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イノシシによる被害に遭わないために

 生態や特徴

○イノシシは、里山を中心に生息し、鼻の力が強く、ジャンプも得意で、狭い隙間に潜り込むのも得意です。
  • 助走をつけないで1m以上の高さを飛び越え、鼻では60kg以上の重さのものを動かすことができます。
  • 大きさは頭胴長120から150cm、体重70から140kgで、走る速さも早く、突進したときの破壊力は凄まじいです。
  • 鼻が入れば 10cmの狭い隙間でも潜り抜けることができます。
○繁殖力は高く、春(4から6月)に1度、1回に4から5頭ほどを出産し、そのうちの半数ほどが育つます。
○イノシシは警戒心が強く、慎重な動物で、 農地へは夜間に接近、侵入します。また、イノシシの学習能力は想像以上に高いともいわれています。
○イノシシは雑食性で、地面を掘り起こしては地中にある動植物(植物の根茎やタケノコ、ミミズなど)を食べたり、ドングリなどの果実や昆虫のほか、カエルやカニなどを食べます。人里の栄養豊富な乳熟期のイネや、イモ類、野菜やタケノコ、柑橘や飼料作物まで、多くの農作物に被害を及ぼしています。

被害対策

○野菜くず、放任果樹、米ぬか、竹ヤブ等の放置は、イノシシのエサとなり、集落内での無意識な餌付けにつながります。
○イノシシを集落に寄せ付けないため、野菜くず等の適切な処理、収穫しない果樹の伐採、稲刈り後の起耕等を行って、集落内のイノシシのエサを減らしましょう。
○集落周辺の耕作放棄地やヤブ化した山林、竹ヤブ、耕作放棄地は隠れ場所となりますので、できる限り刈り払いをしましょう。
○農地の周囲を刈り払い、侵入しやすい繁みを無くして、見晴らしを良くしましょう。
○農地は頻繁に見回り、人の存在を意識づけましょう。

 イノシシに遭遇したときは冷静に!

本来、イノシシは臆病な動物ですので、人に遭遇したら逃げる場合がほとんどですが、まれに不意の遭遇に驚いて突進、噛みついてくることがあります。
遭遇した場合は、イノシシを刺激するような行動(✖大声を上げる ✖物を投げつける等)をせず、イノシシの行動を確認しながら、ゆっくりその場から離れましょう。

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