会議名 | 令和3年度第3回金城地域協議会 | |||
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開催日時 | 令和3年7月2日 18時30分~21時00分 | |||
開催場所 | みどりかいかん 大集会室 | |||
会議の担当課 | 金城支所防災自治課 | |||
議題 |
(1)第2次浜田市総合振興計画 後期基本計画 策定方針について (2)委員の選任について
【報告事項】 (1)金城地域断水防止対策について (2)新型コロナウイルスワクチンの接種について (3)農業関係補助について
【その他】 |
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公開・非公開 | 公開 |
主な意見、質問及び協議内容
(1) 第2次浜田市総合振興計画 後期基本計画 策定方針について
資料により説明を行った。
・質疑応答
【意見】浜田市を活力ある市にするには、雇用や定住などいろいろな工夫が必要だと思う。しっかりと検討してほしい。
【質問】 よくいろいろなパブリックコメントを実施しているが、どのくらいの意見が出ているのか。
【回答】 計画によって意見の数に差があるので一概に「これくらい」という数は申し上げられませんが、「協働のまちづくり推進条例」策定にあたってのパブリックコメントでは数多くのご意見をいただきました。今回の総合振興計画でも、多くのご意見を反映できるタイミングでパブリックコメントを実施したいと思います。
【質問】計画の進捗状況の評価はだれがどのように行うのか。
【回答】 基本的には市の内部で進捗率や数字には表れない部分を合わせて評価し、審議会や市議会でご意見をいただきながら修正等していく流れとなっています。
【質問】上辺だけでなく、これまでの政策展開で効果があったものとなかったものを丁寧な資料で具体的に検証する必要がある。この資料で議論するというのはあまりにも内容が薄いし、実際今後人口減少に歯止めがかかると思っているのか。
【回答】本日は後期基本計画策定の方針についての説明なので細かいことは示しておりませんが、具体的な検証は当然必要ですので、今後審議会の中で検討を進めます。人口減少については全国的な問題であり、浜田市だけでの解決は困難と考えます。計画期間は4年ですが、現実や長期の視点を踏まえ、人口減少の中で浜田市が楽しく暮らしていける町になるような後期基本計画の策定を目指します。
【質問】 都会の大学を出て地元に帰ってこない若者が多い。県立大学は人気だと聞いているが、県外から来た大学生はどのくらい浜田に就職しているのか。
【回答】 島根県立大学には確かに県外から多くの方が入学されていますが、地元就職率が低い実態もあり、今年度から入試制度の改革や学部再編を実施され、島根県内の高校からの指定枠等を設けたり、フィールドワークで地域と学生との関わりを深めたりして地元就職に繋がる取り組みを進めておられますので、それも定住に向けた一つの施策ではないかと思います。
【質問】 基本指標の見直しはどのように行われるのか。市長の任期が終わるが、市長が変われば作った計画は全て変わるのか。
【回答】 現在の基本指標は計画策定当初に設定した目標の数値です。この6年間で実情が大きく変わっているので、それらを踏まえて基本指標を見直します。具体的な数値は、審議会の中で設定をしていきます。計画期間と市長任期の件ですが、市長が変わると全てが変わるということはなく、市民の皆さんや審議会でのご意見を踏まえた中で策定しますので、審議会の最終答申は選挙後に新市長に受けていただきます。
(2)委員の選任について
選出依頼のあった審議会・協議会委員について、次の委員を選任した。
・浜田市総合振興計画審議会委員 宮本 美保子 委員
・浜田市保健医療福祉協議会委員 三浦 兼浩 委員 (前任:岩田委員の残任期間)
※近日中に依頼が予定されている浜田市情報化計画作成に係る委員の選出については会長に一任とする。
【報告事項】
(1)金城地域断水防止対策について
資料により説明を行った。
・質疑応答
【質問】地域住民への説明について、今福・美又・久佐を合わせて今福で実施するとなっているが、久佐だけでやってもらうことはできないのか。
【回答】配水池からの水系が同じということで合同の説明会とさせていただきましたが、久佐だけでなく美又からもご要望があれば、今後行政連絡員さんやまちづくり委員会の会長さんと相談させていただきます。
【質問】 大口利用者への使用水量制限の協力依頼は、いつの時点で行われるのか。
【回答】今後大口利用者に水の使い方や使用量、水量制限が可能かどうか等を確認し、事前に協力の方法や期間について認識を共有していく予定です。契約書ではなくとも何らかの形で記録をしておいて、寒波等の時には事前の確認に沿って協力を依頼することになるかと思います。
