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令和元年度第5回三隅自治区地域協議会

 

会議結果報告

開催日時 令和元年11月27日(水) 午後6時30分~午後9時42分
開催場所 浜田市三隅町三隅1434番地 三隅支所 3階 集会室
議題

【会長あいさつ】

【自治区長あいさつ及び近況報告】

【報告】
(1)「歴史文化保存展示施設」の整備方針(案)について
(2)浜田市スポーツ施設再配置・整備計画(案)について
(3)令和2年度当初予算要求の概要について
(4)CATV統合の経過について
(5)浜田市地域協議会委員候補者の推薦について
(6)浜田漁港周辺エリア活性化検討委員会の開催報告について
(7)浜田市水道事業審議会の開催報告について

【協議】
(1)自治区長の推薦について

 

公開・非公開 公開

 

〔協議・報告内容及び主な質疑・意見〕

報告事項 

(1)「歴史文化保存展示施設」の整備方針(案)について

 浜田市教育委員会河上教育部長より整備方針(案)の概要を説明

【質問】 
 実際に現場で携わっている人の理解を基本的に得られているのか。それと、人件費の嘱託費とあるが、今の職員の待遇はどうなるのか。

【回答】
 こども美術館増設ということで、美術館の声は教育長の方から館長を含めて話をしています。ですが、全職員の細かいところまではいっていないと思いますが、基本的にこの美術館の増設ということでお話をしております。現在の浜田資料館の職員さんのこともありますけども、浜田市文化協会に管理を委託しておりますけども、新しい施設になったときにそのままにするのか、現在のこども美術館については教育文化振興事業団に指定管理を出しておりますので、そこでの雇用になるのかも含めてそこまではまだ決定をしておりません。

【質問】
 3点お伺いする。1点目は、この新設の資料館については、展示は浜田市全体の資料展示になるのか、それとも浜田自治区の現在老朽化しているものの建て替えとして増設をするのか。2点目として、ふるさと寄附の利用が31000万円で、現在4億円あるという話をされたけれども、これは目的として、目的の寄附が4億円あってそのうちの31000万円を使われるのか。3点目として、こども美術館に増設するということで、収蔵庫というのが0ということになっているが大丈夫なのか。

【回答】
 1点目は、浜田郷土資料館にも各自治区の資料をわずかであるが展示をしているので、今回浜田郷土資料館の立替えをメインとするとしておりますけども、基本的には全市のものがいくという認識をしております。仮に展示室が400㎡できたとしても、いずれにしましても全てのものは同時には展示できませんので、今後企画展などそういったところではもし、和紙のことをするというのならば三隅からお借りしないといけないと思いますし、金城の偉人のものだと言われれば、金城の物を借りることになる。展示については、全市的なものとしてご理解いただきたい。
 2点目は、ふるさと寄附ですけども、先ほど約4億円と言いましたけれども、3月末時点でこの新2号の歴史文化資源に該当する部分が4億9,000万円が残高です。新2号を使ったことによって全部がなくなるわけではないということでご理解いただきたい。
 3点目は、収蔵庫の0㎡には増築部分が0㎡ということでご理解いただきたい。改修のほうの費用には入れておりますが、増築の部分の面積には無いということ。現在の3階にある美術館の既存の展示室を改修して収蔵庫にするものです。

【質問】
 現在、自治区にある資料館の立ち位置はこれからも続いていくという考えで、老朽化に対応していく予定があると考えていいのか。

【回答】
 金城の資料館については基本的に残すという方向が出ているが、それ以外の資料館は資料の保存の場にするとか、代わりに支所での展示をするということにしている。現在の計画では令和
7年までは現状のままの条例上も残すこととしており、その後については展示をそのまま続けていくことが可能かどうか、資料室いわゆる倉庫的な扱いにするかは少し検討させていただきたいと思っている。現在あるものが本当に残すべきかどうか、特に民具関係は住民からの寄付によるものがあり、歴史的価値を判断しないまま受けていたものがあるので整理が必要と思っている。

【質問】
 建物の経過年数について、浜田は築年数60年、金城は47年、旭は39年、弥栄は15年、三隅は41年となっており、その中では金城の築年数が経っているのに金城は残して、他をやめるということか。

