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浜田市スポーツ施設再配置・整備計画

1  計画策定の目的

 全国的に少子高齢化が進み、浜田市では、人口減少も大きな課題となっている中、生涯ス ポーツの普及や住民のニーズの多様化など、社会環境の変化により、市民の健康づくりや生 きがいづくりの意識は高まりを見せており、スポーツの果たす役割・意義は一層重要になっ てきています。
   また、浜田市は、平成 18 年(2006 年)10 月に「浜田市スポーツ都市宣言」を制定し、ス ポーツを通して健康な心身を育み、誰もが元気にいきいきと輝く地域づくりを目指すことと しています。
   一方、平成 17 年(2005 年)10 月に 1 市 3 町 1 村が合併し、それぞれが所有していた公共 施設等について、ほぼそのまま引き継ぐこととなり、スポーツ施設において、多くの類似施 設を有することとなりました。スポーツ施設は 36 施設が立地しており、そのうち設置 30 年 以上の施設が約 6 割弱を占めています。今後 10 年間で新たに 14 施設が設置 30 年を迎え、 更に老朽化した施設が増加することから、改修費等の増大が見込まれる状況です。
   浜田市公共施設白書(平成 27 年(2015 年)3 月)によると、公共施設(スポーツ施設を含 む。以下同じ。)を取り巻く状況の整理として浜田市は、人口は減少傾向であり、将来的には 人口 50,000 人を下回る予測であることから、高齢化の進行に伴う扶助費の増加、生産年齢人 口の減少による税収の減少により、公共施設の整備にかけられる費用は大きく減少する見通 しとなっています。
   また、公共施設の状況について、公共施設の 1 人あたりの延床面積は、 全国平均と比較して過大な状態にあり、平成 25 年 9 月末時点で保有している公共施設を同 じ規模で全ての施設を更新することは不可能であることを示しています。このことは、①老 朽化した公共施設の建替え、大規模改修等ができない、②管理運営費等の市民負担の増、他 の行政サービスの廃止、質の低下を覚悟で施設の更新を図らなくてはならない状況をもたらすこととなり、スポーツ施設を含む公共施設サービスを継続して提供するためには、施設の 必要性及び適切な施設数や管理運営方法の見直しが必要となっています。
   このような中、平成 29 年(2017 年)5 月に浜田市スポーツ推進審議会から「スポーツ施設 の適正な配置及び整備について」により答申されたスポーツ施設の整備方針を尊重しながら、 公共施設再配置実施方針を踏まえ、老朽化をはじめとして、規模・機能面といった既存施設 の現状・課題などを把握し、また、中長期的な維持管理、更新等に係るトータルコスト縮減 を図るなどの取り組みを行うため、浜田市スポーツ施設再配置・整備計画を策定します。

2  計画の位置付け

 当計画は、次のとおり位置付けるものとします。
     ① 浜田市公共施設再配置方針に基づく、浜田市公共施設再配置実施計画におけるスポーツ 施設全般の再配置計画及び中期財政計画等を踏まえた計画と
         します。
     ② 第 2 次浜田市総合振興計画の教育文化部門に生涯スポーツの振興及び浜田市教育振興計 画の施策の柱に生涯スポーツの振興を掲げるとともに、高
         齢者の軽スポーツ推進方針を策 定し、各種事業を展開している状況の中で、スポーツの振興を総合的、効果的に実現する ための計画とします。
     ③ 平成 29 年(2017 年)5 月の浜田市スポーツ推進審議会からの「スポーツ施設の適正な配 置及び整備について」による答申を尊重する中で、施設
        の耐用年数等も勘案した計画とし ます。

    なお、当計画は毎年度ローリングにより、状況に応じて見直しを行うこととします。

   当計画の期間は、令和 2 年度(2020 年度)から令和 21 年度(2039 年度)までの 20 年間と します。

4 浜田市スポーツ施設再配置・整備計画

 令和2年3月に策定し、令和3年1月及び令和5年3月に一部改正をしています。

   浜田市スポーツ施設再配置・整備計画(PDF:1,991KB)(PDF/2MB)

 

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