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令和5年3月受付分

令和5年3月受付分の市長直行便の内容(一部抜粋)とその回答について掲載いたします。  

ご意見:石見神楽大会_大蛇パフォーマンスについて

 3月5日に浜田市で開催された石見神楽大会へ、友人を誘い行きました。前日に三宮神社の夜神楽にも案内しましたが、神社の雰囲気や神楽の迫力に、友人は息が詰まるほど感激し、その夜は一睡もできなかったそうです。
 5日の石見神楽大会は大変な熱気で大満足しましたが、1つ気になったことがあります。
 石見神楽は関係者や地域の皆さんの日頃の努力によって、国の文化遺産・世界に誇れるものとなりました。
 ただ、市長が舞台挨拶の際に、昨年の東京公演で大蛇50頭のパフォーマンスで成功したことを話されました。今回も30頭が登場しましたが、神楽を知り尽くした地元の観客の中には、苦々しく思われる方もいらっしゃいました。私もその中の一人です。あの演出では筋が通らず、本来の妖しくも美しい蛇の動きも迫力も欠如してしてしまい、ただ巣窟に大蛇が蠢いている「大蛇ショー」です。
 最近は世の移り変わりも激しく、新しいことに挑戦する風潮もありますが、伝統のあるものは守りつつ切磋琢磨せねばなりません。市長の責務として、世界の石見神楽を保護・育成し、伝承することが重大だと思います。どうかこの素晴らしい石見神楽を、後世に確実に伝承できるようよろしくお願いします。

回答    担当課:観光交流課

 浜田市には50を超える石見神楽団体があり、伝承されてきた舞を守り続けながら、時には新たな舞を創造してまいりました。石見神楽の歴史を振り返ると、特に昭和45年の大阪万博では、それまで1頭から2頭の「大蛇」が一般的でしたが、大きなステージで魅せるため、はじめて8頭以上の「大蛇」に挑戦し、その迫力で観客を圧倒しました。これを機に多くの「大蛇」が出てくるようになり、県外公演や海外公演も多く行われるようになりました。
 また、令和元年に日本遺産に認定され、昨年7月には伝統芸能の殿堂である国立劇場にて石見神楽の単独公演で、大蛇50頭を披露し、約2,000人の来場があり、大盛況に終えることができました。
 市としましては、受け継がれた伝統の保存・継承に取り組むとともに、新たな挑戦を応援することで、「石見神楽」の魅力を国内外へ発信し、石見神楽のファン拡大、文化振興につなげてまいります。

ご意見:窓口応対振りに感謝

 市県民税の申告書を提出するため、市役所を訪れました。その際、申告することで所得税が還付される可能性があるため、「電話で予約してください」と市職員から言われました。
 直接窓口に伺います、と言うと「今日は確定申告の期限のため、別の日を選ばれた方が良い」とアドバイスをいただき、私が無駄足を踏まないよう気配りして下さいました。
 過去にも同様の対応をいただいたことがあり、職員の皆さんの「相手の立場に立った」応対振りに改めて感謝します。

回答    担当課:税務課

 このたびは、「市長直行便」により、職員の対応に対するお褒めの言葉を頂戴しました。
 私は、職員に対して、市民の皆さんから「ありがとう」、「おかげ様で」と言っていただけるような仕事をしてもらいたいと日頃から伝えています。そうした中でこのようなお言葉をいただき、大変うれしく思います。
 今後も、税務行政に関して適正な課税はもちろんのこと、市民の皆さんに寄り添ったわかりやすい説明や対応を行うよう職員一同、努めてまいります。

ご意見:浜田城資料館公園のトイレについて

 先日、浜田城資料館公園のトイレを利用しようとしましたが、便座に座れないほど汚れていました。
 浜田市を代表する観光地であるにも関わらず、このような有様で良いのでしょうか。観光客に見られたら、浜田市は些細な管理もできない自治体と思われるに違いありません。

回答    担当課:維持管理課

 城山公園のトイレにつきまして、ご不便をおかけして大変申し訳ございませんでした。
 城山公園のトイレは、現在、週に2回の清掃を行っておりますが、利用者の多い時期には点検回数を増やすなどの措置を講じ、観光にいらっしゃる方々にも快適にご利用いただけるよう、努めてまいります。

ご意見:浜田駅の待合室を高校生の学習室に

 「浜田駅の待合室を、電車通学する高校生の学習室に」という計画を新聞で読みましたが、賛成です。
 お年寄りなど、他の待合者が座るスペースがなくなったではないか、という事態になった場合は、その際に改めて考えれば良いと思います。
 提案ですが、学習スペースに本棚を設置し、古くなり不要になった学習参考書を置いてはどうでしょうか。貸出・返却は自由とし、堅苦しいルールは設けず各々で利用できる本棚です。

回答    担当課:学校教育課

 浜田市では、列車待ちの高校生が自習できるよう、4月中旬にJR浜田駅1階待合所を一部模様替えをして、カウンター机や会議テーブルを設置することとしております。(※ 令和5年4月13日 レイアウトを変更しました)
 この場所には、浜田市観光協会が運営する観光案内と特産品販売所も併設されており、本市を訪れる観光客の皆さんにもご利用いただいており、また、現在、列車を待つ方や広島行きの高速バス利用者などにも使っていただいております。
 こうしたことから、ご提案のありました本棚を設置して、学習用の参考書を配置することは、利用状況とスペースの関係上難しいと考えていますが、今後、高校生の皆さんの利用が始まった後で利用者の声も聞いてみたいと考えております。

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