【回答】
 金城については、再配置方針の中でも西中国山地に特化した資料館ということで残していきたいと考えている。他の資料館は経過年数が短いものもあるが、その収蔵庫として残していくかどうか、ある程度の規模や構造的にも丈夫なものもあるので経過年数だけではなく、今後の中で検討させてほしい。

【意見】
 市の奥部に住んでいるいつ子どものところに行こうかと思っている高齢者の皆さんの意見を伝えると、大きな資料館は必要ないという意見が多い。資料館が老朽化しており、次の世代に繋いでいくことは大切なことだとは思うが、なるべく押さえるものは押さえてもらって、高齢者が外に出て行かないで済むために、ふるさと納税はそういうためにものではなく人に使ってほしい。



(2)浜田市スポーツ施設再配置・整備計画(案)について

 浜田市教育委員会村木生涯学習課長より再配置・整備計画(案)の概要を説明
 浜田市教育委員会教育施設再編推進室曽利係長よりスケジュールを説明

【質問】
 答申との整合性について、10月に行われたスポーツ推進審議会での方針説明の中での反応があったかを説明してほしい。評価が低いものが残るのであれば理由が必要である。それと、拠点施設の考え方について教えてほしい。プールは拠点施設が3つあり、テニス場は拠点施設がない。

【回答】
 陸上競技場においては、答申では地盤改良の問題があり移転すべきということであったが、教育委員会としては単に作って1011億かけるよりも同等金額であるならば新国立競技場と同等レベルの地盤改良をすることで地盤沈下は無いということで考えている。三隅陸上競技場は、答申では約7億円であり走路の改良や観覧席の設置などがかかる。答申との差が大きく出た部分である。テニス場については、答申では浜田のテニスコートは無くし駐車場にし、金城と三隅を残すというものであった。結果として、浜田の東公園の利用者の多さと大会を行うとどこかに8面コートを作らないと理解をしてもらえないことから、次のテニスコートができるまでは浜田・金城・三隅を残していくこととしている。駐車場問題については、東公園内にも駐車場に変わる空き地やふれあい広場の駐車場拡大を検討することとした。大きく答申との差は陸上競技場とテニスコートの2ヶ所である。  

【質問】
 20年計画ということで、陸上競技場を始めとして「当分の間」というニュアンスで記されているが、整備計画上では具体的に何年後というのは決まっているのか。それと、浜田陸上競技場は地盤沈下しているということであったが、三隅を改良すると7億、現在地だと11億ということであるが、当分の間は修繕でまかなうということであり、当分の間はいつまでなのか、その間のかかる修繕費はいくらなのか。

【回答】
 「当分の間」は特に規定は無いが、毎年見直しをしていくことにしているので考慮していきたい。2点目については、当時2500万円で改修している。4種公認を受ける時に大きな金がかかる。直近で言うと平成313月に4種公認を受けており、その際には6800万円の改修費を要した。これは約8センチメートルの地盤沈下をろくにするのにかかった。その前は2500万円かかっており、地盤沈下の度合いによって改修費が変わってくる。次、令和5年・令和10年はどれくらい見込んでいるかというと、中期財政計画では平均を取って概ね5000万円が令和5年・10年にかかることとしている。

【意見】
 浜田市陸上競技場は5年ごとに修繕費5000万円かかる。当分の間ということで計画が具体的となっていないが、経済的に効率的な計画を立てていただきたいと思う。

 

(3)令和2年度当初予算要求の概要について

 三隅支所各課長より該当事業の説明があった。

【質問】
 みすみフェスティバル開催事業について、今年度が基金と一般財源を合わせて5631千円であったものが、令和2年度は3000千円となり大きく減額されており、事業縮小になるのかあるいは何か理由があるのか。  

【回答】
 今年度は4,500千円が基金で1,131千円が一般財源で補助金額としては5,631千円になっており、寄附金や出店者からの負担金を頂いておりまして、総額では7,000千円弱で実施しております。予算が減額されていますので、縮小と言えば縮小になりますが、基金が無くなることから出来るだけ一般財源を確保してその中で実施していくことを考えています。出店者からの負担金も他の自治区に比べて安いこともありますので、いくらか値上げさせていただきまして、テントが必要であれば実費相当額を負担いただきながら実施することも考えています。さらに、今年度、推進委員会でフェスティバルの実施について、検討していただきましたが、開催期間は2日間、開催場所については屋内で実施する方向性が出されました。

