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浜田市オーガニックビレッジ宣言について

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 浜田市は、海と山に囲まれ、豊かな自然の恵みにより古くより農業や漁業が盛んに行われてきました。しかしながら、高齢化に伴う生産者の減少や、気候変動による災害の増加、また、これに伴う経営の不安定化により農業の存続が危ぶまれています。

 このような課題を解決するため、浜田市では有機農業を推進しており、令和2年度には有機野菜を市の振興作物として位置づけ、令和4年度から、みどりの食料システム推進交付金(国事業)を活用して「浜田市有機農業実施計画」を策定し、有機米や有機露地野菜の栽培実証や有機米給食を実施するなど、有機農業の産地化に向けた取組を進めています。

 こうした取組を通じて、豊かな自然や暮らしを次世代の子どもたちにつなぐために、温室効果ガスの削減や地域内エネルギー循環、食育の推進など、さまざまな課題に地域ぐるみで取組む「オーガニックビレッジ」を目指します。

 

浜田市オーガニックビレッジ宣言(PDF/734KB)

浜田市有機農業実施計画(PDF/650KB)

農林水産省オーガニックビレッジページ<外部リンク>

オーガニックビレッジとは

 農業者だけでなく、地域ぐるみで有機農業の生産から消費まで一貫して取り組む地域のことです。

 浜田市では、有機農業の産地づくりを進めるとともに、「いかしあうつながり(有機的な関係性)によって、浜田市の大地と海、風土をはぐくみ続けるまち」を目指します。

 

オーガニックビレッジはまだプロジェクト(オーガニックビレッジ実現に向けた浜田市の主な取組)

(1)企業等と連携した産地づくりの推進

 井関農機株式会社や楽天農業株式会社など連携協定を締結した企業等の生産技術を導入するとともに、最新の情報に基づくマーケットインによる戦略的な生産体制を確立します。    

(2)野菜や魚を利用した有機質堆肥の開発

  肥料等の資材の高騰に対応するため、出荷までの過程で発生する有機野菜の端材や、未利用魚などの資源を活用した有機質堆肥を大学や農機メーカーと共同で開発し、浜田市内の資源でまかなえるエネルギーの循環を作ります。

(3)有機農産物の地産地消の推進

  有機農産物の地域内消費が増えることで地域農業の持続性が高まり、かつ温室効果ガスの低減にもつながります。BUYはまだ運動と連携してPRを行い、市内での有機農産物の地産地消を推進します。

(4)有機給食・食育の推進

  市内の小中学校を中心に、有機米や有機野菜を使った有機給食を提供するとともに、農業体験などを通じて実際に農業に関わる機会をつくり、子どもたちの食育や環境意識の醸成につなげます。

 

事業推進体制

 浜田市農業再生協議会が主体となり、浜田市オーガニックビレッジ構想庁内推進会議により各担当課と連携するとともに、連携企業や大学などを幅広く巻き込んだ地域ぐるみの事業推進体制をつくります。

 有機農業の産地づくりを起点とした取組みにより、お互いの課題が解決される【いかしあうつながり(有機的な関係性)】を構築します。

   [有機農業の産地づくりを核とした事業連携のイメージ]

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