20211122第25回浜田市都市計画審議会

会議結果報告

 1　浜田市都市計画マスタープランの改定について

〔主な質疑応答・意見〕

（意見）土地利用・市街地整備について、国府地区だけ「白地地域での無秩序な開発」という言葉が出てくる。他の地域でこのことが考えられないのであれば、この地域は、という形で書いた方が良いのではないか。
（回答）住宅地がここ最近で増えている所が、白地地域で言えば国府地区が主だと考えている。意図が伝わるように修正したい。

（質問）どの地区も空き家問題が課題となっているが、どこにどのような空き家があるか把握していたり、今後どのようにしていくかという展望はあるか。
（回答）今後、空き家の調査を改めてやりたいと考えている。それを把握した上で、今後の対策を考えていきたい。

（意見）文教地区や観光施設等、主要な施設がバラバラに分かれているので、この間を繋ぐとか、その辺を考えた方が良いのではないか。
（回答）今後、立地適正化計画を検討する中で、居住区域と文教地区とか、施設をどういうふうに配置していくかということも含めて考えていきたい。

（意見）各都市計画区域の中に河川の氾濫が考えられる浸水区域がある。下府川については上流にダムがなく、浸水区域だと知らないで家を建てた人がいると聞いた。周布川も上流にダムがあるが、雨が降ると危険な水位に達したりするので、その辺を考えてもらえればと思う。
（回答）ハード的に川の堤防や周辺を整備するということもあるし、防災マップ等の周知も大事になってくると思う。防災については、そこに住む人たちと一緒に、まちづくりとして考えていく必要があると考えている。

（意見）このマスタープランの将来像には、令和7年度に山陰道（三隅益田道路）が開通することが書かれていない。もっと俯瞰して全体を見て、浜田はどうあるべきかということを考えるのが都市計画ではないか。
（回答）マスタープランの将来都市像は、本審議会の委員や市の部長級からキーワードを挙げてもらい、その中で多かったものを調整して案を作った。この将来都市像に何もかも入れるのは難しいので、都市づくりの基本理念にも修正を加え、山陰道のことや協働のことなどを入れて整理したのでご理解いただきたい。