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令和2年10月受付分

本年10月受付分の市長直行便とその回答について掲載いたします。 

ご意見:県外に出ると通院や介護サービスを2週間受けられないことについて  
 昨年から浜田に帰省し、両親を介護しています。その両親が、かかりつけ医にかかる際や、介護サービスを受ける際に、「この2週間、県外に出ていませんか。県外の方に会っていませんか。」と聞かれます。私が県外の自宅に帰ると、浜田に戻った際に2週間自主隔離となるため、身動きが取れません。県外から家族が帰省した場合、一緒にお葬式をする事さえ出来ないことが想定されます。
 近所の方も、家族が通院出来なくなるなどの理由で、県外に出ることも県外の家族が帰省する計画も我慢したとおっしゃっていました。
 GO TOキャンペーンで全国各地に自由に移動している人々をニュースで目にするたび、この閉鎖的な状況に疑問を感じます。
 もちろんご高齢の方の間でクラスターが発生する事が恐ろしいことは理解していますが、2週間のロスタイムなく介護サービスを受けられるような体制を市で整えていただくことは出来ないでしょうか。
 
回答                           担当課:健康医療対策課  
 全国的な新型コロナウイルス感染拡大の中、医療機関や介護施設におきましては、通院や介護サービスの提供に関して、ほとんどの施設等が慎重な対応をされています。
 これは、病気の方や高齢者の方の感染リスクや、集団発生を防ぐためのものであり、この対応には理解する一方で、施設等を利用される皆様におかれては、大変不自由な思いをされていることと察しております。
 こうした中、市では保健所とともに、介護施設に対しまして、感染症対策を支援するとともに、サービス提供を行っていただくよう働きかけをしており、利用するサービスによっては規制を緩和する事業所も多くなってきたところであります。
 また、現在、国では、介護施設での面会に関して、感染症対策を講じた上で、制限を緩和する動きもあります。市として、事業所に何らかの支援ができないか、担当部署に指示を出したところです。
 検査体制の充実も含め、面会や各種サービスが受けやすくなるよう、市としても引き続き施設に働きかけてまいります。
 
ご意見:市職員の東分庁舎への横断方法について  
 先日所用で浜田市役所に行きました。市職員の方が、本庁舎から東分庁舎に移動する際に、平和都市宣言の看板がある真横を平気で渡って、そのため車が一旦停止をしなくてはなりませんでした。
 今回1度だけならまだしも以前にもこのような事がありました。来庁される方は駐車場から庁舎へ向かう際はほとんど横断歩道の場所を渡っておられます。市民の模範となるべき市役所職員が平気で所定以外の場所を渡り、その結果、市民の車が止まらなければならないというのはいかがなものでしょうか。夕方以降ならともかく、開庁時間は職員も所定の場所を通るべきではないでしょうか。
 
回答                           担当課:行財政改革推進課  
 ご指摘いただいた道路は「敷地内道路」として管理しており、庁舎を管理する立場から、来庁者の安全に配慮した表示が足りていなかったものと考えております。
 今後は、職員に対し、所定の横断歩道を渡るよう注意喚起を行うとともに、来庁者及び職員が安全に通行できるよう、わかりやすい表示を行ってまいります。
 
ご意見:インフルエンザ予防接種助成についての矛盾感  
 今年度のインフルエンザ予防接種助成は、高齢者が自己負担1,000円、その他の1歳以上は助成額3,500円です。
 予防接種の料金は、何故か病院等によってマチマチの状況です。
 私は、自己負担1000円で予防接種を受けましたが、その医療施設では予防接種料金が4000円であり、一般市民は自己負担500円で接種が可能です。医療施設側も高齢者等の方が負担額が多くなる逆転を気にしておられ、矛盾感が漂うところです。助成があることはありがたいことですが。
 
回答                           担当課:健康医療対策課  
 今年度のインフルエンザ予防接種費用助成事業につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、1歳以上の全市民が自己負担1,000円程度で受けられるように制度設計しています。
 この度受けられたインフルエンザ予防接種は、予防接種法に規定された定期の予防接種で、医療機関と市が契約し、一定の自己負担で接種を受けられるものです。今年度の定期接種は、自己負担を1,500円から1,000円に引き下げて実施しておりまして、接種後の健康被害にも手厚い補償が受けられることや、次年度以降も継続的に受けられるといった特徴があります。
 一方、ご指摘の3,500円の助成につきましては、1歳から64歳までの市民を対象とした任意の予防接種に係る助成で、今年度に限った事業です。また、接種後に健康被害が生じた場合には、定期接種に比べて手厚い補償がない状況でもあります。
 この任意の予防接種については、市が単価を統一して設定するものではなく、自由診療として医療機関ごとに料金設定を行うため、ご指摘の状況が生じる場合もあります。何卒ご理解いただきますようお願いします。
 
