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20210325令和2年度浜田漁港周辺エリア活性化推進委員会

 

会議の開催案内
会議名  令和2年度浜田漁港周辺エリア活性化推進委員会
開催日時  令和3年3月25日(木) 15時30分 ~ 17時
開催場所  浜田漁港高度衛生管理型7号荷さばき所会議室
会議の担当課  産業経済部水産振興課
議題  浜田漁港周辺エリア活性化計画の事業進捗状況について
公開・非公開   公開

資料

次第
委員名簿

説明資料 

資料1 浜田漁港周辺エリア活性化推進委員会設置要綱(案) 

資料2 令和2年度浜田漁港周辺エリア活性化計画の事業進捗状況
  

主な意見、質問および協議内容

設置要綱について

承認

会長・副会長選出について

会長:島根県立大学 藤原教授

副会長:浜田市観光協会 岩谷会長

議題 

(1)浜田漁港周辺エリア活性化計画の事業進捗状況について

 ~事務局から資料2について説明

 (意見)
 旧しまねお魚センターは悪いイメージがあったが、新たに「はまだお魚市場」との愛称になった経緯を説明いただきたい。

[事務局]
 正式名称は、山陰浜田港公設市場であるが、親しまれる愛称を付けようと考えた。まずは、市の職員に愛称を募り、「どんちっち」とか「はまだお魚センター」など色々な案が出たが、ワーキンググループでもアンケートを実施し、最終的には最も人気のあった「はまだお魚市場」に決定した。

(意見)
 計画策定から関わっているが、会議で議論を積み上げて検証まで行っていることは評価できる。資料の説明があったように、計画に沿って様々な事業をしているが、市民に伝わっていないように感じる。取組みを映像にしてテレビで紹介してはどうか。例えば、競りがどうなっているか、目で見てわかってもらう、そういった努力が必要ではないか。

(意見)
 安全安心の観点から、荷さばき所内に一般の方が入られる部分と業務に関わる部分とのゾーン分けが明確でないと感じる。トラブル防止のためにも区分けは明確にしておいた方が良い。

(意見)
 4号荷さばき所には一般の方の見学するスペースができる。早朝になろうが、観光客のニーズはあるように思う。

[事務局]
 入場を関係者のみに制限するという高度衛生管理の根本的な考えはあるが、それでもできるだけ子ども達には競りの様子などを見てほしいとの思いで、4号荷さばき所には2階部分に回廊を作る予定である。食育や魚食普及にも繋がっていくので、施設の管理者とも一緒に考えていきたい。テレビの活用については、石見ケーブルビジョンがこのたびチャンネルの充実を図られたので、浜田市の行政情報番組などを活用した情報発信を検討したい。

(意見)
 資料(2)の6ページの担い手の確保について。浜田水産高校では日本財団の海と日本プロジェクトとタイアップして、今後も長浜小学校と周布公民館と連携し、担い手育成の取組みを実施していく。

 (意見)
 7号荷さばき所を半年以上使ってきたが、使ってみて初めて、こうした方が良かったのに、という部分がかなり有ると感じている。4号荷さばき所の建設に際しては、この反省を充分に活かしてほしい。7号荷さばき所に向かって左側の倉庫が使われていない。ガラス張りにして一般の方が見学できるようにすれば良かったのではないかと思う。

 (意見)
 色々な漁法があるが、どのような方法で、どのような魚が獲れるのか全然わからないので、そのようなことも是非PRしてほしい。水揚の減少など、不安要素がたくさんある。今後は、つくる漁業にシフトしてはどうか。

 [事務局]
 水産資源が減少するなかで、つくり育てる漁業については当市も取組みを進めている。栽培漁業として、毎年ヒラメの稚魚の放流を行っている。また、瀬戸ヶ島では陸上養殖の事業化に向けて、マルハニチロとともに研究を進めている。

 (意見)
 当会議の目的は評価・検証とされているが、時間が限られている。事前に意見出しをしていただくなど、やり方については検討されたい。

 (意見)
 細かいところまで網羅された計画だが、やるべき項目が数多くある。大きなプロジェクトを動かすためには、いかに優先順位を付けて取り組むかといったことが重要であると感じる。

