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食品ロスをなくそう!~合言葉は「もったいない」~

なくそう食品ロス警護 「食品ロスの削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)が、令和元年5月31日に公布されました。今後ますます「食品ロス削減」を意識した積極的な取組が重要です。

 

 「食品ロス」は何が問題なの?

 食べられるのに捨てられている食品のことを「食品ロス」といいます。

食品ごみ

  日本国内では年間約522万トンの「食品ロス」が発生しています。うち、家庭からの「食品ロス」は約247万トン。(農林水産省令和2年度推計値)

 「食品ロス」は家庭からも出ており、手つかずの状態で捨てられている食品も多くある現状です。京都市の調査では、1世帯(4人家族)が年間約6万円相当の食品を捨てていると試算されています。 

 食品がもったいないだけではありません。捨てられた食べ物を処理するために燃料が使われ、地球温暖化にさらなる影響を与えるだけでなく、みなさんが納める税金が処理費用に充てられているのです。 

 環境にも家計にもやさしい「食品ロス削減」に向けた取組を今日から始めてみませんか?

 食品ロス削減のために、私たち一人一人ができること

30・10(さんまるいちまる)運動に取り組みましょう

30・10(さんまるいちまる)運動とは

 長野県松本市発祥の食品ロスを削減する取組みです。もともとは、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンとして始まり、現在では宴会にとどまらず家庭での取組みとしても全国的に広がっています。

宴会で取り組む30・10運動

 宴会終了後、気づいたらたくさんの料理が残ってしまっていたということはありませんか。

 会話が盛り上がり、食べる時間がなくなってしまったり、自分だけ席に座って食べ続けるのは気づまりで、結局食べきれなかったという経験がある人もいるのではないでしょうか。

 そこで、宴会の席で30・10運動に取り組んでみましょう。

 (1)乾杯後、30分間は席で料理を楽しむ。
 (2)お開きの10分前に席に戻り、もう一度料理を楽しむ。
 (3)幹事は、(1)(2)を実施する旨を開会時に説明する。時間がきたら、その都度声かけする。
 

 たったこれだけのことですが、食品ロス削減にはかなり効果的です。

 出席者はおいしい料理も会話も楽しめるし、お客様に食べきってもらえればお店側もうれしい。

 楽しい飲み会双方にとっておトクな取組みです。

 ただし、出席者全員で取り組むには、幹事さんの声かけが必要不可欠!  

 幹事さん、ぜひご協力をお願いします。

 また、量が多くて食べきれない方は、ほかの出席者に早めにおすそ分けしましょう。 

家庭で取り組む30・10運動

 日頃の生活を見直してみましょう。次のポイントをちょっと意識することで、「食品のロス」や「家計のロス」を減らすことにつながっていきます。必要な量だけ購入し、食べきることを意識しましょう。

買物
  •  事前に冷蔵庫内をチェックしてから買い物へ行きましょう。冷蔵庫チェック
  •  買い物は使う分だけ購入しましょう。
  •  期限表示をチェックし、利用に問題なければ手前に陳列されている商品から選びましょう。
保存
  •  保存方法を確認して、最適な場所で保存しましょう。賞味期限ほか
  •  まとめて下処理(冷凍・乾燥・塩蔵など)しましょう。
  •  期限の近い食品を手前に置きましょう。
調理
  •  残っている食材から使用しましょう。料理する人
  •  食べきれる量を作りましょう。
  •  食材を上手に食べきりましょう。

   (消費者庁啓発用チラシ「今日から実践!食品ロス削減 家庭編」より)

 

毎月10日・30日は冷蔵庫クリーンアップデイ

 毎月10日・30日を“冷蔵庫クリーンアップデイ”として、冷蔵庫内の消費・賞味期限の近いものや傷みやすいものを積極的に使い、冷蔵庫を空にしましょう。

インターネットで料理レシピを検索してみるのもおススメです。

浜田の食材を使用したレシピや食材を食べきるためのヒントが詰まったレシピが掲載されている次のサイトものぞいてみてください。

 ⇒料理レシピサイト クックパッド 浜田市公式キッチン 「浜田市びいびくん食堂」(外部リンク)

 ⇒料理レシピサイト クックパッド 消費者庁公式キッチン 「消費者庁のキッチン」(外部リンク)

【外食で】食べきれる量を注文しよう! お店側も食べきってもらえるような工夫を!

料理の注文 その日の体調を考慮し、食べきれる量かどうかよく考えてから注文しましょう。ハーフメニューや小盛メニューを選ぶのもいいですね。

 お店側も、メニュー表に料理の量がイメージできる写真を掲載したり、お客様が食べきれる量のサイズ展開を行うなど、ご協力いただきますようお願いします。

 

【家庭で】眠っている食材を必要な人へ提供しよう! フードドライブ(ひとり一品運動)

 買ってはみたものの、食べないまま眠らせている食品をお持ちの人は、浜田市社会福祉協議会が行っている“フードドライブ(ひとり一品運動)”にぜひご協力ください。

“フードドライブ(ひとり一品運動)”とは?

 ご家庭で眠っている食品を生活に困窮されている人や福祉施設に無償で提供するボランティア活動です。

 浜田市社会福祉協議会が年間を通じて食品の寄贈を受け付け、必要な人や福祉施設へ配布しています。

 一品だけでも寄贈できます。

 寄贈できる食品や持ち込み先など、詳細については≪浜田市社会福祉協議会ホームページ(外部リンク)≫をご覧ください。

缶詰

レトルト食品袋めん味噌そうめんわかめ

 

  「もったいない」を合言葉に、できることをガッツポーズ今日から実践してみましょう!  

 

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