ご意見:「広報はまだ」表紙写真の募集について  
 浜田市の広報の表紙写真を、市民から募集してみてはいかがでしょうか。広報に自分や知りあいの方の写真が載る事により市民の皆様がもっと広報に目を通すきっかけにもなるかもです。  
回答                           担当課:市長公室  
 広報はまだの表紙につきましては、タイムリーな写真となるよう、直近のイベントや広報紙の内容と関連した写真を吟味して決定しています。
 ご提案の表紙の写真の公募につきましては、市民の皆さんに、より広報紙に興味を持っていただくきっかけになるという点において、良い取り組みであると思いますが、募集から選考までにある程度の期間を設ける必要があり、時機を得た写真の選考が難しくなることから、市の担当者が撮影した写真から選考しております。
 今後も、広報紙の表紙につきましては、市民の皆さんに、より親しみを持っていただける写真となるよう、努めてまいります。
 
ご意見:宿泊を兼ねた観光  
 今、島根県、特に西部は、宿泊しないで途中下車、トイレ休憩の場所になっている。何故宿泊施設では考えの転換ができないのか。つぶれるばかりで。
 ホテルや旅館の格式やプライドでは人は泊まらない時代に入っている。それより、今、ペットという家族を連れての旅行が年々多くなってきているが、それを迎えるホテルや旅館が着いていけてない。ここに県や市町村も目をむけて、綺麗で気持ちいいおもてなしのホテル旅館づくりを進めて宿泊客を取り込む戦略を展開し、観光客を増やすキャンペーンを広げるべきでは。
 
回答                           担当課:観光交流課  
 浜田市では、滞在型観光の推進のため、週末の夜神楽定期公演や、優れた泉質を持つ美又温泉や旭温泉のPRなどに取り組んでいるところです。
 ご指摘いただきました宿泊施設でのおもてなし向上につきまして、「おもてなしセミナー」等の開催により、宿泊施設を含む観光施設のサービス向上に努めています。
 また、現在のコロナ禍においては、お客様に安心して宿泊いただけるよう、宿泊業者等を対象とした感染症対策の研修会を実施しているところです。さらに、今月からは、「浜田旅トクキャンペーン」として、宿泊観光客へWelcome商品券を配布しております。
 市としましても、お寄せいただいたご意見を参考に、引き続き滞在型観光の推進に取り組んでまいります。
 
ご意見:長見町における風力発電計画反対について  
 長見町における風力発電計画について、私が住んでいる地区の住民に対して日本風力エネルギーから概要の説明がありました。この計画は、美川浄水場の上流から大長見ダムにかけての唐倉山山系に建設予定と聞いています。計画どおりに建設された場合、市民の大切な水がめである美川浄水場やその上流に土砂等が流入し、市民の生活が脅かされる可能性もあります。そのような事態が発生した際の対策をどうお考えでしょうか。また、この風力発電計画は多くの浜田市民に周知され賛同を得られているのでしょうか。
 そのうえ、当該の山系を含む西中国山地は、絶滅危惧種であるツキノワグマが生息しており、それらの生息数が限られるため、島根県も保護管理をしています。このまま計画どおりに風力発電機が建設されると、この辺りに住んでいる熊が市街地に出没し、ごみを荒らしたり、人間を襲う可能性もあります。そうなると有害駆除をせざるを得なくなり、さらなる個体数の減少にもつながりますし、県の保護管理の考えともそぐわないと思います。
 以上の理由により、私は風力発電計画に反対します。
 
回答                           担当課:環境課  
 風力発電などの再生可能エネルギーの導入の推進については、市としましても、今後の地球温暖化対策やエネルギー施策にとって重要なものと認識しております。
 一方、環境の保護も大切であり、ご意見いただきました長見町における風力発電建設計画につきましては、安全な飲料水の確保や地域の安全性などへの悪影響を危惧する声があることも承知しております。
 現在、環境影響評価法に基づき、事業者により様々な調査が進められているところですが、事業実施においては住民理解を得ることが大前提です。引き続き、事業者に対して、住民への丁寧な説明を行うよう申し入れてまいります。
 なお、当市に事業計画の許認可権限はありませんが、環境アセスメント手続きの中で、浜田市長として県知事に意見を述べることとなっております。その際には、この度いただいたご意見をはじめ、市へ寄せられる様々なご意見等を踏まえ、県知事に意見を述べさせていただきます。
 

 

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