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令和3年度浜田市弥栄地域協議会(第3回)

会議結果報告
会議名  令和3年度浜田市弥栄地域協議会(第3回)
開催日時

 2021年10月6日(水) 18時30分~20時20分

開催場所  弥栄多目的研修集会施設(弥栄会館)大研修室(浜田市弥栄町長安本郷)
会議の担当課  弥栄支所防災自治課
議題

 協議事項等 計3件

公開・非公開  公開

 

1 議題 

 ⑴ 浜田市総合振興計画後期基本計画(案)について

 浜田市総合振興計画後期基本計画(案)について説明がありました。

 【質問】
 地域別計画の弥栄地域に特化して質問します。基本方針の中に、「儲かる農業の実践を目指します。」とありますが、具体的には何を想定していますか。
 【回答】
 ブランド米についてや農業法人の合併を進める中での経営の安定化、草刈等の作業の省力化など、複合的に取り組み、収支の取れる農業を地域全体で目指していきたいと考えています。

 【質問】
 弥栄町で人工林率が30%を超えているという状況は、「環境保全等の公益的機能の向上を図る」という文言と乖離しているのではないでしょうか。また、皆伐という伐採方法は土砂災害の発生や環境の変化による生物多様性の保全にはマイナスの要因だと思いますがいかがでしょうか。水源地の保安林指定解除で公益的機能を期待するのであれば、伐採の方法も制限が求められるのではないでしょうか。
 【回答】
 皆伐については個人所有の土地もあり、制限をすることは難しい状況がありますが、行政としても周囲への影響が出ないように注視したいと思っています。保安林の解除については、県の担当であり、難しいところもありますが支所で把握できる部分で、関係機関に働きかけていきたいと思っています。

 【質問】
 主要施策の、次世代につなげる農業振興には、儲かる農業として「地域ブランド米の6次産業化の推進により生産面積の拡大」とありますが、6次産業化ということで何か加工を考えているのでしょうか。
 【回答】
 6次産業化としては米の関係を想定しています。お酒は商品化されていますが、離乳食、おかゆ、ポン菓子などにも試験的に取り組んでいます。

 【質問】
 ブランド力について、弥栄には二つのブランド米がありますが、この付加価値の違いは何ですか。誇れるものを一本化して、農家の収入が本当に高くなるような施策に導いてほしいです。
 【回答】
 ブランド米の付加価値について、生産面では暦を作成し、基準を持って米を作る取り組みをしています。また、地域に来ていただくといった交流を含め、違いを出していくことは必要と考えます。地域内に違うブランド米があることは事実でありますので、地域としてどう取り組むかは課題と思っています。整備をする地区がどこと取引があるのかといった調整も含めて、今後しっかり取り組む必要があると思っています。

 【質問】
 全体の農林業振興に関係するところで、「主食用米の生産に依存した地域農業の構造改革を推進するため、大豆や高収益作物の作付面積を拡大」とあり、弥栄のページには書いてありませんが取り組まないのでしょうか。
 【回答】
 大豆などの高収益作物については、ハード整備や法人の一本化に合わせて作付計画の検討をしています。また、大豆の収量が少ないという問題を改善するため、今年から試験的に収量を上げる取り組みも行っています。

 【意見】
 19ページ土地利用のゾーン分けの、1経済・文化交流都市ゾーンについて、浜田市内は都市ゾーンですが文化はここに限ったものではありません。経済も収益上も大きいかもしれませんが、他も儲かるよう頑張っていることを考えれば、このゾーンを分けることに抵抗があります。3ふるさと交流・定住ゾーンについても、浜田市全域が、交流・定住を望んでいるので、このゾーンを分けるとすれば、2と4だけで良いと思います。

 【意見】
 28ページについて、水産業は独立していますが、なぜ農業と林業が一緒になっているのですか。農林業、特に林業に関しては重要視されておらず、その森林を守っている地域の貢献度も薄れていると感じます。農業と林業は分けて、しっかり計画を考えていただきたいです。

 【意見】
 51ページ「3安心・安全な子育て環境の整備」の目標として、地域子育て拠点利用者数の増加が適切なのでしょうか。ここの目標は、継続的に個別訪問することによって、お母さん方が安心できたのか、助かったのかという単純な聞き方が良いと思います。

 【意見】
 53ページ「2介護予防と生活支援体制の充実」の目標である、要介護1~5に該当する認定者の割合を抑制するという考え方について、要介護度がつくことは良くないととられるのではないでしょうか。施設が多くサービスが多いところは大きくなる傾向にあり、これで予防になるのか疑問に感じます。この目標より介護予防や、普及啓発でどれだけ長く状況が維持できているかに注目した方が良いのではないでしょうか。

 【意見】
 75ページ「2エコライフスタイルの推進」の具体的な取り組みが、「グリーンカーテンの普及啓発」と「次世代につなぐ環境教育の実施」とあります。私も何があるか悩ましいですが、少しマンネリ化しすぎていると思います。浜田市全体では山間部や海など地域差があり、違ってくるとは思いますが、特性を生かした大胆な取り組みはないでしょうか。

 【意見】
 82ページ「1良好な景観形成の推進」について、弥栄なので風車のことを言わせていただきます。「景観の阻害要因となる場合の大規模な行為」の建築物に風力発電は当たらないと思いますが、景観には非常に重要な要素になりますので、風車も含む文言にしていただきたいです。

 【意見】
 105ページ「1消防本部・消防署の体制の強化」のところに、「消防署の体制・配置について検討します。」「組織体制の見直し」と書かれています。これにより、弥栄の消防・救急が合併されるのではないかと非常に心配になります。市長がいらっしゃった際にもお願いしましたが、これを入れることによって、計画されているではないかと言われては非常に困る地域ですので、慎重に取り扱っていただきたいです。
 【回答】
 今は火災・救急の時間短縮を基本的に行い、消防職員の定数をある程度定めるといった体制整備ですので、弥栄の消防署統合を想定しているものではありません。

 【質問】
 SDGsの17の目標について、市民は何割くらい理解していると思って計画を作ったのですか。また、出来上がった計画を市民にどうやって分かりやすく説明するのですか。
 【回答】
 市民の方がどの程度理解しているかはアンケートを取っていないので把握していませんが、浜田市としては持続可能な開発目標について知っていただきながら、一緒になって取り組むという姿勢を示すためにも、最上位計画でもある総合振興計画の中でしっかりお伝えするつもりです。また、このままで見ていただくことは、資料も多く難しいと思いますので、今後分かりやすくまとめた概要版を作って全戸配布することも考えています。

 【意見】
 弥栄のみらい創造会議が地域を運営する組織に育っていくための支援を浜田市にお願いしたいです。地域貢献の最たるものは雇用であると思います。その仕組みづくりの支援をしていくことは大事なことと思います。
 【回答】
 弥栄のみらい創造会議で、農業とまちづくりのことも一緒に行い、お金を上手に回す仕組みができていけば、雇用などいろいろなことができると思っています。地域が儲ける一つのモデルが弥栄のみらい創造会議だと思っていますので、ぜひ応援をしたいと思っています。

 

 ⑵ 令和3年9月浜田市議会定例会議 弥栄支所関係議案報告

 令和3年9月浜田市議会定例会議 弥栄支所関係議案報告について説明がありました。

 

 ⑶ 地域協議会と議会との意見交換会の今後の開催について

 地域協議会と議会との意見交換会の今後の開催について説明がありました。

 

以上
 

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