【質問】
 地域振興基金は令和2年度で終了ということだが、自治区制度の見直し議論の中で各自治区から基金を持ち寄って、中山間地域活性化のために5年間で10億円を担保されるとありました。その中で三隅自治区の事業が概ね継続して実施できるのか伺う。

【回答】
 令和2年度までは地域振興基金がありますので、引続き事業実施ができる。令和3年度以降の中山間地域活性化のための事業内容について正式には決まっていない。なお、道路改良等には利用できないが、5自治区で共通するのが前提であるので、今まで実施しました支障木・危険木事業や公共交通関係に加え、三隅自治区からは、水道未普及地域での飲料水等供給施設維持対策事業を中山間事業活性化事業の中で実施するよう要望している。

 

(4)CATV統合の経過について

 三隅支所小松防災自治課長より資料に基づき説明された。

【質疑】
 まず、平成281129日の放送内容の統一というところから何も話を聞いてないので、それから比べるとずいぶん変わっている。説明を受けても、とてもこれでは理解ができない。2つのケーブルテレビ局は、同じ浜田市にあっても考え方が基本的に違う。統合と書いてあるが、統合というのは、「調整」や「妥協」であってはならないわけで、そのあたりを守ろうと思うと、今の行政サービスがどうあって、どういう具合に変わっていくか、変わらないなら変わらないで、きちんと説明しないといけない。おそらく市民、自治区民の人はわかってもらえない。今日は説明してもらったが、前回から何もないので、地域協議会としてはまた回を重ねて、きちんと説明してもらわないと困る。

【回答】
 ひゃこるネットは、「難視聴地域の解消」「地域情報発信による、地域住民コミュニティ活動の推進活性化」「各種行政情報や災害等緊急時の情報提供」「中山間地域のインターネット不感地域の格差是正」といったところが主な目的で設置された。ケーブルテレビというのをどのように利用していくかというのは、非常に大切なところであると認識しているので、いかに今までやってきたひゃこるネットの番組制作、または行政情報を、どのように発信していくのかというのを考え、ひゃこるネットのサービスをできるだけ担保するようにした話を進めている。
 
前回、平成28年度に放送内容の統一というところから話をしてきたわけだが、このケーブルテレビ作ってから14年経っている。続けていくためには、設備の更新をしていかなければならないというのは大前提にある。今までも、石見ケーブルとは、機器・設備の共有をはかりながら進めてきているので、やはり今後更新していくということを考えれば、2つの局が一緒になる部分も必要なことかと思っている。ただ、サービスのあたりが置き去りになっているという部分は、今まで検討していなかったし、今年になってからもそこまでいかなかったというところもありますので、これから協議していきながら、報告しながら進めていきたいと思っているので、引き続きご協力をいただきたい。

 

5)浜田市地域協議会委員候補者の推薦について

 三隅支所小松防災自治課長より資料に基づき説明された。
 会長より、これまでどおりの人員配分(岡見地区3名、三保地区3名、白砂地区2名、三隅地区3名、黒沢地区2名、井野地区3名、計15名)で各地区まちづくり推進委員会から推薦してもらうことを伺ったところ、全委員から了承された。

 

(6)浜田漁港周辺エリア活性化検討委員会の開催報告について

 検討委員会に委員として出席されている石田義生委員から、これまでの会議の報告があった。

 

(7)浜田市水道事業審議会の開催報告について

 審議会に委員として出席されている福原誠委員から、これまでの会議の報告があった。

 

協議事項

(1)自治区長の推薦について

 三隅支所小松防災自治課長より、諮問についての説明があった。

【質問】
 自治区長の推薦について、条件はこれまでと変わらないのか。身分的なものに問題があるという話はあったがそのまま引き続くのか。

【回答】
 身分については何の変更もありません。

 会長より今後協議していくということで、全委員から了承された。

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