 (意見)
 「はまだお魚市場」に関する問い合わせが観光協会にも多く入ってきており、色々な方がオープンを待ち望んでいると感じている。観光協会として、観光施設との連携がこれまで充分に取れていなかったと反省している。今後は連携を取りながら誘客促進に取り組んでいきたい。

 (意見)
 惹かれる項目としては外来船の誘致について。以前は、缶詰工場が有り、サバ・イワシなどが大量に水揚げされていた印象がある。水揚が減少するなかで、浜田沖にあるだけの資源だとどうしても高値になってしまう。できるだけ、たくさんの外来船を呼べる施策が必要であると感じる。「はまだお魚市場」は、市民が買いに来てくれる施設であってほしい。そのためには、浜田にたくさんの魚が入って来ることが求められるので、次世代の育成や外来船の誘致について取り組んでいってほしい。旧しまねお魚センターは敷居が高い印象があったが、地元の方々も普通に買いに来られる施設となってほしい。

 (意見)
 この充実したハードをどういかすかが課題。まずは、市民が関心を持って来ていただく施設になることが重要。県西部県民センターは、石見観光振興協議会の事務局を担当しているので、集客面でしっかりと連携をしていきたい。

 (意見)
 県としても漁業資源確保や担い手の確保は重要課題としている。また、魚をいかに高く売るか。水産加工品においてもコロナ禍で売れにくいといった問題が起きている。県の課題も市の課題も共通しているので、情報共有して課題解決に向けて取り組んでいきたい。

 (意見)
 県水産技術センターは、水産振興のために技術的に研究する機関である。例えば、新しく漁船を造る際は、安全性や省エネの観点からどのような形状がよいか、ナマコなどの水産資源の増養殖、獲れた魚の鮮度保持をどのようにすれば高く売れるのか、そういった研究を行っている。市とも連携しながら、計画の実現に向けて取り組んでいきたい。

 (意見)
 子どもの頃から海に関心を持ってもらうことが大事である。三隅にはB&G海洋センターがあり、この施設をもう少し活用できればと思う。長浜には、以前貯木場だった場所があり、現在は使われていない。ここの一部を利用して、マリンレジャーを含め、小中高校生に関心を持ってもらえるような取組みができれば良いと考える。浜田はもっと海を活かすべきであろうと思う。

 (意見)
 「はまだお魚市場」の新しい建物を見させてもらい、大変嬉しく思った。旧しまねお魚センターは評判がよくなかったが、今度は自信を持ってPRをしていきたいと思う。最近聞いたこととして、大阪に出られた方で、ふるさと寄附で浜田のノドグロを注文したら、子どもさんが大変喜んで、それ以来継続的に頼んでいると伺った。邑南町田所の道の駅では、小さいイカを加工して酢イカとして販売している。浜田のイカが原料として使われており、一時期、イカの水揚が少なく店頭に無かったが、これからも地道に続けていただきたいと思う。こうした浜田の魚を使った取り組みをこれからも応援していきたい。

 (意見)
 立派な施設が出来たと感じる。コロナ禍で観光バスが動いていない状態であり、一日も早く終息することを願う。また、残念なことだが、魚が獲れず仲買人や加工業者も減っておると聞く。しかし、仲買業者も公設売場から移転して頑張っておられる。自身は山間地に住んでいるが、地元の方でも宣伝をさせていただき、少しでも川上と川下の交流が進むことを願う。

 [事務局]
 優先順位については、毎年の予算要求の段階で、産業経済部全体でどこにウエイトを置くかを充分に検討している。ただし、水産業に関しては、まず、この荷さばき所は、特定第三種漁港のなかでは、浜田市が最も高度衛生管理の取組みが遅れていた。市が整備主体になるのは非常に難しい決断ではあったが、JFや県が難しいと言われるなかで、それでは市がやるしかないと決断し、ここまでに至った。荷さばき所や新造船、養殖にしても基幹産業の水産業を守るためには、費用が掛かっても実施しなければならないと考えている。項目を絞って優先順位を付ける考えもあるが、必要なことはその年度にしっかりと予算を取って、機を逃さずに実施していきたい。

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