態にある児童生徒(心理的、環境的その他の要因によって在籍する小中学校に登校しない若しくは登校したくてもできない状態にある児童生徒をいう。)に対し、指導の手を差し伸べ、自立する態度を養い、不登校の状態にある児童生徒の意見を十分に尊重しつつ、児童生徒が自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立することを支援する機関として、教育支援センターを設置する。)にうたう目的遂行のために、運営方針の下に、保護者、学校現場並びに関係諸機関との連携を密にして、児童生徒の自立への援助を図りたい。なお、現今の小中学校の抱える生徒指導上の諸課題に関わる相談場所ともしたい。
(1)学校不適応児童生徒への心の居場所の提供
(2)日常生活への援助
(3)学習への構えの援助
(4)保護者への援助
(5)学校教育への援助
【基本方針】
(ア) 心の居場所(子どもたちに安心して自分を受け入れてくれる場所の保証)
・ ありのままを理解し、受け止める。
・ 子どもの感情を想像し、接する。
・ 子どもの実態に応じて、時には子どものペースに合わせる。
(イ) 柔軟な対応(不安や葛藤が多く、心の変化の激しい子どもたちに対して、個に応じた適切で柔軟な対応)
・ 子どもの話に努めて耳を傾ける。
・ 子どもの学習状況の把握に努め、一人ひとりに応じた学習指導を行う。
(ウ) 自主性の尊重(いろいろな面で困難さや自信の無さを抱えている子どもたちが自信を回復するために
自分で考え、自分で実行し、責任を取るという体験の実施)
・ どうしたいのか、自分で考える(自己決定)機会を多く与える。
・ 自分の思いや考えを相手に伝えることができるようにさせる。
・ 時には選択肢を提示するなど、ともに考え選択させる。
【支援目標】
(ア) 心の安定を図る。
・ 聴く姿勢に徹する。
・ 保護者の心の安定に努める。(保護者の心の安定が子どもの安定につながる)
(イ) 生活のリズムを整える。
・ 早寝早起きに努めるよう指導する。
・ 個別指導により1日のサイクルを把握し、適切なアドバイスを行う。
・ 家庭との連携を図る。
(ウ) 人との関わる力の育成を図る。
・ 体験活動を通し、多くの人とかかわる機会を設定する。
・ 言葉遣いなど、その場に応じた適切な対応ができるよう、繰り返し指導する。
(エ) やりぬく気持ちの育成を図る。
・ 待つ姿勢を堅持する。
・ 個別学習の充実を図る。
・ 自主的な学習の充実を図る。
・ 振り返りの機会を持つ。
(オ) 学習への興味や関心・意欲の育成を図る。
・ わかりやすい授業の展開を工夫する。
・ キャリア教育の充実に努める。
活動の内容
(1)授業時数等 |
国語 | 3時間 | 体育 | 1時間 |
社会 | 2時間 | 自学 | 3時間 |
算数・数学 | 4時間 | 生活 | 1時間 |
理科 | 2時間 | ||
英語 | 4時間 | ||
(毎月1回、2時間ALTとともに小中一緒に英語学習を行う。) | |||
計 20時間 |
(2)行事等
〇社会見学(浜田学習等) | |||
〇社会体験活動(ホースセラピー) | 【1・2学期に1回程度】 | ||
〇自然体験活動(少年自然の家) | 【6月・11月】 | ||
〇創作活動 | |||
・調理実習 | 【1学期に1回】 | ||
・陶芸 | 【12月 3時間】 | ||
・茶道 | 【毎月1回3時間】 | ||
※ 活動内容によっては必要実費を徴収します。 |
生活時程
(1)通級方法 各自で登校 私服でもよい。
(2)時程
9:10~ 9:20 | 朝礼 | 朝の会 |
9:20~10:05 | 1校時 | 学習、相談 |
10:15~11:00 | 2校時 | 学習、相談 |
11:10~11:55 | 3校時 | 学習、相談 |
11:55~13:00 | 昼食休憩 | |
13:00~13:45 | 4校時 | 学習、相談 |
13:45~14:00 | 終礼 | 帰りの会、掃除 |
※ 昼食は弁当・水筒を持参します。
親の会
(1)山びこ学級参観(常時参観可能)
(2)保護者懇談(常時懇談可能)
(3)親子活動(社会体験活動、陶芸教室、自然体験活動など) 必要経費は保護者負担
(4)保護者の会(原則毎月第3金曜日 13:00~16:00)
※希望する場合は、事前予約(電話)をお願いします。
通級の申し込み手続き
(1)所定の用紙に記入の上、所属学校を経由して教育委員会へ提出していただきます。
(2)入級願いは毎年提出していただきます。2年目からは継続願いを提出していただきます。
(3)申し込みは、いつでも受け付けます。
山びこ学級までの経路
山びこ学級住所
〒697-0027 島根県浜田市殿町22
浜田市役所 北分庁舎2階
TEL 0855-22-4748
FAX 0855-22-4748
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- 浜田市 教育部 学校教育課
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電話番号:0855-25-9710
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