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令和3年11月受付分

令和3年11月受付分の市長直行便の内容(一部抜粋)とその回答について掲載いたします。  

ご意見:新型コロナウイルスに関する市長のメッセージについて
 新型コロナウイルスについて、市民でまだ理解してない方がおられます。ワクチンを打っても感染はします。あくまでも重症化しにくい一定の効果があるだけなので、マスクや手洗い等の感染対策を徹底するように促してください。特に年配者の方々が理解してないようで、ワクチンを打ったから、マスクの着用等の感染対策をしなくても大丈夫だと思っているので、クラスターが多く発生しています。これ以上感染者を増やさないよう、年配者が多く利用するスーパー、温泉、高齢者施設等にわかりやすい表記をお願いします。また市長のメッセージでも、補足してください。
回答                           担当課:健康医療対策課
 いただいたご意見のとおり、一般的にはワクチン接種の効果により、重症化のリスクが低くなると言われておりますが、感染をしない訳ではありません。
 10月にクラスターが発生しました市内2か所の高齢者福祉施設では、感染者のほとんどが2回のワクチン接種を終えておりました。全国的にも、新型コロナウイルスワクチンの2回目接種から2週間後以降に感染してしまう「ブレイクスルー感染」が多く確認されております。
 ワクチン接種後でも感染することがありますので、市といたしましても、感染者を増やさないためにも、ワクチン接種後も「マスクの着用」、「3つの密を避ける」、「手洗いの励行」等の感染予防対策を徹底いただくよう機会があるごとに市長メッセージ等で呼びかけております。
 また、ブレイクスルー感染は症状が比較的軽く、発見が遅れるおそれもあるため、ワクチンを2回接種済みでも、異変があれば速やかに医師に相談していただくなど、感染状況に応じて、情報発信を行っております。
 また、市の施設や民間施設に対し、分かり易い注意喚起ポスター等を配布し、掲示をお願いすることとしております。
 引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、感染予防対策について普及啓発に努めてまいります。
ご意見:コロナ支援策飲食店に20万円
 私は市内で事業を営む者です。
 この度の支援策は、飲食店や観光関連事業のみ限定ですか。
 飲食店が厳しいという事は、関連する納入業者も厳しいというこの事実を理解してほしいです。
 観光は観光関連事業者で飲食店は飲食店のみの支援でおかしいと思いませんか。
 コロナの感染拡大で打撃を受ける事業者への支援策ならば、全事業者を対象にしなければ平等ではないです。
回答                           担当課:観光交流課
 全国的な新型コロナウイルス感染拡大の状況は、現在のところ落ち着いていますが、今後、国のGoToトラベル再開等により人の往来が増え、これに伴って感染拡大のリスクが大きくなることも心配されています。
 また、新型コロナウイルス感染症拡大により生活に影響を受けられていることに、心よりお見舞いを申し上げます。
 今回の新型コロナウイルス感染症関連の浜田市支援策第10弾(案)として計画している「感染症対策飲食店応援給付金」につきましては、市内の飲食店における感染防止対策の推進を第一の目的に実施するものです。
 「島根県新型コロナ対策認証店」認証制度は、島根県が国の基準に基づき、感染防止対策の基準を満たした飲食店を認証する制度で、市としましても、この認証制度を推進することで、市民はもとより、市外から来られる方にも安心して飲食店を利用いただけるものと考えています。
 一方、コロナ禍で厳しい環境での経営を強いられた中小企業者の支援として、県において「島根県中小企業等事業継続特別給付金」の受付が11月15日からスタートしています。申請までのサポート体制として、浜田市内にもサポートデスクが開設されていますし、市役所4階の商工労働課でも事業者相談窓口を設置しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
 引き続き島根県と連携し、必要な対策を実施してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 
ご意見:市役所内の換気について
 市役所に手続に行きました。1階は、玄関の自動ドアの開閉のみで換気されていて、どこの課も窓が開いていなくて、換気をしてなかったです。私の職場では、常に換気を指示されています。
回答                           担当課:健康医療対策課
 ご意見のとおり、室内の換気は感染症対策において、必要な事と認識しております。窓の開閉等により対応できる部署においては、定期的な換気をするよう改めて周知してまいります。
 また、室内の空気を衛生的に保つために必要な空気の量(必要換気量)を満たしているかを確認する方法として、二酸化炭素濃度を測定することも有効とされています。
 市役所では、定期的に二酸化炭素濃度を測定し、庁舎内の各フロアで、必要換気量を満たしていることを確認しておりますが、満たしていない部署には、定期的に換気するよう呼びかけてまいります。また、人と人との距離が2m以上保てない会議等は、会議室の1時間に2回以上の換気または、常時換気を行っております。
 引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、換気の呼びかけやマスク着用の徹底等を行ってまいります。
ご意見:浜田歴史資料館整備事業について
 浜田市世界こども美術館は25年を迎えました。何十年何百年続ければ歴史が生まれ文化になります。
   浜田市世界こども美術館は25年の歴史ですが、文化に成りつつあります。あの形が将来文化物として、子供達に残して欲しいです。
   取って付けた建物など望みはしません。何百年の浜田の歴史文化材の展示施設も「これが歴史資料館、ここに在ってこそ歴史資料館」だと言える建物や場所に在って欲しいと、歴史好きな方は思っているに違いありません。 
回答                           担当課:文化スポーツ課