【質問】止水栓台帳の整備は重要であり、支所との連携をきちんとしてほしい。先般の寒波では青原・水上谷のほうも断水したが、その理由は何か。
【回答】 止水栓台帳は作成後上下水道部に配置して管理しますが、個人情報でもあるため支所への配置等については協議します。青原・水上谷での断水については、給水制限解除後にタンク内の水量が十分でなかったことが原因です。
【質問】5月に浜田市街地でも老朽管が破裂して漏水があったと聞いた。金城の老朽管対策はどのように行うのか。
【回答】 5月に発生した漏水は40年強経過した管によるものでした。現在金城で最も古い管も同じくらいの年数が経過しています。浜田市内の水道管の総延長は約1,200kmあり、中には市街地で60年以上経過している管もあります。現在、それらの中から重要性の高い送水管や、医療機関・避難所等重要施設への配水管を優先して更新する事業を行っています。
(2)新型コロナウイルスワクチンの接種について
資料により説明を行った。
・質疑応答
【質問】 12歳以上は今回の接種対象ではないのか。
【回答】 浜田市で使用しているワクチンはファイザー製で、対象は12歳以上となっております。12歳以上16歳未満の中学生・高校生については別途計画をされております。決まり次第、方針が示される予定です。
【質問】 16歳から64歳までの人が接種できる医療機関は65歳以上の方と同じなのか。
【回答】 接種券配布時に同封されている医療機関の一覧をご覧いただき、医療機関ごとの対象者を参照していただければと思います。
【質問】 途中で接種できる医療機関が増えていてたり、電話回線がパンクして医療機関の電話番号が変わったりしている。そういった情報は早く出してもらわないと役に立たない。
【意見】 浜田市のホームページに情報を出しておりますが、もしほかに新しいところがないかとか電話が通じないなどのお訊ねがありましたら、支所へご連絡いただければ確認してお答えします。
(3)農業関係補助について
資料により説明を行った。
・質疑応答
【質問】 鳥獣害対策のところで、農業を始めようとする人には「要販売実績」がネックになる。販売実績を上げるのは後にしてでも補助を利用できるようにはならないのか。
【回答】 農業振興のための予算を個人向けから集落向けにシフトしている中で、段階を設けて補助の基準を作る点では「出荷者に対する補助」というラインを引いています。中山間地域等直接支払交付金や多面的機能支払交付金のご利用で一定のカバーをしていただくよう、ご理解をお願いします。
【質問】 高齢化などで田んぼや畑を作りたくても作れないという状況のところには何の補助もない。集落を受け持つこともできず、収益がなければ何の補助もないところは、大変なことをしながら守っていかなければならない。
【回答】以前「地域提案型農業総合支援事業」においては、各地区で様々なアイデアが出され、荒れた農地の共同管理などは集落の現状に合った取り組みを進めておられるところが多くあります。地域の実情はそれぞれ異なりますが、支所としては金城で活発な「まちづくり」をいうツールを用いたカバーをしていきたいと思います。いろいろな課題に対しては丁寧な対応をしていきたいと思いますので、支所にご相談ください。
【質問】美又にサルが出るという話を聞いたが、サルに対する防護柵などはあるのか。
【回答】近年、サルの出現が課題になってきております。サルを防御するようなメッシュ等の柵はないのですが、電気柵などで驚かせるなどして対応するしかない現状です。シカもいるんですが、シカよりサルが問題で、現在、県の指導を仰ぎながら対応を考えている状況です。
【その他】
【質問】 コロナ禍の中で、今年の盆踊り等はどうしようか悩んでいる。市として催し物への対応について指針はあるのか。
【回答】市として「こうしてください」ということはなかなか申し上げられませんが、各地区・地域でのご判断になろうかと思います。
【質問】 総合振興計画の考え方の背景として、資料に「新型コロナウイルスの拡大により、新たな生活様式に対応した施策の展開」とある。現在のような生活様式に便乗して全てをやっていくと、人間関係が殺伐としたものになる。それを是とするような表現は疑問だ。
【回答】 新型コロナウイルスは全世界の人が初めて経験するものであり、今後もどうなるのか分からず、終息した後も元通りの生活に戻れるか難しいかもしれない中で、すでにリモートワークなどで生活様式も変わってきており、新たな需要も生まれている状況です。今後の後期計画策定にあたって、別の視点から考える必要もあるとの意図ではないかと考えます。ご意見については担当に伝えさせていただきます。
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