 歴史文化保存展示施設につきましては、歴史文化の保存と継承、ふるさと郷育、市民や観光客との交流を目的とした拠点施設になるものです。
 こうした機能を求められる浜田郷土資料館は築60年以上を経過し、狭隘で老朽化が進み整備が必要な状況にあることから、建替え整備の検討を進め、令和元年9月には、市内の各種団体代表者等で構成される(仮称)浜田歴史資料館検討会から「整備の方向性には大半の委員が賛同」とのご意見をいただきました。
 その後、令和2年3月議会において専門検討委員会設置の承認をいただき、展示内容や活用方法について検討を進めてきました。
 今後、こうした検討結果を市民の皆さんにご説明し、改めてご意見をお聞きしたいと思います。
 世界こども美術館につきましては、25年の歴史と活動実績を持ち、子育て世代を中心に、多くの方に利用いただいている人気の施設ですので、現在の機能を維持してまいります。 

※ 令和3年12月浜田市議会定例会議での「所信表明」演説において、歴史文化保存展示施設について、次のとおり補足し申し述べました。
 今回の市長選挙で、整備に対する様々な意見を受け、一旦立ち止まることとしました。来年3月に、令和4年度当初予算で予定していた設計費などの関連予算は見送ることとし、今後、改めて市民の皆さんと意見交換を行い、理解を求めていきたいと考えております。 

ご意見:黒豆と落花生を市の振興作物にしてください
 丹波篠山では、毎年10月中旬は丹波の黒豆の枝豆を買う人が多いです。美又で黒大豆を作っていて、市内のスーパーで黒大豆の枝豆を売っていますが、まだまだです。また、農協で落花生を販売していますが、少しの期間で量も少ないです。生の落花生を家で茹でて食べるとおいしいです。
 市で黒大豆の枝豆と生の落花生を振興作物にしてください。
回答                           担当課:農林振興課
 全国各地には、その土地に根差した有名な特産品がございます。ご意見をいただいた丹波の黒豆をはじめ、千葉の落花生や、三次のピオーネ、夕張のメロンなど、各地域の環境に応じた作物がブランド化され、産地として一定以上の出荷がなされています。
浜田市におきましても、当市の自然環境や土壌に適した作物であることに加え、生産農家の収益増加につながり、将来的に産地として概ね1億円以上の出荷が見込める品目を振興作物として、現在、赤梨・大粒ぶどう・西条柿の3果樹に有機野菜を加えた4品目を選定しております。
 ご意見をいただきました黒大豆につきましては、本市の出荷額が概ね120万円程度であり、落花生につきましては、ほぼ出荷が無い状況でございます。主に、産直市場への出荷を目的とした小規模農家で栽培されている状況であり、振興作物として選定するのは難しいと考えておりますが、引き続き、生産農家への栽培指導などを通じた支援に取り組んでまいります。

 

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